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社長室 業務日誌

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2005/10/05
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カテゴリ:カテゴリ未分類

人間は履歴書に色々と書く。面接で色々アピールする。

ときどき、会社(経営陣)がやったことと、
自分が本当にやったことを混同する人がいる。

「僕は、xxの買収を手掛けました」
「僕は、xxの立上げに従事していました」 っていう人。

その人は、単純にプロジェクトに従事しただけで、
本当にバリューを提供したことは「書記」とか「アポ取り」とかだったりする。
座って見てただけ、とかだったりもする。
「お弁当を買いに走った」だけだったりもする。

本当に、本当に、自分がやったことは何か。

「再現できるか」がポイントだ。

僕は、前職では「再現できない」ことにもどかしさを覚え、
「再現できる力」を渇望して、毎日喘いでいた。

―――――――

でも、最初は、やっぱり「見てるだけ」だったりする。

でも、見てることで、吸収することはできる。こうすればいいんか、と。
そして、次に、自分で試してみよう、って思う。

これまでは、部分、部分で試してきた。
部分、部分でしか、任されなかったからだ。

そして、段々と、完全に任される部分が多くなり・・・、
ついに今回は、最終的な交渉も視野に入れて、
最初のグランドデザインから手掛けることができた。

多分、こうなるだろうから、こうしておこう。という選択。
全部、当たってた。

僕がいなければ、これは世の中に誕生してなかった。といってもいいだろうか。

僕の知ってること、僕の時間、僕の体力、僕の脳ミソ、僕のカン、僕のヨミ、
僕の話術、僕の愛嬌、僕と上司の関係性、全部、全部、使い切った。

今日、31歳4ヶ月、転籍して2年3ヶ月。
今の僕の全部出したら、素材があれば、これくらいはができるってことなんだろうか。

これくらいは「再現できる」ってことだろうか。

途中、泣きそうなったこともあったし、プレッシャーで吐いたし、
本当に上司に泣きついたこともあった。
しかし、今回のそれは、上司の実力に泣きついたのではなく、
その「名刺」「肩書」に泣きついただけで、
僕が「肩書」を「使った」といってもよいかもしれない。

本当にそういってもいいだろうか。

「再現できる」だろうか。

―――――――

初めてだったから、いろいろボロボロだった。
皆を振り回し、大迷惑をかけた。
でも、そのフォローも自分でやった。
上司のために謝ったのではなく、
僕は、僕のためと、僕の案件のために謝っていた。

いつも、謝るのが悔しくてイヤだった。多分、誰かのために謝っていたから。
でも、今回は、全然余裕でなんぼでも頭下げれた。
だって、僕の仕事なんだもん。

この感覚は「再現できる」。確実に。
これだけは確実にそういえる。

ただ、もうちょっと、うまくできたはずだ。
もう一回、やりたい。

―――――――

僕は、もう一度、機会があれば、再現できる、気がする。

今日、31歳4ヶ月、転籍して2年3ヶ月。
「再現性への自信」を手に入れたくて、僕はここに来た気がする。

この自信っぽいもの、これを確証に変える機会が欲しい。
もう一回、やりたい。

以上






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Last updated  2005/10/06 11:38:09 PM
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