2005/06/29(水)00:56
20050628新・働かせるということ(2)
人が、人に、リーダーシップを出させるのは難しい。
ていうか、そんな、リーダーになれる玉、数えるほどしかいない。世の中に。
えせリーダーは一杯いる。
仕事がわかってないとか、全然まとめる能力ないとか、先を見通せてないとか。
でも、その、えせリーダーが「言いだしっぺ」になり、
ほんとに実力のある奴らが、ゴンゴン進めちゃって、
えせリーダーが成功者として賞賛を浴びる、そんなケースはいパーいある。
特に、組織では、しょうがない。
でも、それはそれでいいのよ。物事が動いたから。全然OK。
その、えせリーダーがいなかったら、みんな動けなかったろう。
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リーダーは、部下の邪魔さえしなければ、それで役割を果たしている。
存在した、その意味がある。
なぜならば、リーダーがリーダーシップをとらないといけない、
なんてことはサラサラないからだ。
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真のリーダーの玉は、世の中に、そんなにいない。
じゃあ、世の中のうまくいってるプロジェクトは、数少ないのか、
というと、そうでもない。
理由は、
人は「フォロワーシップ」という能力を持っている。
リーダーじゃない人が率先する、後押しする、とかそういうの。
だから、そのフォロワーシップがうまく出る、
うまくワークする、という形で、
プロジェクト・マネジメントを進めることが可能だからだ。
リーダー不在でも、このパターンはうまくいく。
「フォロワーシップ」って言葉があるのかわからないけど、
部下ながら、ガシガシと仕事を進める力。
部下から、上司のケツを叩いて、物事を進める力。
でも、強いチームには必ず「フォロワーシップ」がワークしてると思う。
そういうのが出やすい状態・環境になってると思う。
今日、投資銀行に行ったけど、下っ端もマインドが高いから、
皆がプロジェクトを進める原動力としてワークしてる。
一流の弁護士事務所も、そうだった。
強い高校は、だいたい2年が強かった。
そんな組織・チームになると、強さが永続する。
以上