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オフミの温泉メロディ

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Oct 24, 2020
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新型エルグランドの広告がやたらポータルサイトのトップページに出てきます。どれだけ多額の宣伝広告費をつぎ込んでいるのやら?




  まったくの私見ですが、これは新型オデッセイの「ジェスチャーコントロールパワースライドドア」と同じくらい費用対効果悪いです。

だって、この程度のリニューアルで、本当にアルファードに太刀打ちできると考えているのでしょうか。私のかつて愛した日産は。

 

もともと、フロントグリルを大幅にオラオラにしたからといって巻き返しができるものではないのですよ。でも日産に残っていた良心が、あの程度に踏みとどまらせたのでしょう。

思うに、エルグランドのエクステリアの致命的な欠点は、ボディの「フォルム自体」にあるので、いくら「ツラ」だけ直しても無駄なのではないでしょうか。

 

何がいけないかというと、(私見ですよ)Bピラー、Cピラー、Dピラーまで全部ブラックアウトさせてまるで存在しないかに見せています。亡きエスティマも同様のアプローチですが、あれはフォルムが違う。

四角くのーっぺりと伸びたアンダーボディに、屋根だけ浮いている造形は、クルーザーでもイメージしたのかもしれませんが、どうも私には

 

「屋形船」

 

にしか見えません。どうにも頼りないのです。これに500万円オーバーの価値を見出すのは困難ではないでしょうか。本質はここと考えます。

 

かたやアルファードはどうでしょうか。各所をブラックアウトさせていますが、アンダーボディの一部を隆起させることで、しっかり支えている感を醸しています。ボディにもあくどいですがアクセントがあり、筋肉質感、塊感は断然こちらが上です。この手のミニバンが頼りない感じを醸したらアウトです。

 

でも私はオーナーの方には大変申し訳ないのですが、アルファード様の「顔」は嫌いです。

たとえは悪いですが、「習近平」を想起してしまいます。その険悪、陰険という要素をこのデザインに仮託されているというと言い過ぎ・・ですね、やっぱり。

結局この世は弱肉強食なのさというメッセージが小面憎い・・あ、また言ってしまいました。

 

だから、日産はエルグランドにはがんばってほしいのですよ。

せっかくの売れ筋のセグメントなのだからここは戦力の逐次投入という愚を犯さずに全面刷新すべきだったのですよ。

 

その判断ができないのが今の日産、ホンダ(流れ弾ごめんなさい)なのだろうか。もしかすると財務的な制約条件があるのかもしれませんが、だったらこの広告宣伝費は何?と戻ってきます。

 

でもエルグランドには心底がんばってほしい!

 

このフォルムのままマイナーチェンジだったら何がありえたか、こう言った手前言う責任がありますね。

 

私はどうせ売れないんだから少数になってしまった往年の日産ファンの心根に響く意匠をまとったらと思います(乾いた笑い)。

 

かつてのハコスカやブルーバードSSSに恋い焦がれた世代がいま購買力のあるジジイになっており、私がいまでも「昔の」ディープパープルに戻ってほしいように、あの頃の日産よもう一度という思いを抱いている消費者層はまだ残っているのではないか。

例えばいま手が届かないながら「GT-R」はいいナと思っている層が「これなら」と買いたがる車に仕立てる手はないか。

 

たとえば今の水平基調のフォルムを泣きながら活かして、フロントもリアも思い切ってスカG風の丸型ランプにするとか、ダッシュボード(死語か?)を思いっきりスポーツに振るとか。つまり家族からミニバンをと肉迫されてはいるが、でも「俺は男だ!どうした千葉県知事!」みたいな矜持も保ちたい、そんなあなたに。かつての私に。それだったら欲しいかもしれない。

 

ある雑誌にフルモデルチャンジの図が載っていましたが、これはフォルムはだいぶ改善されましたが顔がちょっと・・「日産デイズ」を発展拡大させたみたいでした。

私の世代だと、ウルトラマンの「メフィラス星人」をどうしても思い出してしまうのですが・・。







最終更新日  Oct 24, 2020 05:16:54 AM
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Nov 11, 2018
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困りました。

今日サウジアラビアに行かなければなりません。とあるプラントの件で、立ち会うように要請されたのです。ついでに、マレーシア、タイと寄っていきます。

 

サウジは観光目的の客は受け入れないので招聘状が必要です。先日ビザ発行のため田町の大使館代行センターに行ってきましたが(予想に反して)とてもフレンドリーでした。

行先はサウジ第二の都市ジッダーです。温泉はありませんが仕方ないです。

 

エミレーツ航空のビジネスクラスを用意されました。他のブログを見ると、なかなかよさげです。さすが産油の国、贅沢です。

旅程はほとんど聞いていませんが、無事帰国できたら(笑)レポートしてみたいと思います。

 

出発は今日の22時です。タイはちょっと楽しみです。

 

 

 







最終更新日  Nov 11, 2018 06:02:02 AM
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Aug 26, 2018
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お盆の最中で、どこもホテル旅館は満員・・というのが常識だが、実は、こういうときこそドタキャンで一人旅の枠がぽっかりと空くときがあるのだ。

盆の14日、朝から私はなんだか気持ちがぱたぱたしてきた。自分のなかの「宿日和」というやつだ。

 

いつも空いている宿はある(たいてい難ありで、エリアごとの一覧で最後のほうに来る常連)が、それなら無理していくほどのことはないし~と懊悩していると、楽天トラベルで、一人モノがやはり出たっ! 

 

「亀屋」と「ますや」。

「ますや」は大江戸温泉系列になって、ちょっと偵察したい気分にもなったが、やはり私の中で安心感があるのは「亀屋」。

 

何回か泊まらせていただいたが、丁寧な応対とちゃんとした食への姿勢は私の中ですっかり定着しているので、即、予約し、30分くらいで支度を済ませ、妻への慰謝料も払って玄関を飛び出した。

 

ホテルのフロントにいくと、やはりお盆、地元の従業員は結構休んでいるのだろう、ベテランの女性が一人切り盛りしていた。

 

私が予約できたのは「味噌っかす」みたいな部屋なのだが、それでも案内してくれるというので、謝絶すると「お気遣いいただきありがとうございます」と深々と頭を下げられた。「亀屋」さんの好きなところはこういう所なのだ。従業員さん一生懸命。

 

部屋は広いシングルルーム。もともと畳敷きだったのかな、レイアウトがなんとなくぎこちない。そうそう、私は最近、ホテルの企画を手掛けるようになって、プライベートでくつろぎにきていながら、ついついこまごまとチェックする癖がついてしまった。

 




たとえば、こんな感じ。この3階に、廊下に男女別のトイレがあるが、平面図を見る限り、トイレなしの部屋はない。ならば、これを取っ払ったらどれだけコストダウンになるか。

平面図といえば、HPには東館(高級)と西館(低廉)のような分け方だが、どうみても(外がわに回って、そしてグーグルマップでも確認した)増築部分は真南だ。なぜ、こういう区分けをしたのか・・謎だ。

 

最上階の展望風呂、とても見晴らしがいい。鳴子の自然と街並みのエッセンスが見渡せる。でも、正面の坪庭の部分に、避難通路の入り口みたいなのが突き出ていて、とても気になる。田舎の、通学用の地下通路の入り口にちょうどそっくりだが、ここを通って、どこにつながるのだろうかと、とても気になった。

 

ゼーゼー・・・。私は何をしに来たのだ。

いやいや楽しみましたよ。

うるさい家族がいない幸せ。寝転がってスマホで「くつろぎのビデオ(何?)を見る幸せ。

 

風呂は相変わらず素晴らしい。露店風呂に入っていると、ときおり陸羽東線が上を通り過ぎるのが見える。鉄道ファンでなくても、心が躍る。そうそう、このとき、すわっ、来たとばかりに身を乗り出してはいかん。放送事故になるので

いい風呂だったな~と脱衣場で扇風機にあたってうっとりとしていると、やにわに股間にちくりと刺激があった。

 

ついに発病したか!とぎくりとして箇所をみると、なんと大きなアブが私の股座にとまっているではないか。

お前は蚊のように生き血を吸うわけでもないのに、なぜ無用の殺傷をするのだ、この不届きものめ!と捻りつぶしてやろうかとも思ったが、とたん芥川の「蜘蛛の糸」が頭をよぎり、仏心が芽をだした。

「こやつも、好きでこのような稼業をしているのではない。たまたま、露天風呂と内風呂とを行き来するドアが開いたときに紛れ込んでしまったのだろう。そして、この脱衣場という不毛の地で、食うものも何もなくて私の股間などで糊口をつないでいるのだろう」と悟るに至った。

 

私のような気持になったのはこれまで何百人もいたかして、風呂に虫取り網が置いてあった。

私はそっと網をアブにさしのべると、彼(彼女)は自分からそこに入っていった。

「お前は私の気持ちがわかるのかい」とささやいたとき、あるものが目にとまった。

網の中に、先住民たる田亀の死骸が入っていたのだ。

 

私は露天風呂から大きく網をふるってアブを野に放った。

これで私の日常は日常に戻った。

 

言っておくが、これは亀屋の衛生管理が悪いわけでもなんでもなくて、少しでも自然に接しようと思えば、必ずつきもののことなので、それがいやな人はドーミーインでもアパでも行けばいいのだ。かなり乱暴なレポになってしまった。

私のなかで亀屋最高!という気持ちにゆらぎはない。

 

 

夜は、地元の居酒屋に行って、酔った勢いで盆踊りに参戦!

 

続けば続く。



鳴子温泉 ホテル亀屋







最終更新日  Aug 26, 2018 06:11:30 AM
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Jun 30, 2018
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またまた久しぶりのブログ更新です。

近況報告ですが、定年で仕事が変わりました。

4月から、とある企業の「顧問」をしています。

 事業内容は幅広く、また、これまでルールを作る側だったのがプレイヤーとしてやれるので面白みを感じています。

さて、本題です。

***********************


青根温泉「湯本 不忘閣」に2泊してきた。相変わらず気ままな一人旅である。

家内には2日間の慰謝料を支払っての一人旅である。

したがって宿選びに失敗することがあってはならない。

 ある土曜日、以前日帰り入浴を断られたことがある不忘閣のことをふと思い出し、矢も楯もたまらなくなって予約を入れた。最近判断力に自信がなくなってきた私であるが、この衝動的な行動は偶然、吉とでた。

とても素晴らしい宿だったのである。




まず、部屋がいい。
かなり昔に高台に増築したのであろう、非常に長い階段を上る果てにたどり着くといった感じだが、なんの、これでしんどいという年ではない(と、自分に言い聞かせる)。なにより窓からの眺めがよい。間近には敷地の竹林が幽玄な声で語りかけてくるし(大丈夫か)、コントラストのぼやけた山並みが遠望されるのも、とても心落ち着く。





この風景を楽しみながら飲むビール。はかどりますなあ!

そして風呂!

なんと一人でも貸し切りできる大浴場が3つもある。その一つひとつが、ほどよく薄暗く、非日常的で贅沢な空間となっている。思わず写真をとりまくるが、(こういうときにまちがって鏡を写すとえらいことになる)ええい、どれも湯気でさっぱりワヤだ。ここは無理をせず、旅館のHPから写真をいただこう。これは「大湯」。

 

ね!写真でもうっとりするけど、本当に上質なあの世のような湯だなあと一人瞑想にふけるが、かえって煩悩が増幅される。そもそも煩悩しかないのだから仕方がない。

 ・・・最近気づくこと。昔はクセの強い湯が好きだったが、最近、このような単純泉にも心惹かれる。年をとるのは悪いことばかりでもない。こうして、楽しみの幅が増えるのだから。

今に、リハビリで温水プールに入っても悦楽を覚えるに違いない。




・・・続く。次回は料理編。  (しまった。アフィリエイトと写真が被った)


青根温泉 湯元不忘閣

 







最終更新日  Jun 30, 2018 04:25:32 PM
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May 3, 2015
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「民宿」二宮荘の話である。
ここは地理的には東鳴子と川渡のちょうど中間にある。
幹線道路沿いにある看板を通りすがりに見た人は多いだろう。

ここは「民宿」と名乗っていることで損をしているフシがある。
おそらく純粋な家族経営なのでそのように表示しているのだろうが、設備等は通常の旅館にまったく遜色ない。
窓からの景色も美しい。
二宮荘 窓からの眺め1

二宮荘 窓からの眺め2

わたしは昨年初めてここを訪れてちょっと嵌ってしまい、今年の2月にも再訪している。
この旅館の魅力の大部分は、女将さんのほんわかした、しかも一本芯の通った人柄にあるかもしれない。宮城県のフード・コーディネイターとして活躍。
自家菜園でとれた野菜を中心にした料理を客に提供する宿だ。

この料理のうまさは忘れられない。(写真はHPより)

二宮荘 料理1
二宮荘 料理1 posted by (C)オフミ

夕食は肉、魚などもバランスよく配され、ヘルシーを押しつける様子もなく、とことん丁寧な味付けが印象に残る。
朝食の充実具合は、通常の旅館の、ほぼ倍といいたい。

なんどか風呂に行くたびに厨房の前を通るが、女将さんが立って仕事をしている後姿をみかける。なんと頑張っておられることか。

で、風呂なのだが、この泉質がすばらしい。
湯船は4人ぐらいが適量だが、その湯の白濁かげんが微妙で、琥珀色といえばよいのか。
ややぬるつるする、川渡とも東鳴子ともちょっと違う面白い湯だ。(写真はHPより)
二宮荘 風呂1

周辺の環境は抜群で、朝の散歩は実に快適だ。日本の原風景というと陳腐かもしれないが・・。


2月に訪れたときは、雪も心配だったので、JRを利用したのだが、女将さんが自ら駅まで送ってくださった。駅までは思ったより遠く、歩こうとしていた私はちと甘かった。
女将さんは、嫁入りではなく、この旅館の娘さんだったのだという。どうりで、名字と名前のバランスがいいなと思った。

飯坂・橋本舘、蔵王・吉田屋とともに、ここを私の常宿としようと思う。


鳴子温泉 和みの湯 民宿旅館 二宮荘








最終更新日  May 3, 2015 09:01:35 AM
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Apr 26, 2015
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ゴールデンウィーク初日だというのに、蔵王温泉街の大通りは人影がまばらだった。これも蔵王山が噴火する可能性が高まっているからだが、この温泉街は噴火口からはるかに離れていて、かりに大噴火が起きたとしても何の影響もない(温泉街の客は気づきもしないだろう)。それでも、客足は確実に遠のいているようだ。

こんな景色と空気のいいところ、なんと勿体ないことよ。

蔵王温泉2015042501

いつも日帰りで利用する吉田屋さんの女将さんは、「でも何とか宿泊はまずまずで、少し安心したんだけど・・」と言っていた。この宿はリピーターが多いから、そんなアホな風評被害は関係なく来てくれるに違いない。
いや、私も安心した。大好きな宿なので。

しかし、まずは蔵王温泉は安全だということをあの手、この手でPRするしかない。

少しでも売り上げに貢献しようと・・というのは嘘で、単に腹が減っただけなのだが、入った店がここ、しばママのお店。
大通りに面し、中央ゲレンデの隣だから、とてもわかりやすいところだ。

蔵王温泉しばママのお店1

いつも前は通るのだが、どうもあまりにお洒落な感じで男一人で入るのは気が引けていたのだ。

中には先客がふた組。一方は常連さん、もう一方は日本人女性と外国人男性のカップル。
女主人と英語の会話が弾んでいる。

スタッフがただちに冷たいお茶を運んできた。
なんでも、緑茶、玄米茶、抹茶をブレンドしたものだそうな。6種類ほどあるメニューから「豚トマ丼」を選ぶ。
「ここは初めてですか」スタッフがちと不安そうな顔をする。
(いかん、少しマニアックなものを注文しちまったか)とも思ったが、どんな味か試してみたい気もする。

しばらくしてお盆で運ばれてきたのは、上一面サラダで覆われた、洋風の丼。粉チーズとタバスコもどうぞと言われ、さらにスープには「八味とうがらし」を好みでかけるように、とのこと。
ワイングラスにはサービスのほうれんそうのお浸し、さらにはお代り自由のハーブティなど、とにかくサービス精神の塊のようなお店。

肝心の主菜のほうは、野菜、肉、ご飯を結びつける特製トマトソースが非常に加減よく、かなり旨い!
ちょっとした苦みは、「もってのほか菊」を混ぜているからか。

「しばママ」さん(初対面だが、誰が見てもこのかたがそうだろう)が挨拶に来られる。
「この野菜は全部自家製ですので安心して召し上がり下さい」と説明をいただく。たかがランチでこんな丁寧なご挨拶をいただくのは極めて稀である。

最近、店では写真を撮らないようにしているので、HPから、別のメニューを転載させていただくが、この味への拘りぶり(基本的にはこの言葉は嫌いだが)をみるとおそらくどの品をとっても失敗はない気がする。

しばママのお店2(HP)(これは「あら、まぁ、びっくりサラダ丼」です)


うまく、ホスピタリティよく、リーズナブル・・ランチ850円でこの満足度は最近にないマイヒットだった。勘定の際、さきの外国人男性もこのランチを絶賛していた。

またライダーの客がぞろりと入ってきた。なんだ、十分繁盛してるな(安心)。

しかしこれまで何度となくこの温泉街を訪れていたのに、こんないい店をスルーしていたとは、実に痛恨の極みである(そこまで言わなくてもいいか・・)。

今後は吉田屋に宿泊の折には(私のなかで吉田屋は固定なので)、昼食、夕食ともにここでいただこうかと思っている。・・・でもたまには利休さんのネギ味噌ラーメンの出前も捨てがたい・。

蔵王は、いつ来ても、最高な場所なのだ。






最終更新日  Apr 26, 2015 06:35:27 PM
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Apr 23, 2015
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仙台から瀬見まで車でおよそ2時間、そろそろ疲れが出てくる体に軽くむちを当て、一路羽根沢温泉を目指す。どちらかというと平坦な、ときおり味わい深い集落を通過しながら走る。

目的地は、湯、料理、接客などに定評のある「松葉荘」。

松葉荘外観1
松葉荘外観1 posted by (C)オフミ

5年ほど前に隣の加登屋さんに一泊したことがあり、もっぱら料理がふんだんに供されたことが印象にある。温泉街には、今や旅館は三軒のこったきりで、歓迎札は松葉荘が一番多い。新庄と仙台からの客で占められる。

玄関ロビーは無人で、しばらく誰も出てこなかったのでソファに掛けてしばし待つ。どうも家族だけ仙台で切り盛りしているようで、チェックイン時は込み合うのだろう。
ご主人が現れ、「3階で申し訳ありませんが・・」と
案内してくれる。

ネットでこの宿を紹介する人たちが必ず言及するのが、部屋の広さだ。

201504松葉荘02
201504松葉荘02 posted by (C)オフミ

たいていの部屋では、ふた部屋の仕切りを抜いて一部屋に改装してあり、これも時代の個人客へのシフトに対応してのことだったろう。
「寒いですので、おふとんは厚手のものになっています」明るく朗らかな感じの女将が言う。
なるほど、だいぶ上等な布団だ。シーツもウールの厚手なのが普通と違う。
「この窓の外のモミの木がいいですね」
「これはモミっていうんですか、私がここに嫁いできたときからありました」

この宿だけは3階だけが眺望が効くのではないだろうか。まだ広葉樹の木々は葉の満ちるのを待っているが、それでもところどころで豊かな表情を持つ山々を眺められるのは良い。
館内や室内は基本的に古い躯体が殺伐とした感じを与えないよう、ところどころリフォームしたり、インテリアの工夫をしたりして努力の跡がみられる。部屋の壁などは張り替えたばかりだろう。できるところからこつこつと手直ししているに違いない。私はこうした宿が好きだ。

風呂は男女交代制で、夜までは男は狭いほうだったので、外のスリッパをみながら空いているときを見計らって入った。それでも相客がいた。私より4,5つ年配のおやじさんだ。
何度も体に湯をかけてから、おずおずと体を沈める。熱い・・とろとろだ・・この感じ、なんだろうと思った。そうだ、濃厚ブイヨンのような感触だ。ブイヨンに仮に体を浸したらこういう感触になりはすまいか。

「今日はそれほど熱くないな」 相客が呟いて、話が始まった。
新庄から夫婦でこられた。月に一度は一緒に温泉めぐりをしているが、ここはあまりに近くてそう頻繁には来ないという。肘折においしいそば屋があるという。「寿屋」というらしい。

夕食は楽しみにしていたのだが、期待を裏切らなかった。

松葉荘夕食1
松葉荘夕食1 posted by (C)オフミ

牛の陶板焼きをメインに、天ぷら盛り合わせ、馬刺し、山菜の煮物、こごみ、そば(鴨のつけ汁)あゆの塩焼きなど。とくに美味だったのは、ヒラメのカルパッチョ風地元の野菜あえ(←勝手につけた名前)。

松葉荘夕食2
松葉荘夕食2 posted by (C)オフミ

ご主人が説明してくれたのだが、活きのいいヒラメに地元の生野菜を載せ、青いトマトをベースにしたドレッシングをかける。これは新鮮な味わいだった。
なるほど、山深い宿で刺身の盛り合わせなどは無粋だが、こういう出し方をすれば楽しめる。ヒラメのぷりぷりした淡泊な身と、野菜の苦みがよく馴染む。

ご飯まではとても胃が収容できず女将さんにギブアップすると、「では夜食用に・・」とちいさいお握りにして下さった。

夜は「ふかふか布団」のお陰でよく眠れた。5時起床。目ざましにひと風呂・・と思いきやすでに二組のスリッパが並んでいる。宿泊者の年齢層が高いことを示しているな。しばし茶を飲み、出直してみると、今度は貸し切り状態だった。

松葉荘風呂
松葉荘風呂 posted by (C)オフミ

男女入れ替わり、広いほうに入った。これは断然広い。そしてやっぱり、広いほうが気持ちいい!湯の良さはまったく感動もので、とろみ度では日本の最強レベルではあるまいか。肘折のあの色や金気臭も捨てがたいが、この湯はクセになる。

前回同様、周囲を散策。早朝の林道はとても心地よい。宿の裏手には人家はないが田畑が続く。近くから通いで農作業をしているのだろう。土手に開いてしまったふきのとうが目立つ。後で女将さんに聞くと、「このあたりでは誰も取らないんですよ」と笑っていた。
山肌を見ながら歩いていてハッとした。屋根が崩れ落ちたロッジ風の建物の正面に、いかにもゲレンデになりそうな開かれた斜面がある。左右に投光機も残っている。
昨夜風呂で相客になったおやじさんが、「昔、ここにもスキー場があったんだよねえ」と語っていたが、ここだったのか・・。ここが多くの若い男女でにぎわっていた様子を想像しようとするが、どうしてもできない。

散策の後の朝食も、大変うまかった。小さいお盆に小鉢が並ぶスタイルは、とても気が利いている。どの鉢も、味付けがよい。とくにゼンマイの煮物は、これ一品で十分ご飯が進む。

松葉荘朝食
松葉荘朝食 posted by (C)オフミ

シャケが大きすぎないのもいいが、昨日腹いっぱいで無理して食べたキングサーモンが、ここに回っていればな、とも思った。

帰りしな、注文していたマイタケを2箱受け取ったが、あまりのキノコの立派さ、量の多さに唖然。
温泉街の見事な肘折に比べ、どうしても地味な存在の羽根沢だが、こういう素晴らしい宿があるということを一度多くの人に体験していただきたいと思う。







最終更新日  Apr 23, 2015 06:43:30 AM
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Jun 3, 2013
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先々週、部屋つき休憩であまりにも「いづみ荘」の料理と湯がよかったもので、どうも赤倉に嵌っている此の頃。
でもたった2週間で再訪というのも、なんだか大人げない。

楽天などを通さずとも一人部屋休憩の宿を探したら、ありました!
湯沢屋さんです。

赤倉3

ここは「あべ旅館」同様、すばらしい大浴場があり、もう過去に3回は訪問しており、そのたびに丁寧な接客が印象に残っていた宿でした。

今回もその印象にたがわず、チェックインのときの大女将さんらしき人も、アウトのときの女将さんらしき人もしっとりとしたホスピタリティを感じました。
ちょっとした一言が暖かい。そんな感じです。

大浴場は何度かブログでもご紹介していましたが、サーバーが廃止されたりしておりましたので改めてアップします。

こちらが午前中、男性用となるりんどうの湯。

湯澤屋りんどうの湯

女将さんがエレベーターの中で「本当に狭くてすみません。」と言うのでどの位かと思ったら、なんと!7人ぐらいは平気で入れるほどの風呂場で、普通の旅館なら大浴場で通じるくらい。

でもここの宿の方々のスタンダードは、やっぱりコレなんでしょう。「芭蕉の湯」。
大きな角ばった石造りの浴槽と、もうひとつ、天然の岩盤を生かしたサブの浴槽。こちらは、上がり湯か。
芭蕉の湯2

この浴場、どことなく端正というか厳粛というかそんな造りで、湯に使っているとつい真言でも唱えたくなってしまう雰囲気があります。

湯は無色透明ですが何度か出入りを繰り返していると、ほっぺにとろみが出てくるのがわかります。これは「いづみ荘」さんでも感じたことでした。

部屋は思いがけず川側。これはうれしい!次の間風のテラスもあり、一人で、しかも休憩でこんな広い部屋を使ってもいいのかな??

湯澤屋部屋1

窓を開けると、ごうごうという川音が室内に入ってきます。
宿の人は、「うるさかったら、閉めてくださいね。」といいますが、とんでもない!私はこの川音が大好物。
この部屋にいるだけで、ヒットポイントが回復する気がします。

12時きっかりにお弁当が運ばれてきました。
1500円の「湯澤屋弁当」。これが、またすごい。お膳といっても通用しそうな・・どうして赤倉の宿はコストを度外視したような料理の出し方をするのでしょうか。
なにしろ、ナベまでついた料理を「弁当」というのかどうか・・。

湯澤屋弁当

おお、いづみ荘と同様、山あいの宿なのにりっぱなお造りが。まず、これで軽く一杯。
天ぷらで二杯目。ここにもエビやキスが。でもやっぱり天ぷらでうれしいのは山菜に尽きますね。
あ、これは郷土性でしょうか、いづみ荘同様、きんきだかアマダイを味濃く煮付けたもの。これもご飯が進みます。山菜のミソ和えもまたうまし。
おなべは、ただの味噌汁と思いきや、魚のアラと山菜のミズの茎が入っていました。
で、どーしようか、このでかいキングサーモン・・。
よほど袋に入れて持ち帰ろうかとも思いつめましたが、なんとかこれも平らげて・・肉で巻いたジャガイモの料理も、腹にこたえました。
なんでこの赤倉の宿はこれでもかというくらい出してくれましすかねえ?

下げに来た仲居さん、「ご飯は足りましたか?」って、げふっ、もうのど元まで詰まっております。でも満足、大満足でした。

昼食のあとは、まどを全開にして、川音に浸りながら午睡。
本を読んでいて、カクッとなるのが一番幸せな瞬間です。

しかし、これで休憩込みで3500円は安い。安すぎです。私は仙台在住なので高速使っても2時間以上はかかりますが、これで新庄にでも住んでいたら、2週間にいっぺんは通うでしょう。
でも、たまにはお隣の「クラブ食堂」も評判がいいので入ってみたいなあ。



赤倉温泉 悠湯の宿 湯澤屋



 






最終更新日  Jun 3, 2013 09:11:24 PM
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Aug 13, 2012
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5年ぶりくらいでしょうか、以前このブログでも紹介した、「やくらい薬師の湯」を再訪しました。仙台から鳴子方面に向かう国道457号線(羽後街道)をローソンから左折、農に出ると、広やかな田園が見渡せる爽快なコースとなります。ほとんど突起のない平坦な水田がどこまでも続くことに加え、一区画あたりの面積が広大、この特筆すべき気分のよさはそのためでしょう。ときどき見える畑は、ジャガイモでしょうか?

往復で通りがかるこの加美町、小野田地区というのでしょうか、とても個性的なまちです。細い街道沿いに印象に残る建築様式の、あるいは不可思議な屋根の色の寺院や店舗が点在し、あきらかに高度成長期前半くらいに相当賑わった形跡があり、お店それぞれにそれなりに設備投資というか、甍を競った感じもあり、それが比較的崩れずに残存し、通りの独自の文化性を形成しているかのようです。こういう光景をレトロとひと括りにするのは簡単でしょうが、もうちと深みをお示ししたい街道の風景でした。

加美町1

田園地帯の中に平成5年に忽然と姿を現した巨大なスパ・コンプレックスは、震災後も賑わいを失っていません。地域の方々の娯楽の殿堂、そんな存在なんでしょう。

やくらい2

ロビーなどもとても広々。休憩所も館内のところどころにあって、繁忙度合いによって順次開放していく運営になっています。

やくらい1

常に大勢の人が出入りしているために風呂の写真はご紹介できませんが、内湯、露天風呂とともに広さは十分であり、露天風呂のムードもこの手の施設としてはなかなか良いです。
ホームページでご覧ください。
泉質は、まあかなり加水循環されているでしょうから、特筆すべきことではありません。これで三本木の花おりの湯くらいの湯であれば、毎週通ってしまうでしょう。

なにしろ、ロケーションがいいし、ドライブが快適です。

やくらい3

私はなぜか、このあたり、ないしは「かっぱの湯」にいたるあたりの、田園風景にほれています。






最終更新日  Aug 13, 2012 06:10:32 PM
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Aug 4, 2012
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タイトルで、内容を出し切ってしまい、途方にくれておりますが(笑)、今日は近場でどこか・・と探していたところ、急に脳裏にきよ水が浮かんできました。
午後2時までに日帰り施設に入館すると、本館の風呂と両方楽しめるシステムが何といっても良いです。

とくにこの宿は、本館の露天風呂がなかなかいい雰囲気です。
今日は、本館内湯露天、広間で昼寝、館内で昼食、別館「せせらぎ」で内湯露天、という順番としました。

きよ水本館露天2

風呂については以前ブログでご紹介しましたので、今回は省くとして、館内でランチを提供する香港料理の店「遊味旬菜」がすばらしかった。

この店に入るのは初めてで、まず緑豊かな窓に面した席があるのに感心しました。まだ時間が早く、客が込まないようでしたので、迷わずその席に。

ランチは「石焼回鍋肉」。これが大当たりでした。

遊味旬菜 石焼回鍋肉2

アツアツのプレートの上で、野菜と肉がジュージューと強く爆ぜています。
フムフム、熱い、甘い、辛い、しょっぱい・・いろんな要素が続々と攻め込んできます。
肉も、普通の中華料理店の酢豚のような小さい塊でなく、豪快な厚切り。脂肪の味がたまらない。

遊味旬菜 石焼回鍋肉

小ぶりの茶碗によそったご飯などはあっという間になくなり(おかわりできないかな~)、あとはこの甘じょっぱいオカズのみとひたすら格闘(おかわりできないかな~)。
いやー、先ほどの温泉の効果とあいまって、汗が出ます。

遊味旬菜 外観

この店、秋保訪問の際の昼の定番となりそうです。







最終更新日  Aug 4, 2012 08:24:25 PM
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