ようこそ！みんなの気田川へ

新年あけましておめでとうございます。遅くなってしまいましたが・・・m(__)m
本年もよろしくお願い致します。

さて、みなさんは新年の目標（抱負）を立てましたか？
自分の人生の舵取りをするのは自分のみです！←当たり前ですが～(^_^;)出来ていますか？

なりたい自分に向かって本当に自分をコントロールすることが大切だと思います。
環境問題も私たち皆が良くしたい！住み良い環境を子供たちに残したい！と思い行動しなければ実現する事は出来ないのです。

みなさんは映画「ウォーリー」をご覧になりましたか？
人類が住めなくなってしまった地球を捨て、残された地球でずっと一人でゴミの回収をするウォーリーの物語です。



★映画「ウォーリー」に見る29世紀の地球（09/01/08）日経エコより
http://eco.nikkei.co.jp/column/clean_tanaka/article.aspx?id=MMECc8000007012009&page=1

ウォーリーの最初の場面は、地球に１人取り残されたロボット・ウォーリーが黙々とごみを回収し、圧縮し成型し、山に積み上げていくシーンです。それは700年という長い期間です。

ごみは長い間に乾燥し金属類らしきがらくたばかりで生ごみなどは見受けられません。草木も生えていません。人類は700年前にアクシオム（ＡＸＩＯＭ）号に乗って宇宙に脱出しているのです。映画は29世紀の話なので、その700年前は22世紀のことです。すなわち今から100年後の22世紀は地球は住めなくなるという設定です。

■人間らしいロボット、何も出来ない人間

　ごみ片づけをしていたウォーリーが偵察機で地球に現れたロボット・イヴと出会い、その偵察機で大冒険をするのです。宇宙船で見た人間は何でもロボットに頼って、動く椅子に座り、全く働かなくなって、超肥満体質になっていたのでした。今の飛行機の中も宇宙船のようで、食べ物、飲み物、何でもボタンを押せばロボット、いやキャビンアテンダントが持ってきてくれます。私たちはシートベルトで縛られ、映画の中の風景とあまり変わりません。映画の中では、ロボットのウォーリーとイヴが恋をしてまるでロボットのほうが人間らしく、人間はベルトに縛られてバーチャルの恋で済ませ、何も出来なくなっていました。

■「地球っていいな」

　映画は、消費者としての人類を痛烈に皮肉っています。ただただ受動的な消費と、思考の停止があるだけです。そんな人類の生活の対照として、ウォーリーの地球での生活が、非常に創造的で、工夫にあふれ、そしてとてもあたたかみのあるものとして輝いて見えます。そしてウォーリーが偶然見つけた緑は、人類が地球に戻るための重要な鍵となるのでした。

　ウォーリーのお陰で地球に里帰りした人類は、地球を見て大喜びです。生きていくのに必須な植物の再生は、バイオマスの重要性を訴えています。そして、まだごみだらけの、がれきの山の中にも希望の緑を見た人類のせりふは、『地球っていいな』でした。


■地球を救うための知恵を

　映画のなかでは、持続可能な社会を目指した今の戦略も失敗したのです。循環型社会を目指した努力も実を結ぶことはありません。今から100年後22世紀に、資源はなくなり、環境は破壊され、人類は生き残りを図るため宇宙に脱出します。残されたのはごみ掃除をするロボットとゴキブリだけという設定でした。今のような勢いで人口が増え、資源の消費が増えれば、資源は枯渇するでしょう。また環境も破壊され住めなくなり、人類にとっては役に立たない惑星、すなわち地球はごみになるのです。

　私たちは、地球から脱出しなくて済む方法を見つけなければなりません。ロボットの力を借りなくても、ごみ掃除は私たちで行って緑の地球を守らなくてはなりません。そのためには、お互いに手に手をとって協力すること、そして知恵を絞って資源消費の無駄を無くし生き残り策を見つけなければなりません。★

映画の中に私たちが真剣に考え、行動しなければいけない「やるべき事」が示されているのではないかと思います。

根本的な問題の解決のためには、人類が協力し、お互いの正しさを押し付けあうのではなく、価値観の共有や大切にしなければならないものが何であるのかを本当に考えなくてはいけないんだと思います。



今年は環境カウンセラーそしてプロスピーカーを目指し、多くの方に貢献できるよう更に学び続け、実践の人生を歩んでいきたいと思います。