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オフミの温泉メロディ

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読書・映画

Nov 20, 2010
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カテゴリ:読書・映画
山田洋次二・阿部勉共同監督で制作された松竹作品です。
仙台では、長町南のMOVIXで19日までの予定で上映されていましたが、期間を延長され、26日まで観られることになりました。
ただし12時半から一日一回のみです!
 
監督の阿部君は、私の高校3年のときの同級生。
今同窓会を中心に応援活動が展開しており、その流れで私も観に行ったというわけです。

映画HPより
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京都太秦、大映通り商店街。
 東出京子(海老瀬はな)はクリーニング店の娘で、立命館大学の図書館に勤めている。仲の良い幼なじみの梁瀬康太(USA)は豆腐店の息子で、アルバイトをしながらお笑い芸人を目指してオーディションを受け続ける日々。
 ある日のこと、京子は図書館で白川静文字学を研究する榎大地(田中壮太郎)と出会った。学問一筋の大地は、京子に一目ぼれしてしまい、研究への一途な態度と同じ情熱を、京子への求愛に注ぎはじめる。一方、康太は自分の将来について悩みはじめて、京子との関係もうまくいかない。
晴れ舞台だったはずの学園祭でも康太の芸は受けず、二人はとうとう喧嘩してしまう。京子は言った。康太は自分の生まれ育った太秦の、自分の父の仕事の素晴らしさを知らないのだ、と。
 偶然、別れる二人の様子を見ていた大地が、鴨川をいきなり渡って京子のもとにやってくる。明日、一緒に京都を出て留学する北京で暮らそうと、一方的にプロポーズし、新幹線のチケットを無理やり手渡した。
 翌朝、京都駅に向かう京子がとった決断とは・・・・。
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はじめは商店街の人たちのインタビューなどが挿入されるので、なんか下町商店街振興番組みたいだなアと戸惑ったりもしましたが、途中からはぐいぐい引っ張られる感じになり、エンディングなどは固唾を呑んで見入ってしまいました。さらりと後味がいい終わり方です。
 
 ただなんというかこの映画、すべての主題がヒロインの清らかな人間性に凝縮していく感じが実に日本的・優等生的ではありますね。

 70歳くらいのおばさん二人組みが満足げに出てきましたが、たぶんこのあと自分の家の嫁さんの悪口をいうんでしょう。あんないい娘だったら、どんなにねえ・・。なんて(笑)。
 私も京子ちゃん、感心しました(笑)。
 あんな子と結婚する・・・は幸せです(ネタバレになるので、言いませんが)。

 それを演じた海老瀬はなさんも清潔感があってとてもチャーミングでした。
 それからエグザイルのUSAさん、はまり役でした。ウケようとしすぎてカラ回りする三流芸人を実にうまく演じ切れたと思います。アルバイトの途中で彼が見せるダンスシーンはとても見事で、効果的でした。

 この映画の応援団の会報では、京子の榎に惹かれるプロセスがほとんどなく唐突という議論もあり、それに対しては、京子はそもそもこの地域にこのまま居続けることへの葛藤が内在していて、「内側」としての梁瀬と「外側」としての榎の間で揺れたのだ、と解釈されていました。この同級生の指摘は正鵠を得ているなと思いました。

 難点は、映画全体の「色」の悪さです。昭和の雰囲気を出すためにそうしているのかもしれませんが、どうも映像のクオリティがいまいちのような気がしました。
 また、「幸せ家族計画」でも感じたことですが、ストーリーがずっと単線なのが物足りないように思うときがあります。なにか重要性の軽い、もうひとつのストーリーが併走しているとさらに深みが増したか、なんて素人考えかもしれません。

 とにかく全体としては私はなかなか満足できました。






最終更新日  Nov 21, 2010 06:12:29 AM
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Sep 25, 2010
カテゴリ:読書・映画
2005年からアメリカでテレビ放映され、絶大な人気を誇っているアクションホラーです。

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wp01_800 posted by (C)オフミ
ストーリーのあらましはこちら

この作品は人間ドラマが非常によく描かれており、私のようなホラー嫌いでもすんなりと入っていけました。

なんといってもこの兄弟愛がいいです。
些細なことですぐケンカが始まりますが、二人は強い絆で結ばれています。
会話がいろいろとヒネていて面白い。
弟がガキなんだなあまったく・・。

二人ともかなりのイケメンです。
弟のほうは誰かに似てるなあ・・と思いつつ観ていましたが、そうでした。アメリカの名ロック・バンドの「THE BAND」のベーシスト、故リック・ダンコの若い頃にアゴのあたりが良く似ています。

ロックといえば、BGMに流れる70年代ロックがイカしています。
フリーやバッドカンパニーなど渋~い選曲です。またバドカンのファーストアルバムなどを聴き直したくなりました。

また、当時のオールドカーが随所に出てくるのも泣かせる。ちなみに兄の愛車は67年シヴォレー・インパラ。
アメリカ車の一番いい時代でした・・。

スーパナチュラルのシボレーインパラ
スーパナチュラルのシボレーインパラ posted by (C)オフミ

こういう様々な小道具の選択が、いちいち私のツボにはまります。

この事件の経過を通じ、善人そのものに見える人々の、意外な過去の悪行が明らかになったりするところが興味深い。

これまでシーズン1の10話まで観ましたが、中でもっとも印象に残ったのは第3話のDeath in the Waterでした。
過去の事件のトラウマから自閉症になった男の子が登場。

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最終更新日  Sep 25, 2010 06:03:54 PM
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Sep 19, 2010
カテゴリ:読書・映画
織田裕二がリメイクし、興行面で大コケした映画。
「黒澤・三船オリジナル版」をあらためて鑑賞しました。

見直してよかった、この二人は圧倒的な天才ですわ・・。

殺陣の動き、キレがまず根本的に違います。三船の運動神経でしょうか、一秒が何分割にもされて使われているかのようです。
それに比べ織田君のはたしかにチャンバラごっこ・・ですな。

それから、9人の侍がリメイクではあまりにもオーバーアクションで、これじゃ学芸会にしか見えないのであります。

でも私は織田版・三十郎も嫌いじゃありません。
彼のもつ独自の茶目っ気が愛らしいではありませんか。

それしても、室戸半兵衛の三十郎に対する友情は涙ぐましい位でした。
私なら、室戸の心情に打たれてともに行動したかもしれません。
だってイイ奴すぎますよ半兵衛・・。

最後の30秒間無動で向き合うシーンの緊張感もたまりません。
ここは、リメイクで踏襲してほしかった。

衆目の一致するように、すべてが自由闊達にしておのずと規に嵌る、これこそ日本映画の金字塔ですね。
★★★★★

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最終更新日  Sep 19, 2010 08:22:49 AM
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Sep 16, 2010
カテゴリ:読書・映画
いまさら紹介するのが恥ずかしい作品について好き放題語っています。

さてこの「2」はオリジナルのベストキッド3部作では最低の出来、という評価については、ほとんど議論のないところではないでしょうか。

ミヤギ、意味不明の沖縄への里帰り。
ここにはサトウという地域ボスにしてかつての恋敵が住んでいます。

そのひとりの女性がまだプラプラの状態でいるものだから、たちが悪い。
恋の炎とライバル関係は還暦すぎた今も解消されるはずもなく、まったく純情すぎるじいさん達のバトルが繰り広げられます。

これこそ超・高齢化社会に対応した中高年の恋愛のあり方を示した映画の嚆矢というべきか?

まあともかく、ミヤギさんはこのサトウとその一味にあらゆる場面で嫌がらせを受けますが、なぜかサトウとの対決を避けるミヤギ。
「腰抜けめ!」というサトウ一派の罵声を浴びても相手にしないミヤギ。

全米トーナメントで優勝したにしては相変わらずまるで頼りない弟子ダニエルに対しても、一味の迫害が続きます。
沖縄のチンピラ相手に、まったく歯がたちません。
これはどうしたことでしょうか。
優勝はまぐれだったとすると、シリーズ1の感動も嘘になります。

日本や沖縄に対する理解不足から、ツッコミどころが多いのが見所といえば見所ではありますが、ご都合主義の嵐、未熟です。あまりにも未熟すぎますっ。

その集大成の大笑い大会がクライマックスシーンです。

これは、もう見ていただくほかはありません。今思い出しても、笑いがこみ上げてきます。しかし、わきまえていただきたいのは、これが映画上は正真正銘の感動(していただくための)シーンだということです。

ぜひ泣きましょう。ここで(笑)。

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最終更新日  Sep 16, 2010 06:34:54 AM
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Sep 13, 2010
カテゴリ:読書・映画
息子に「三船の椿」とレンタルをお遣いさせたら、織田のリメイク盤のほうを持ってきました(泣)・・。
ちゃんとオーダー表に「三船の」と書いたのに・・。
ちなみに息子、26歳(笑)。

でも私はそういう場合でも、一応きちんと見ますね(笑)。
悪評高いリメイクですが、なんのなんの、なかなかきちんとした良質娯楽大作になっていました。

Wikiより
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1962年公開の映画『椿三十郎』の脚本(黒澤明、菊島隆三、小国英雄による)の再映画化。『用心棒』、『椿三十郎』2作品のリメイク権を獲得していた角川春樹が2006年7月12日に製作を発表。同年秋から撮影を開始し、2006年12月1日にクランクアップした。
本作は、前作の脚本をそのまま使用(一切加筆訂正はされていない)、モノクロとカラーの画面の差も含めて、各シーンを現代感覚を取り入れて再構築した。黒澤明演出での有名なクライマックスの決闘シーンは、本作では細かいカット割とスローモーションを使った新たな演出がされている。
椿三十郎を演じたのは時代劇初主演で、2007年にデビュー20周年を迎えた織田裕二。時代劇の出演自体、そのキャリアの初期における『将軍家光の乱心 激突』や『風雲!江戸の夜明け』以来、久々となった。
若侍は全員オーディションでキャスティングされた。睦田夫人を演じる中村玉緒は、本作が14年ぶりの本格的な映画出演。
後半の演出がコメディ調になるところで伊藤克信を登場させ、オリジナルとの違いを表現した。
完成披露会見で、製作総指揮の角川春樹が「40億円は最低ライン。そこからどれだけ伸ばせるかが勝負。60億円が一つの目安になる」と、前年の松竹配給の木村拓哉主演の時代劇『武士の一分』の興行収入40億円超えを宣言し話題となった。 最終的な興行収入は11.4億円。
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この後、三船のオリジナル版も見比べましたが、そもそもタッチが違うので比べて批評するのも大人げないかと思います。リメイク版は、はじめから重厚感を狙っていませんね。

織田の演技は申し分ないと思います。
ただ9人の侍がオーバーアクションでいかにも白痴的です。
あまりにもくどいです。
こんなに顔に出さなくてもわかるって・・と思いつつ、はっとしたのですが、もしかして、観衆の受信レベルが、こんな演技を要求するほどに落ちている?

あるいは、テレビの娯楽番組のノリで作っている?

特にいいのは、佐々木蔵之助演じる、人質侍木村。
ときおり押入れから出てきては、巧妙なアドバイスをするのですが、その現れ方、戻り方が実にツボにはまっています。

悪玉の家来トップの室戸半兵衛役であるトヨエツは、演技そのものは悪くないのですが、声がカン高く、凄みがないのが残念。

オリジナルでもそうですが、室戸が、三十郎のありえない演技に、何度も騙されるところが、なんともはがゆいです。
007のスペクターか、お前は。
50人からの悪玉側の家来が惨殺されているのに、一人だけ無傷で縛られて転がっているなんてありえない。
そのあともひとつ、致命的なリアリティのない主人公命拾いの場面がありました。

リメイクの際には、あの時代だからこそ許容された脚本上のミスを修正しておいてほしかったですね。

まあ、それでも十分テンポよく楽しめましたよ。
個人的には松山ケンイチくんがあと10年ぐらいして、渋みのある三十郎を見せてくれたらな、と思っています。

★★★☆

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最終更新日  Sep 13, 2010 07:19:44 PM
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Sep 4, 2010
カテゴリ:読書・映画
ロジャー・ムーア出演作の中ではかなりの良作ですね。

ムーアがそろそろ爺さん顔になってきているのが気にはなります。スタントマンを使わない場面での格闘シーンなどはだいぶ緩慢です。

その分、インド・ウダイブルでの豪勢な舞台を生かした気合いの入ったロケをしております。
雑踏の中のオート三輪車での逃走シーンは見応えがありました。こういう何気ない場でのスリルのほうがカメラマンの腕前が出るものです。

今回の女主人公オクトパシーの住居は湖に浮かぶレイク・パレスを、悪玉カマル・カーンの基地はモンスーン・パレスを利用。どちらも昔の王侯の絢爛たる生活文化を髣髴させる舞台設定です。

女傑・オクトパシーは宝石の密輸という悪に手を染めていますが、一方で放浪の身の女性を引き取って生き甲斐を与える事業も運営しており、根っからの悪人ではありません。

一方のカマル・カーンはオクトパシーの従順な手下を装いながら、ソビエトの狂った愛国軍人に手を貸しアメリカ基地での核爆弾テロを企てるなど酌量の余地のなき悪人です。
最後は自分の操縦するヘリとともに爆死しますが、彼にはもう少し悲惨な死をあたえてもよかったかもしれません。

007はツカミから大きな山場があることが多いですが、ここではミニジェットの活躍が見事です。古びた馬車から際新鋭の兵器が飛び出してきて追っ手の度肝を抜くところが痛快です。

この作品の欠点は、冗長なアクション場面が多すぎて、ストーリーに深みが感じられないことです。
オクトパシーはボンドが口論したのち、すぐにボンドの誘いにのってベッドインしますが、一定の時間をおいて心理的な変化を誘うドラマがあるべきでしょう。

「私を愛したスパイ」ではヒロインは恋人を殺された復習心をずっと持ち続けますが、危険を省みず自分を救出にきたボンドをみてその憎しみの氷が溶けます。

そのあたりのプロセスがまったくないところがつまらない。

カマラの宮殿を脱出したあとの密林での追跡シーンや列車屋根でのアクションなどもやたらと長いです。

ボンドガールは2人、オクトパシー役のモード・アダムスとその部下で背中に小さいタコの入れ墨を掘ったクリスティナ・ウェイボーンですが、チョイ役の後者のほうが美人だと思います(好みの問題ですが)。

この作品はインドのロケ地の風光と文化を楽しむことに徹してみるべきでしょうね。

★★★☆







最終更新日  Sep 4, 2010 07:30:52 AM
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Aug 14, 2010
カテゴリ:読書・映画
1960年代における、欧米からみた日本への先入観、偏見、ステレオタイプをお楽しみください。

○ニッポンでは、なんと言っても男がエライ!男が風呂に入れば女が背中を流してくれる!
○ニッポンでは大きな岩風呂のオンセンに入るものだ!
○ニッポンではニンジャが技を磨いている!
(ただの剣道もニンジャの技なのだ!)
といった具合で、天下のショーン・コネリーがこんなパロディみたいなことに大まじめにつき合っていることが見物であります。

せっかくだから、ご当地の景色を紹介し、おいしい料理などにも舌鼓を打ってほしかった・・って、「湯けむり殺人事件」と一緒にしちゃいけませんね(笑)。。

ボンド・ガールの浜美枝はこんなに可憐で綺麗だったとは、当時(子供)気がつきませんでした。役者としてのボンドは彼女をどう評価したことでしょう。でもなぜ危険・重要な任務をビキニで・・(笑)

本当は浜美枝は海女の役ではなくボンドを補佐する公安職員の役だったそうですが、語学力が不足していたためより目立つこちらにチェンジされたというから、人生わからんものです。

はじめのボンドガール、アキ(若林映子)はボンドと添い寝をしている最中、忍者に糸で口に毒を流し込まれ、死亡します。
なのに、それをみたボンドもタイガーも顔色ひとつ変えません。
ボンドからしたら一夜をともにした相手、タイガーにはかわいい部下ではありませんか。なんという不人情・・。

さてお楽しみボンド・カーのトヨタ2000GTコンバーチブルがイカしています。
これが当時、ニッポンの製品だったことに鼻が高いです。
ギャングの運転する二代目クラウンも大活躍。当時のクラウンのあのプアな操縦性を考えると、スタントマンは本当にうまく運転しているもんです。

日本人の公安調査庁の長官、タイガー(丹波哲郎)は公務員なのにこの贅沢三昧はどうしたことでしょう。丸ノ内線の車両をまるごと移動オフィスにしていることもさることながら、御殿のような別荘に美女を何人もはべらせて・・。許せません(笑)。私、にわかオンブズマン的心情になります。

でも火山口の奥にあるスペクターの基地の攻略では自分も命がけで突入しますから、まあ
よしとしますか(笑)。

しかしですよ、どうせこのくらい敵味方死屍累々になるような突撃をするのなら、はじめから火口がちょっとだけ開いたときを見計らって爆弾の2、3個も投げ落とせばよかったのにね。まあ、それでは映画になりませんが・・。

一方、スペクターの大ボス、ブロフェルトも間抜けです。
宇宙飛行士になりすましたボンドを見咎め補足したのはいいのですが、なぜそこでただちに殺してしまわずに長々と今の仕事の説明などしているのでしょう。
いつもこうやってとどめを刺す機会を失しては逃げられたり、反撃されたりしているのに、ずいぶん学習能力のとぼしいブロフェルドです。

~いつまでたってもだめな私ね~
という敏いとうとハッピー&ブルーの歌声が頭に響きわたります。

もしかして、ブロフェルドいい人?(爆)

そういう質面倒くさいことを四の五のいわず、この作品ではこの倒錯したニッポン観を楽しめばいのですね。

荒唐無稽といえばそれまでですが、日本人からみたらこんなに楽しめる洋画はありませんからね。
★★★★

007は二度死ぬ

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最終更新日  Aug 14, 2010 06:51:44 PM
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Aug 3, 2010
カテゴリ:読書・映画
今度、ジャッキーチェンによるカンフー版でリメイク作品が発表されました。

それを見る前に、本家・ベストキッドはいかがでしょう(まだならぜひ)。

転校生でいじめられっ子の少年が、日系人のカラテの大家・ミヤギに弟子入りし、「イジメカラテ」の連中をけちらすという胸のすく勧善懲悪ドラマ、と今更紹介するのは、実に気恥ずかしい心地であります。

映画を見た人だれもが、このカラテおやじを大好きになると思う。
強く、遠慮がちで、慈悲深い理想の日本人です。

このミヤギさんを演じたパット・モリタ氏は2005年11月、物故されていたのですね。
長生きしそうなタイプとお見受けしていたのですが、残念なことです。
この映画に出演した当時、50台前半!とても、そうは見えません・・。

さてこのアクション映画は本格的にカラテをやった人にはどう映るのか聞いてみたい気もします。かなり突っ込みどころがあるかもしれません。
最後の「鶴の構え」で宿敵ジョニーを破るシーンは本来感涙にうるむべき決定的シーンのはずなのですが、私は笑いころげてしまいました。

しかし、その荒唐無稽さも、次作キッド2の「でんでん太鼓逆転劇」に比べればまだしも十分にリアルです。

ちなみに、このミヤギさんの家の「日本庭園」と50年代のアメリカントラックを含む「カー・コレクション」が実に見ものです。

一番印象に残るシーンはやはり一見無意味に思えたワックス掛け修行が実は実践カラテに結びついていたことを知ったときのダニエルの表情でしょうか。

これをリメイク作品のクリップで観ると、服を着る・脱ぐの動作で会得させているようです。
こうしたシーンは、いかにも東洋哲学的であります。

このときひ弱だが素直で意志の強い少年ダニエルを演じていたラルフ・マッチオは、今どんな役者になっているものか。3までの変化を見てその30年という延長をえがくと、まさか小錦みたいになっているのでは・・という気もします。

アグリー・ベティ3にちょっと出演しているとのことですので、今度レンタルで見てみようと思います。

★★★★☆







最終更新日  Aug 3, 2010 09:10:18 PM
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Aug 1, 2010
カテゴリ:読書・映画
言わずと知れた、2006年「カジノ・ロワイヤル」の続編です。

いまさらなにを・・という方はなにとぞこの先は読まないでくださいませ。

映画は新型アストンDBS待望のカーチェイスで幕を開けます。

http://www.youtube.com/watch?v=BsBd9tPK4uE

敵方のアルファ159の2台を向こうに回して、さすが王者の風格を見せます。

特に凄いのは、大型トラックから突き出た鉄柱がドアに刺さったアストンを意図的にスピンさせ、ドアごともぎ取る荒技。これは息を飲みました。一体どうやって撮影したのでしょう?

猛禽類を思わせるアルファ159で、実はキライなクルマだったのですが、このシーンを見て惚れてしまいました。

このカーチェイスだけでも映画代を払ったモトがとれると思ったくらいです。このシーンで事故があり、アルファを運転していたスタンントマンが重傷を追ったとのこと。根性を入れて観なければなりません。

ただ、ときどき挿入される海上から陸地側をみたシーンは実に邪魔です。

この監督の癖なのでしょうか、このほかのアクションシーンでも、競馬だのオペラだのの映像が交錯しますが、ただでさえ誰が何をしているのかわかりにくい画面なので、不快な混乱を招くだけだと思います。シュールな感覚はこのテの映画では無用でしょう。

また今回、Mが前線に出過ぎなのが気になります。本来ヘッドは作戦本部でどっしりとしていなければ指揮系統が混乱する、危機管理のイロハではありませんか・・。
案の定、敵の銃弾に倒れることに・・。軽症ではありましたが、部下の足を引っ張ってはなりませんね。

最後のシーンでも、色仕掛けの工作員の逮捕にMまでがロシアくんだりまで出むく必然性は全くない。どうもこのへんにリアリティの欠如を感じます。

ボンドガールはどうでしょうか?
私はこのカミーユにはぜんぜん魅力を感じません。
野生的な魅力を打ち出したかったのでしょうが、ボンドガールとしての「格」を感じさせるものがありません。

冒頭述べましたように、カーアクションの凄まじさは特筆ものですが、それ以外のアクションは前作を越えていないと思われます。

とくに裏切り者ミッッチェルの追撃シーンにおける、鐘楼でのロープを使った格闘はいかにも作りこんだという感じであざとく、感心しません。

ヤング007だからでしょうか、敵も今のところ小物ですね。今回のエセ環境NPOのボス、グリーンなど、まるで水産物卸の若旦那ではありませんか。

なんだか文句ばかり言ってしまいましたが、それでも最後まで一気に見せてしまうクオリティの高さはあります。
特にタッチパネルを多様した新しい指令室とそこでのレクのシーンは見事でした。

ダニエル・クレイグは新しいボンド像としては魅力的であり、今後様々なシリーズを楽しませてくれることを希望します。

★★★

007/慰めの報酬 2枚組特別編

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最終更新日  Aug 1, 2010 08:19:41 PM
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Jul 29, 2010
カテゴリ:読書・映画
とても今更ながらですが、007シリーズを見直しています。

アストンマーチンをいろいろ調べているうちに動画をじっくり見たくなってDVDを買い始めたのが運のつき。

カジノ・ロワイヤル、こんなに傑作だったとは不覚、知りませんでした。
旬のときにそっぽを向く悪い癖で、損ばかりしています。

このカジノーは、ジェームス・ボンドがまだ00コードに昇格したころという設定なんですね。ヤング島耕作ならぬヤング・ボンドであります。
それにしてはダニエル・クレイグ、老け顔です。このまま45歳くらいまでのボンドをいちどきにリメイクしてしまえるかも。

ただ、このリメイクは、若いボンドを描いてはいますが、舞台はあくまで現代なのです。
ご丁寧に、ボンドの上司「M」に
”Christ,I miss the Cold War.”とまで言わせています。

実に通俗的ですが、007といえば楽しみなのが車と美女ですね。
この型のアストンマーチンDBS、発表したての頃はえーっ何コレ?と思いましたが、今見ると非常にセクシーです。
欲しいです。ムリです。生活が破綻します。

しかしこの映画では、まだ最新鋭DBSの魅力を十分伝えているとはとうていいいがたい。なにしろ敵を追いかけた矢庭に、路上にころがされたボンドガールをよけようとして路肩で横転ですから・・。もうすこし見せ場がほしかった。
欲求不満です。もっともその不満は、次回の「慰めの報酬」で存分に解消されますが。

一方のボンドガールはいかがでしょう。
今回の作戦に際し予算の制約をすべく英国財務省からのキャリアガールというシーチュエーションですが、ちょっとお話にムリがないわけではないですね。スパイの訓練を受けたことがない、しかも中枢の職員をこんな危険な場に出すはずがないのです。
彼女、素材は品があって美しいですが、アイシャドーが強すぎでちょっとラウドであります。

年増ごのみの私は上司の「M」(ジュディ・ディンチ)をが好きだったりします(爆)。

圧巻のアクションシーンは3回。
付録のメイキングビデオを見ましたが、どれも気の遠くなるほどの準備検討と時間、コストがかけられているもので、私はとても批判めいたことを言う気にはなりませんね。

ツカミの追跡・格闘シーンはやや長すぎという批判もあるでしょう。しかし、セバスチャン・フォーカンのパルクール(障害物を乗り越えながら進む芸術)は実に素晴らしい見物でした。

印象に残るシーンは、やはりボンドに自宅に侵入されたMがボンドを諭すシーン。

"Bond,this may be too much for a blunt instrument to underatand,but arrogance and self-awareness seldom go hand in hand."

(感受性の鈍い人間にはわからないかもしれないけど、傲慢さと気づきは違うのよ)

う~ん、上司の慈愛を感じますねえ。

全体として、これは掛けた労力、コストにアウトカムが見合った快作だと思います。

007の旧来のファンで違和感を唱える方もいらっしゃるでしょうが、ロックでいえばかつて「In Rock」や「Machine Head」で一世を風靡したディープ・パープル第2期のコアなファンが、ブルースを取り入れた第3期の音楽を「パープルじゃない」と否定したようなことかもしれません。長い例えでした。

その気持ちはわかるのですね。私もかつてはそうでした(笑)。

これからこの映画、英語の字幕にして何度も見直そうと思っています。

★★★★☆







最終更新日  Jul 29, 2010 08:55:39 PM
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