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オフミの温泉メロディ

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全7件 (7件中 1-7件目)

1

ユーライア・ヒープ解説

Oct 19, 2006
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幻想への回帰

私の中であるとき急にポジションが高まったアルバム。
またヘッドホンでじっくり聴きなおしてみる。

1. Return to Fantasy
2. Shady Lady
3. Devil's Daughter
4. Beautiful Dream
5. Prima Donna
6. Your Turn to Remember
7. Showdown
8. Why Did You Go?
9. Year or a Day
10. Shout It Out
11. Time Will Come
12.Beautiful Dream

1.の幻想性とスピード感はやはりヒープだけのもの。
ほかにどのグループがこのようなハードさとイリュージョンを両立させた曲ができる?
ただこうして改めて聴いてみるとケンのキーボがやや生彩を欠くような気がする。

2.はアルバムで聴くとイマイチかと思っていたが、ビデオクリップではなかなかハードでノレる曲なようだ。

ウェットンの語尾がウィン?と上がるプレイがゴジラの雄たけびのようでセクシーだ。

またカースレイクのお家芸3連オカズが華麗に決まっている。

それほど難易度の高いフレーズではないが、彼がやるとまるで別物になるのだ。
私のなかではボーナムとカースレイクは、ほぼ同格なのである。

4.は私のなかではヒープのベスト10に入る。
メロもそれぞれの演奏もクールだが、バイロンのボーカルには恐れ入る。
むろんキーボの静かな狂気、わかりやすい抽象が際立っている。
ケン・ヘンズレー恐るべし!

カースレイクのザクザクしたハイハット・プレイも聴きどころ。
彼のHHシンバルはスネアの干渉を避けるためかなり高い位置にセッティングされているので、スティックが立った状態であたり、このようにざっくりした音色になるのだろうか。
非常にキャラが強いシンバル音になっている。

それから少しおいて(笑)、8.も心に沁みる。
Why Did You Go.とはこのアルバムの制作途中にセインが去ったことに符合してしまう。
あまりに悲しい曲だ。
そして、これほど様々な要素が込められた曲もそうあるもんじゃない。
哀愁メロかと思うとトロピカルともいえるギターソロが噛んだり・・。

私が特に感じ入るのは11.だ。
作品としてのクオリティが高いと思う。これもヒープでなければ絶対生まれない曲だと思う。霧の中から黒い影が浮かんでくるかのようなイントロがとりわけ秀逸。

12.は今は亡きゲイリー・セインがベースをプレイしている。

私にとっての世界最高のロックベーシスト。
しかしこのプレイは、「明日のジョー」を思い出してしまった。

「無冠の帝王」として名を馳せ、ジョーと歴史に残る一戦を演じながら、その後パンチ・ドランカーとなり無残な姿をみせるカルロス・リベラ・・。
彼と再会したジョーの嘆きのセリフは確かこんな風だったのではないか、
「あのカミソリみたいなパンチがこんなになっちまってよお~」

コンサート中の感電事故により重症を負い、天才的なベースプレイを封印されてしまったその無念は想像を絶するものがあっただろう・・。
このプレイを収録した年、1975年12月8日、Gary Thainは精神安定剤の大量摂取により27歳で亡くなってしまう。
最新版はオトが格段といいというし、また5.7.8.のセインの未収録テイクがボーナスで入っているので、これは手元に置いておかねばと思っている。
ユーライア・ヒープ/幻想への回帰(紙ジャケット仕様)






最終更新日  Nov 21, 2010 06:58:13 PM
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Oct 18, 2006
幻想への回帰

いまでは超・大御所のジョン・ウェットン。エイジア結成前、ヒープ加入第一作目のアルバムだ。 全英7位。

私は故・ゲイリー・セインがプレイしてないヒープなんて・・と、しばらくはまともな聴き方をしてこなかったが、「USA」を聴いてキンクリに目覚めてからは、ウェットンの株が自分の中で急上昇。

このアルバムまで、イッキに愛蔵盤に昇格した(ふっ、人間なんてそんなもんサっ)。

デビッド・バイロンのボーカル、極めて切れ味よくセクシー。

もしやロック・ボーカルの最高峰だったのではないかと思えてくる。

リアルタイムではパープルのギランにほれ込んでいたが、今こうして聴き比べるとバイロンのほうが凄かったかもしれない。

この人も故人になってしまっている。合掌。

★★★★☆

1. Return to Fantasy
2. Shady Lady
3. Devil's Daughter
4. Beautiful Dream
5. Prima Donna
6. Your Turn to Remember
7. Showdown
8. Why Did You Go?
9. Year or a Day
10. Shout It Out
11. Time Will Come
12.Beautiful Dream

続く。






最終更新日  Oct 18, 2006 05:01:46 AM
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Oct 14, 2006
ユーライア・ヒープのボーカリストだったジョン・ロートンが1994年に元ルジファーズ・フレンドのギタリスト、ピーター・ヘスレインとのコラボレーションでアルバムを発表したもの。

これは凄いお宝作品ですっ!

1.Get In
2.Heartbreaker
3.One Way Ticket to Hell
4.Do'nt Look Back
5.You Touched Me・・
6.Cadillac
7.Step by Step
8.Rebound
9.Sumogrip
10.Sheree
11.Back in theTrack
12.Banzai
13.Any Day Now
14.Ride The Sky
15.Free Me
16.Get Out
17.You Touched Me With Your Heart

まず一曲目、誰の感性か?この狙いすました演出。
はじめから心をぐっと掴まれる。

2.はまさに王者のロックです。
「タイガーズ・アイ」にもクリソツですが・・(笑)。そのドラマティックさ、スケールの大きさ。
音のツヤがAORではありますが、とにかくロックとして一級品です。

ここでみせるピーター・ヘスレインのギターソロはスコーピオンズのマティアス・ヤプス
が感電しながら弾いているようであります。

3.もまたプログレ風味のイントロですがキャッチーで劇的な佳曲。

リフのところのキュ、キュ、キュイ~ンというシンセのオカズがまたいいです。

ほかにもあんたはエンゲルベルト・フンパーディンクかっとツッコミを入れたくなる5、余裕たっぷり大人のファンク6など、いい曲目白押しです!!
また転換部の9は、プログレッシブでスペイシーな独自の世界を構築、芸術性が高いとみました。

ロートンの歌はもちろん絶好調です。
声質からホワイトスネイクのデビカバと比べられることも多いですが、唄い方をよくよく聴いていると、ロニージェイムズを品よくしたようにも感じます。

いやはや、いくら懇親会とはいえ、こんな凄いお方のバックでドラム3曲も叩いてしまったのか。しかもまったく練習なしで・・。
鳥肌が立ってきました。 今ならかえって固まってしまったかもしれません。

でももう一度チャンスがあるのなら、ぜひ「ハートブレイカー」を一発ぶちかましてみたいものです(懲りないヤツ)。

アルバム全曲通しても、ベタ曲、お手軽曲がひとつも見当たらないのは大したもの。
ロートンの実力を遺憾なく刻印した、名盤です。 ★★★★★


スモウグリップ






最終更新日  Feb 6, 2011 10:21:04 AM
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May 4, 2006
 ツタヤからもらった「ミュージック・ハンドブック2005」にも「大人のロック!」の「人気番付」に、ヒープのヒの字も出てこないのは実に寂しいことです。

 しかもいまだに現役バンドとして活躍しているのに。

 とにかくメンバーチェンジの多いバンドで(パープルなどに比べても遥かに多い)ある時期からは出すアルバム出すアルバム、「期待するだけムダ」という状況になり、ファンを失っていったのはまことに残念です。仏の顔も10度までだったようです。
 
 それでもヒープには未だに根強い愛好者がおり、まあ、私もカツカツではその中に入るのでしょうか。ときおり棚から出してはやっぱイイじゃないの~。と満足しています。
しかも聴くたびに新しい発見があったりして、なかなか深いのですよ。
★★★★

1.Bird of Prey

イントロのキーボ、コーラス、そしてひときわ鋭く響き渡るヴァイロンのシャウトと徐々に加わっていくところ、は何度聴いてもよくできてます。そして続くAメロも秀逸だ。ドラムがちょっと物足りませんが。

2.Park

 地味だがヒープらしい、秀作だと思います。
 なぜかこの曲聴いていると「日本昔話」を思い出してしまいます(あ~っ、何てことを!)
 途中からはブレイクの多いジャズ風で、ちょっと「クリムゾン・キングの宮殿」を思い出さないでもありません。

3.Time to Live

イントロもうちょっとならなかったのでしょうか。
 で、全体にもっとヘヴィな音にしてもよかった。
 ヴァイロンのシャウトは実によろしいです。

4.Lady in Black

 ああ、懐かしい。 2代目ヴォーカルのJOHN LAWTONさん来日記念オフ会で叩かせていただきました。
 そういう思い出が重なると、余計イイ曲に感じますね(笑)。

5.High Priestess
 
 軽快ロックンロールですが、エコーの利いたコーラスで一味違います。ま、次のSalisburyが「満漢全席」なのでちょっと腹ごなしといったところか。

6.Salisbury

 オケも大胆に導入した荘厳なイントロ。ちょっと一期のアートロックなパープルも思い出します。
 Aメロは’JULY MORNING’に酷似していないでしょうか。
 この曲で再発見したのはリードギターのMICK BOXの素晴らしさでした。
 曲全体の仕上がりを考えて音作りをする職人です。
 リアルタイムではギターのテクがパープル・ツェッペリンに見劣りするなーとずーっと思っており、その演奏する姿から「寝たきりギタリスト」とか悪態をついていたのですが、なかなかどうして。
 間奏部なぞはこれなくして曲が成り立たないくらいいい仕事をしているではないですか。









最終更新日  Dec 27, 2010 06:23:11 AM
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Feb 17, 2006
 このバンドで、もしどうしても一枚だけ、というのであれば、演奏面では次のメンバー構成がベストですが、曲のよさでこのアルバムかも・・。
 なにしろロック界のマイベスト'July Morning'がありますからね~。
 
この曲には苦い思い出があります。
 ちょっと、付き合っていただけますか・・コポコポ(ビールをつぐ音)。

*****
 無謀にも大学祭のサテンのステージで、叩きながらこの曲を歌ったのは、ドラムはじめて5ヶ月めの秋だった。

 今考えるとシャウトに渋みがまったくなく、まあ「リハビリ中期の野口五郎」のようだったかもしれない。オカズもタムとバスドラを組み合わせて、なんてことはできなかった。

しかし初心者ドラマーとしての最大の問題は、あの延々と続きフェードアウトするエンディングをどう締めくくるかだった。
当初の案は、「バスドラを使って俺の「ダドンド!ダドンド!」が始まったら4小節やって終りね♪」というありがちにして大雑把なものだった。

しかし不幸はいつでも突然やってくるものだ。

あのときも・・エイディングのキーボソロで、私が「いつもより余計に鳴らしてます~」というノリで力みすぎなければ・・。

右足に、「ン、足応えがなくなったな・・」と思ったら、なんとバスドラを打ち鳴らすべき・・何というか・・専門用語で「ビーター」(こけしの頭みたいなヤツだ)がころころころろんと客席のほうへ・・。
 バスドラを、頭なしの「棒だけで」叩くことになってしまったのだ。本番中に。まことに遺憾極まりない事態であるといえよう。
帰ってこい!!私のビーター!・ってか・・。

私は心底あせった。
それまでの一生でこんなにあせったことはない。
それからも今までない。

この演奏を私の合図で終わらせなければならないのにだ。
合図するすべは、すでに客席の中に吸い込まれてしまったのだ。
私は「着陸寸前、機器の故障でどうしても車輪が出ない機長」の思いであった。

 次に私がやったことは、いろいろな「顔で」メンバーにイッツエマージンシーであることを悟らせようとしたことだ。
 「顔文字」のはしりである。違うか・。

 「おいらの、バスドラのペダルが、壊れちまったんだようっ!!!!」
 という顔を精一杯した。

 そのときの努力を誰かわかってほしいが、
 メンバーは私の表情の真意をまったく掴みとってくれない。
 「こいつ、ずいぶんとイレこんでやがるな~さっさと終わりやがれ!」って表情でニヤニヤしている。
 TPOってものがあるだろう。
 さらに言えば、通常の職場のコミュニケーションがいかに大事かという端的な事例である。

 私は躊躇したが、
 どうせこのままなら低音が不自然なのは必至!!
 と悟り
 イモだな~と思いつつ、
 フロア・タムを
 ダドン!ダドンド!
 と打ちならして回りの了解をゲットした。
 なんとか事なきを得たのであった。
*******************

 あ~今思い出しても汗が・・。
 しかしこの直後の私の師匠の言葉が非情でした。
 「今日の演奏よくなかったね~」
 事情を説明すると、
 「お前アホだね~」
 と一言総括。

 「悪いのは日常的な備品管理体制だろうがっ!」

 とそのとき思ったのですが、よく考えるとそうした管財機能(ローディ)を果たすとすれば新入りの私以外なかったのであります。たはは・・
 さて前置きが長すぎました。★★★★☆

1. LOOK AT YOURSELF

 音がはじまったときから最後まで続くこの緊迫感、いいぜ~。
 
 こういうお夏・・いかん誤変換だ、音圧ではボーカルの歌唱力だけが頼りですが、
 バイロンはギランと双璧の実力です。もしかするとバイロンが上かも。

HEEPはメンバーがみんなコーラスの4番打者で、穴がありません(笑)。この曲を聴いたときかなり驚きましたねえ~。
 でも逆にこのコーラスの素晴らしさがヒープ人気を足を引っ張ったかもしれません。

 なぜなら、こんなにうまくコーラスをコピーできるアマバンそんなにないですからね(笑)。
 売れるためには、大学祭でみんながやれなければならなかったのです。
  
2. I Wanna be Free
 
 この入り口ですべっていたらヒープはここまで成功していなかったでしょう。
 よく構成されている曲です。ケンさんの頭のよさか。

3.July Morning

 ピュアな美しさと同時にシュールにして不吉な影を持つ曲で、その不安定さに自分自身を投影して感情移入していた時期がありました(前述のエピソードはご愛嬌として)。
 
 今聴いても、神がかっているくらいの名曲だと思います。
 この曲をセインとカースレイクがライブでやるとさらに最高中の最高になります。

4. Tears in My Eyes
 
 こういうキメの多い曲をヒープがやるときは割りとネタ切れのときですよね(笑)。
 この曲は演奏面ではミック・ボックスがサウンドの中心になっているかな。ワイルドさ、華麗さ、いろんな表情を見せてくれます。当時のリッチーやペイジに比べてはいけません。誰だって大天才と比べられるのはいやでしょう(笑)。
 
5.Shadows of Grief
 
 このリフ、ウェーバーの「オペラ座の怪人」の流用か(笑)。
 でもこういう曲は、ヒープの独壇場でもあるんですよね。
 全体に構成は冗漫なのとミックのギターソロがやや愚直すぎたのが残念。
 
6. What Should be Done
 
 ちょっと一服・・の作品として完成されています。

7.Love Machine

 パープルのアルバムだと最後に実につまらん曲がくることが多いんですが(「A200」とかね・笑)、これは結構悪くありませんでした。









最終更新日  Dec 24, 2010 07:51:19 PM
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Feb 16, 2006

 黄金期の輝ける一枚。初めから終わりまでHRのおいしさが詰まった名盤!

 私はリー・カースレイクのドラムが好きです。地味だけど、ずっしりと重い後ノリのタイム感、あまり残響を残さないクリアなサウンド作り、足癖ゆえか絶妙の味わいが出るハイハット・ワークなど、非常に個性豊かでかつテクニカルでもあるドラマーだと思っています。
 
 ★★★★☆。

1.Wizard

 いいな~おとなしい曲ですが、しゃかしゃかクリアなギターとペタペタしたドラム、はああ~なコーラスにヒープのエッセンスを感じます。

2.Traveller in Time

 よくもまあこういういい曲ができるものです。
 ライブで演りました~。
 でも今思うとちょっとコピーがおざなりだったなと反省。
 ムリして乗りを作らないほうがいいのですね。
 それにバスドラをところどころパカパカ織り交ぜてのオカズを全部まねすりゃよかったかな、とも思います(でもけっこう大変)。LEEのドラム、玄人好みなのですが一番目立つところでヘタに聴こえるようなオカズ入れてるのはなぜか(笑)。
 私はあのブレイクのあとのオカズは、本番ではちょっとひねりました。

3.Easy Livin'

 イントロはメガヒット、Look at Yourselfを思い出させるけど、もう少し軽い。
 何しろEasy Livin'ですからね(笑)。
 かっこよくまとまってます。

4.Poet's Justice

 ボーカルのシャウトも凄くパンチがあります。
 ゲイリー・セインも低音、高音の間を自在に行き来していていい感じです。
 これぞHRベース。
 ハードさと玄妙さがマッチした、ヒープの魅力が浮き彫りになっている曲です。

5.Circle of Hands

 
 ヒープの最高傑作のひとつでしょう。
 荘厳なキーボの響きで幕をあける。
 バイロンのヴォーカルも表情豊かでかつ端正という背反する要素を両立している。
 常に傍らにいるこのベースの「裏打ち感」がたまらなくよいです。
 ギターのソロ、つい「空とうみのいろ~」と歌いたくなるのは私だけでしょうか(笑)。
 このフレーズもけっこうスキですよ。最終ラウンドで高らかに歌いあげるニュアンスのピアノもなかなかありそうでないアレンジで、ヒープ固有の美的センスを感じます。

6.Rainbow Demon

 DEMON にもいろんな種類があるのかな?サン・デーモン、スモーク・デーモンとか・・。スモークサーモンみたいだな(笑)。
 なんて下らないことを考えてしまいました(笑)。
 なるほどRAINBOWぽいリフって、このころないか(笑)。ヘヴィーなロックです。じっくりと聴きましょう。
 
7.All My Life

 うろちょろして、何をしたいのかわからん曲です。
 このアルバム以降、こういう曲が入るようになったのはチョット残念です。
 ムリして埋めなくても、いいアルバムは評価されるのに・・。
 ミック・ボックスのギターは後半キュンキュンいわせ、割と張り切っています(笑)。

8.Paradise
 
 シャキシャキしたアコギと幻想モードのコード進行がいいです。
 メロディーとしては意味不明な部分もありますが、少なくても、こういう独自の世界観がある曲はヒープしか作らないでしょうねえ。

9.The Spell
 
 いきなり中盤、ヒープでしか味わえない
 「ああああ・・ここじゃ濃厚ふかひれワールド」。
 そこから後半への導き方もなかなか。全体構成は組曲という趣であります。
 
10.WHY
 
 ロックの王道をいくリフ、メロディ。
 演奏するほうはいくらでも弾きこめるので面白いです。
 はたしてこのテイクのベースは誰なのか?というミステリーもまだ残っています。
 このあたり時期的に3人のベーシストが交錯しているので。
 でもフレージングはセインではないな・・。
 いずれにしても、こういうベースのための曲というのは実に楽しいものです。
 日本の「チョッパーズ・ブギ」しかり。

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Uriah Heep ユーライア・ヒープ / Demons & Wizards 輸入盤 【CD】






最終更新日  Jan 6, 2011 06:47:28 AM
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Dec 30, 2005
HIGH AND MIGHTY/URIAH HEEP 1976

ハイ・アンド・マイティ

ハイ・アンド・マイティ

価格:1,600円(税込、送料別)



70年代ブリティッシュ・ハード・ロックの雄、ユーライア・ヒープは入れ替わりの激しいバンドです、'DEMONS AND WIZARDS'から'WONDERLAND'あたりまで、つまりボーカルのデビッド・バイロン、キーボードのケン・ヘンズレー、ギターのミック・ボックス,ベースはゲイリー・セイン、ドラムはリー・カースレイクというラインナップが一番人気があり、黄金時代といわれます。

特にゲイリー・セインは感電事故で再起不能、解雇された後薬物中毒で夭折した悲劇のベーシストですが、特に同業のベースプレイヤーから尊敬を集め、いまだに熱狂的なファンも少なくありません。

ただし、初期の大ヒットアルバム'LOOK AT YOURSELF'はベースがポール・ニュートン、ドラムがイアン・クラークであって、私の大好きな’JURY MORNING’(「7月の朝」)もこのアルバムの収録曲でした。
しかしこれらの曲をライブで演奏したセイン、そしてカースレイクのリズムセッションの迫力はやはり圧倒的で、その最高のライブは'URIAH HEEP LIVE JANUARY 1973'で耳にすることができます。

このアルバムの一枚前、RETURN TO FANTASYからは「マエストロ」ジョン・ウェットンがベースを執り’RETURN TO FOEVER’で盛り上げるものの、すぐにバイロン、そしてウェットンまでがこのアルバム’HIGH AND MIGHTY’を最後に脱退してしまいます。

バイロンが抜けたヒープはその後実力派ボーカリストのジョン・ロートンを入れ、’FIREFRY’を発表するが、初期のヒープサウンドからはどんどん乖離してゆきます。

  ちょうどこのころパープルファンもバンドが全く別物になっているのにもかかわらず'IN ROCK’のようなアルバムがいつ出るかいつ出るかと待ち焦がれており、それと同じ思いをヒープファンもさぞかし・・。と思うのでした(笑)。

というわけでどちらかというと中途半端な位置づけをされているこの’HIGH AND MIGHTY’だが、改めて聴くと、かなーりイイのです。

ちょっと中だるみはないとは・・言い切れないまでも(笑)できれば、ウォークマンやカーオーディオとかじゃなく、ちゃんとしたオーディオ装置で聴くと良さがわかるでしょう。
 みんな、いろんな隠し味を出しているし、なんだかんだ言ってもバイロンだし・・。私としては★★★★。ちょっと甘いかな??

1.One Way or Another
 ヘヴィーロックのお手本のような曲。イントロでみせる重だるいカースレークのオカズがイイ。エンディングのコーラスとキーボのかもし出す幻想的な雰囲気はまさにヒープだけのもの。

2.Weep in Silence
 ひたすら耽美的な曲でこれもさすがヒープ。
 私は基本的にSGのこのガサガサした音はあまり好みではありませんが、この曲での随所のソロはとてもいい味わいです。
 年輪とともにわかってくるミックの良さ。「寝たきりギタリスト」などと呼んでいた私が未熟でした(笑)。
 この曲なんか、ちょっとレイヴォーンの'LITTLE  WING'みたいではありませんか(誉めすぎか)。
 ウェットンのベースも耳を澄ますといろいろなフレーヴァーを出しています。
 このアルバムで一番好きな曲だな~。

3.Misty Eyes
 あっさり目の曲ですが、バイロンの通常での音域での声の良さを強く感じます。
 コーラスも美しく、この曲もほかのバンドではできないやね。
 1コーラス目は「哀れみの涙」のモトネタ?なんて勘ぐったりして・・(わかる人は少ないか・笑)

4.Midnight
 深夜、深海の探検隊のようなイントロ。ところどころでさらっとやってみせるウェットンのベースランニングや長いハイテクオカズがゴキゲン。
 ケンのキーボードのサウンドのよさも再認識。この曲もいいぞ!!
 
5.Can't Keep a Good Band Down
 あまり特徴のない曲なので私はバックのウェットンの手数の多いベースばかりを聴いております。

6.Woman of the World 
ヒープ得意のシャッフル責めかっ!と身構えたら案外メロディアスなナンバー。
 リズムが変わる場面ではビートルズ風味が少し?フェードアウト時のウェットンの「隠れ三連オカズの嵐」を聴きのがしてはなりません。

7.Footprints in the Snow 
この曲、2曲をまぜこぜに作ってしまったような感じがします。劇的な部分を美味く盛り上げたらジミヘンの'ALL ALONG FROM THE WATCHTOWER'のような大作になったのでは?
 
8.Can't Stop Singing
 目をつぶるとミュージカルの劇所にいるような気がしてきます。
 こういう小品が並んでしまうところにこのアルバムの弱点があったかなあ。間奏ギターソロのあとのシンセが意表をつく音でそこがよかった。

9.Make a Little Love
 この曲はミックがリフを弾く音とリードに移ったときの音量があまり変わらないところが寂しいです。よく聴くといいオトだしているのですが。もっと、前に前に!!
 ウェットンの野太いオトに負けてるぞ!!曲そのものは・・たいしたことないかな(笑)。

10.Confession
 ピアノとコーラスの美しいナンバー。これはイイ曲ですよ。

すべての日々、
私は陽春の息吹とともに
あなたの心を満たし、
そしてあなたに届けることができる
いくばくかの歓喜を
宇宙にまで探しにいくだろう


 例えは変ですが、このコーラスはヒープというより往時の’AMERICA’のピュアな風のようなものを感じます。






最終更新日  Nov 10, 2010 06:41:01 AM
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