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カテゴリ:live talks
いきなり元も子もない話になってしまうが、個人的にFAITH NO MOREには思い入れはほとんどない。人気が絶頂だったであろう80年代後半から90年代前半にかけてはメタルを聴き始めた時期であり、ボクは良くも悪くもBURRN!色に染まっており、グランジ、オルタナは聴くものではないと思っていた。そもそもFAITH NO MOREはグランジ・オルタナというよりは若干それより前のレッチリ等の系統なのかも知れないが。とにかくその程度の認識しかないうちに彼らは解散してしまい。その後聴く機会もなく今まで来てしまった。
で、何故今回行くことにしたのかというと、まあ、何となく興味があるから、というなんとも歯切れの悪い回答になってしまうのだが、その後それなりにいろんな音楽を聴いてきた中で、やはりロックの歴史における要チェックバンドというのは観られるときに観ておかなければならないというのがあって、FNMはまさにそこに引っかかるバンドというか。 ということなんで、たいしたレポは書けませんので備忘録的にメモだけ残しておきます。 今回は前座にLE BUTCHERETTESとANTEMASQUEがついていました。 LE BUTCHERLETTESはメキシコ出身。女性がvo/g/key.とdr.の2名でba.が男性の3ピースガレージバンド。ANTEMASQUEのオマーがプロデュースしたようです。MCはほとんどなく淡々と演奏する中で時々vo.の女性が激しいアクションをを魅せていました。フジロックあたりで昼間に飲んだくれながら見たらいい感じでトリップできそうなバンドでした。 ANTEMASQUEはオマーの新バンドということで昨年のサマソニにも来ていましたが観るのは今回が初めて。個人的にMARS VOLTAに入り込めないので、今回のバンドはどうかと思っていたが、始めの方は割とシンプルでキャッチーなロックンロールで“お、いいかも”と思っていたところ、中盤からまぁ冗長なインプロ的なのが始まって、”あ~やっぱりこんなんか”と思った次第。実際このジャムはびっくりするぐらい長くて、ボクの周りでもかなりうんざりしてる人がいました。 そんな2バンドを終えてのFAITH NO MORE。結論から書くと、ふつーにカッコよかったです。音楽性が多彩なのでつかみ所のない感じもあるのですが、演奏はしっかりしており、Mike Pattonの存在感はなかなかでした。ギターのJimが一番のメタル野郎だったようですが今回の再結成には参加しておらずこれから出るらしい新譜がどんな色かはなんとも言えずですが、新曲のタイトルを”motherfxxker”としてしまうあたり、その変態っぷりは健在のようです。ちなみにTシャツにも思いっきりMOTHERFxxKERとデザインされたものがあり、これは着れないわなぁと思った次第。1時間半程度のライヴでしたが、今回17年ぶりの来日と言うことで歴史を目撃できてよかったです。 §ぽっぷびぃと§ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.03.06 16:42:53
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