Rock'n Roll Diary in Paris

2006/03/02(木)03:10

俺はやりたいようにやる!~アクラム~脱退の危機?!

TEMPLE TOWN(70)

アクラムからのメール。(この書き出しははじめてかなー、いつもは「ダニエル」からの。。。) 「うちのバンドの曲をプロのスタジオミュージシャンに聞かせたところ。こういうコメントがかえってきた」とはじまり、以下コメントが曲ごとにかいてあった。 コメント自体は結構具体的で、全体的には結構励みになるような内容。 ボーカルについてはコメントがなく。。ってことはいいってことなのか?などと思いながら返事を書いた。 「励みになってよかった。ま、あとはもっと完成度の高い物をつくれば。。。」みたいな本当に何でもない返事。 ついでにドラムスクールにいくとか、ボーカルコーチの件どうした?なんて軽く書いた。 ダニエルもその後返事をかいていた。 彼の返事は「未完成の物をプロに聞かせてもあんまり意味ないとおもう。それから、ダミアンは前のバンドで著作権でもめたことあるから注意したほうがといってるが、ま、おれはそんなにパラノイアじゃないけど。。。」といったさらっとした内容。ま、単純に喜んでいた私とはやはりちがうなー。なんておもった。 さて、今日の昼、ランチの時にさっとメールをチェック。 アクラムから昨日の夜中の時刻でメールが。。。。。。 そして。。。。。 「おれは、何かをするたびにあんたらの意見をきくつもりもない。おれはそんなにナイーブじゃないし、アホでもないからあんたらが心配するようなことはしていない。俺のことをそんなに信用してないなんて信じられない。 あんたらは、スーパースターみたいに自分の曲盗作される心配してるかもしれんが、何様だと思ってるんだ。俺は最初っからいってるが、おれは好きなようにやる。楽しめないんだったらやらない。 おれは誰かにあーしろ、こーしろと指図されるつもりはない。俺がしょっちゅう病気になるのが不満らしいが、俺の健康はこのバンドよりも大事だ! だいたい、ボーカルレッスンだのプレッシャーかけてくるが、俺の歌い方がそんなに気に入らないんだったらほかのボーカルを雇えばいい。 いま、この瞬間はこのバンドをやめちまいたい気持ちでいっぱいだが、今週一週間続けるかどうか考える。。。。 俺は卑怯者じゃないから来週の練習日に話をするつもりだ。。。」 。。。以上。。。 口がぽっかーん、と開いた。 その後ビジネスランチのアポがあり、その後外出アポがあり、これについて考えることはできなかったが。。。 アポ終了後、本当はダニエルの家にある曲のドラムパートを完成させにいくよていだったので、電話した。 「ねー、いまアポおわったけど、ボーカルいなくなるかもしれないんじゃ、ドラムパート完成させても意味ないんじゃない?」 「あのさー、曲はとにかく完成させるんだ。あいつ頭どうかしちゃったのかな?」 「なんで?彼はプロにきかせたりして、みんなに感謝されるとおもってたのに、あんたがそんなの無駄だっていったし、あたしがボーカルコーチの件またきいちゃったからゆるせないんでしょ? アクラムは人の批判や提案が受け付けられないから、なにいったってむりなんじゃないの?私なんて思ったことの半分も言わないのに、これ以上どうやって気をつければいいの?もう、腫れ物にでも触るように接するしかないじゃん」 ダニエルの話によると、このメールの前に既に同じようなことを電話ではなしたので、いきなりメールで「プロに聞かせても無駄だ」といったわけではないとのこと。 しかも、おどろいたことに、ダニエルが「無駄だ」といったのは、アクラムがプロに聞かせたのはダニエルが歌っている「超古いバージョン」とまだボーカルが入ってないものだったから。 自分のボーカルはどれ一つ聞かせていない。 確かにこれじゃあ全く意味がない。 ギターだけでも全然かえちゃったし、メロディーをアクラムがかえた曲もある。ドラムはこの際あまり重要ではないにしても、ほとんどかえちゃったし。。。だいたい、歌い方も声の質も全然違う。。。 そういえば、この「プロ」の人のコメントはほとんどギターパートに関することと、音やアレンジなど。 あるバラードにはギター2本のかわりにピアノをいれたほうがいいとか、たしかに「なるほど」というのもあるが、古いやつをきいたんなら。。。「あまり意味がないかも」 ダニエル曰く、電話でもちょっと議論したらしいが、それでも、なんでその後家でこんな過激なメールを送ってきたのか理解不能。 そして、ダニエルも私もほぼ同時におなじことを言った。 つまり、最大の心配事は、ある日、ついにプロに頼んで録音してもらう日が来るとする。そのプロがやつのボーカルをあーしろ、こーしろといてくるのはもう自明の理。そうなったら、やつは「もう楽しめないから」と、プイとやめてしまうのではないか。。。ということ。 そして、なんでボーカルコーチにレッスンしてもらわないいんだ。いい声してるんだからちょっとみてもらえばもっと楽に歌えるようになるのに。なんで、なんの努力もしないんだ!成功してるプロのボーカルですら、みんなボーカルコーチをつけてるというのに。何様だと思ってんのはあんただろーが。 。。。といいたい。 「俺はやりたいようにやる!」 それでうまくいくなら、あんたは今頃ストーンズの前座で「ワールドツアー」にでてるはずだよ、アクラム! さて、せっかく録音をはじめたとたんに、我々はバンドの看板、ボーカル氏を失うんでしょうか??? あーもうなんでこう、毎日いろんなことがあるんだろー。 日記に書く内容があるのも考えもんです。。。とほほ。

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