社長室 業務日誌

2010/02/01(月)20:36

20040524情報サービス事業者として(2)

情報サービス事業者として(12)

では、人は、どういうときに、情報サービスに頼るだろうか? 人が、情報収集するとき。 人が、情報を最も欲するとき。 そのとき、何か「行動」を伴っているだろう。 そのとき、何か「選択」を伴っているだろう。  (※) ショッピングだったり、自分の人生を決めたり、今夜のデート場所を決めたり。 その対価=後戻りの困難度が大きければ大きいほど、情報への欲求は増す。 小さいもの:サークル選び、ゼミ選び、映画選び、今夜のレストラン選び、 大きいもの:進学、就職、自動車購入、結婚、結婚式場選び、住宅購入、資産運用 それぞれの「選択」において、 最も役立つ情報サービスであれば、 人は、どんなポータルを通っても、必ず自分達にたどりついてくれる。 (その代わり、スイッチングコストも低いため、ひっくり返されるのも早いハズ) もしくは、 オンリーワンな情報サービスであれば、 「サブメディア」として、必ず自分達にたどりついてくれる。 そしたら、 最もよいサービスを持っている企業が、 最も人々に、やっぱり利用される、って結果になるんじゃないか?  そしたら、”ポータル”を目指す必要って、特にないんじゃないか?  もし、あるとすれば、 マイページ的な要素、マイポータルとしての役割じゃないか?  そしたら、 次に僕達は何をしないといけないのだろうか?  以上 ――――――――――――――――――――――――――――――― (※) 但し、モバイルで流行しているサービスをみると、 必ずしも重要な選択・行動を伴わずとも、 人は、情報サービスを利用しているように見受けられる。 「ひまつぶし」としてのサービス利用、といえばよいのか。 モバイル端末のスペックがしょぼいから、 「ひまつぶし」サービスしか流行してないのか。     端末スペックが上がれば、 やはり僕達が注力している「まじめなサービス」に、 モバイル経由でアクセス集中するのだろうか?  いや、もしかしたら、 モバイル端末の主要ユーザーの年齢層が、 PCのそれと異なり、 そのライフスタイル(情報利用スタイル)の違いが、 表れている結果なのか? もし、そうならば、 年齢層に合わせたサービス投入もすべきかもしれない。 サービス投入でなくとも、 「インタフェース」投入をすべきかもしれない。 ただ、情報利用の意識や、 「通信コストを支払った上での、  情報利用によるベネフィットを感じる基準」 は、明らかに若年層と壮年層では異なっているような気がする。 これの分析は、また明日以降。 ―――――――――――――――――――――――――――――――

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