1823996 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

翔(はばた)く女性を応援する会社を目指します

翔(はばた)く女性を応援する会社を目指します

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2020.10.25
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
小阪裕司先生のコラムから。
弊社の事例が紹介されています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このコラムでは、実際の商売現場での実例を通じ、
あなた自身が考え、結果を出していくためのヒントが語られる。

その実例は様々な業種業態のものだが、どれも大いに活用できる。
なぜなら、どんな業種業態においても、「売上」とはお客さんの
「買う」という行動によって出来上がる、人の買い物行動の結果だからだ。

ではまず手始めに、ある雑貨と洋服の店での実例をご紹介しよう。

こんな出来事があった。
売り物の猫の貯金箱を一つ落としてしまい、耳が欠けてしまった。

接着剤で修理したものの、一見して破損がわかり、

普通なら廃棄か捨て値で処分するところだ。

しかしこの店は違った。 定価のまま販売し、そこにこう書いたPOP(店頭販促物)を添えたのである。

「私はネコです。3月3日のひな祭りの日に交通事故に遭いました。
右の耳を少しケガしましたが、お陰さまで元気になりました。
こんな私ですが、可愛がってくれる飼い主さんを探しています。」

すると、これを見た50代の女性客が言った。

「このケガをした猫の貯金箱をください。」

店員が、傷物だが大丈夫かと確認すると、彼女はこう応えた。

「はい。交通事故にあったという、この子が欲しいのです。」


この店ではこんなことも起きた。 売り物の人形をまたまたうっかり床に落とし、足の部分が割れてしまった。 これも接着剤で修理し、添えたPOPにこう書いた。

「私は人形です。オリンピックを目指して体操の練習をしていました。 台から落ちて手足を負傷。手術は成功。夢は実現しませんでしたが、第2の目標で頑張ります。
こんな私ですが、お友達になってくれませんか?」

すると今度は、ある女性客が店員を呼びとめた。

「この人形を2体ください。」

店員が、1体は傷物なので、1体しかないと言うと、
「いいんです。ケガした人形も含めて、2体欲しいのです。」
そして彼女は満足そうに、添えられたPOPごと買っていったという。


このような工夫は実にワクワク系(このコラムでお伝えしていく商売の理論と実践手法を、
われわれはそう呼んでいる)的だ。

念のため申し添えておくが、私がここで言いたいことは、
傷物をうまく売るテクニックではなく、

POPの巧みな書き方の話ではなく、商売の原理に通ずることだ。


商売の成果は売上に表れるが、売上はお客さんの「買う」という行動の結果だ。
そして行動は人の心から生み出される。 先の2例は、その原理の一面を物語る。
商売とはかくも面白い、人の営みなのだ。

それは近年世界的に注目されていることであり(一昨年、その研究のひとつが
ノーベル経済学賞を受賞した)、あなたにやってほしいことは、ではうちの現場では
どうだろう、うちのあの商品ではどうだろうと、思いを巡らすことだ。

自分たちが売っているものの価値を大切にして、
人の心と行動を軸に工夫を凝らす。


これからこのコラムで語られる商売現場の物語は、
人の心と行動の科学に基づく、あなた自身の
結果を出すための物語なのである。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は、心を込めた商品や、おもてなしの心で、

小売店を経営しております、

効率性や、商品力だけで、会社を経営しようとは、
思いません。












お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020.10.25 17:04:58
コメント(1) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.