広島・竹原 田舎暮らし

2019/03/22(金)11:24

田舎の住職 特別な葬儀

新刊「ツボを刺激する脳トレ日本語事典」久保哲弘・風詠社・千円   300戸程の集落でも最近は家族葬が中心で、ここ数年地域での葬儀に参列したことは ありませんでしたが、檀家ではないですが、地元のお寺の住職がなくなったので、久しぶり に葬儀に参列しました。  前の道路が随分と渋滞していたので―渋滞を見るのも初めてでした―参列者は多いだろう なと予想していましたが、空前絶後の人でした。  田舎のお寺ですが、ですからと言った方がいいのか、境内はそれなりに広いのですが、 入りきれなくて、門の外に並ぶような状態でした。  地域のお寺ですから、地域の人はよほどのことがない限り、ほぼ全戸から参列するだろう から300人は参列するだろうと予想はしていましたが、どこから集まって来たのだろうかと 不思議ですが、500人は超えていたかも知れません。この地でこんなに多くの人が参列した 葬儀は当然ですが見たこともないし、今後もあり得ないと思いますが、今時よくもまあこれだ  けの人が集まったものだと感心します。当分は語り継がれて物語になります。  最後の挨拶で、息子の副住職が述べていましたが、”口の悪い父親で不快な思いをされた 方もおられると思いますが…”という風に、評判のいい住職ではなかったと言えますが、 最後は当地の歴史的な参列者の葬儀でした。  改めて、田舎では、今なお、お寺は特別な存在なのだと実感させられた葬儀でした。 

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