Roimachisu

2015/08/02(日)14:27

戦後70年だからこそ!!読みたい本『永遠の0』

心*本♪(2)

100万部以上の販売でミリオンセラーにもなった‼『永遠の0』の原作の 映画が今晩…TV放送されるにあたり… 今年戦後70年だからこそ!!ぜひ読みたい本として紹介したいと思います。 昨年から今年にかけて読んだこの本は、 原作なので…内容が省略されておらず、 映画やドラマよりも?!私的には1番感動しましたので…。 今回は、本に影響されて?!読みきった後…言葉が降り注いできたので?! その感動や感想やその思いを…エッセイ風にまとめてみました。 昨年2014年の2月に入院し…読みはじめた一冊の本『永遠の0』。 百田 尚樹(ひゃくた なおき)氏の2006年の処女作で、 関西では…有名なローカル?!TV番組『探偵!ナイトスクープ』を手掛ける放送作家…。 2013年には…『海賊とよばれた男』を出版し、 『永遠の0』と共に"本屋大賞"を受賞し話題を呼んだ。 なかなか戦争体験の事をリアルに綴った内容なので、 男性で関心のある方には…夫のように1日で読破する…一気読みができても… 女性の私には…時間に余裕のある合間合間に、少しずつという感じで読み進め… 今年2015年2月に…沖縄旅行へ行く前日までに、 テレビ東京開局50周年記念で3話にわたり、 この本が原作となってドラマ↓化したものがTV放送される事を知り、 読みかけだったこの本↑を… ドラマ↑の3話完結前のギリギリの前日にようやく読み終えた…。 なぜならそのクライマックスは…本で知りたかったからだ。 フィクションでありながらも、多くの文献を参考に、 忠実に戦争体験が綴られ、主人公"宮部久蔵"は実在はしないが、 モデルとなるラストサムライがいるという事実もあり、 リアリティがあって、その時代を生きた方々の想いや伝わり、 最後にはフィクションならではのクライマックスが待ち構えていて感動をそそる。 また自分が生まれる前の出来事だとしても… 親や祖父母が経験されたその時代を知り、 親や自分の家族に繋がる命の連鎖や生まれた経緯を知る機会や、 そんな運命にさえ想いを巡らせてしまう…。 実際、実母は戦後帰還した祖父がいたからこそ、生を受け私が存在しているのだから…。 この本を読むきっかけには3つあり、 夫が「夢中になり1日で読み切った…。」と普段全く感動しない人が勧めてくれたこと、 本が手元にあったこと、 祖父が経験した戦争体験を知り得たかった為…。 スキューバダイビング中の海の世界では、 神の遣いのような水中で出会う野生の海亀やマンタを見ると、 普通の人なら皆、感動するものなのだが、 夫が言いはなった言葉は…「水族館と同じだ…。」と全く無感動な様子。 そんな夫が、この本に関しては… 絶賛し感動するのだから、読む価値は十分にある。 歴史好きで沢山の歴史書も読んでいる彼でさえ、 一気に読み干す魅力は…??と考えた。 また以前からじっくり戦争の歴史は学ばないといけないと いう思いもあり…いい機会だったように思う。 理由は人それぞれで、タイミング合い、読んでみたくなれば、 ぜひ戦争の体験記というだけでなく… 人間ドラマとしても見ていただきたい一冊だ。 15年前…偶然にもラバウルを旅した時… 同船した中でも最高齢の80歳の男性が、いつも船尾甲板で 夕暮れ時、海の彼方の島国を見つめていた…。 高齢の方が何日も船に揺られ、 船旅をすることはたやすいことでなかっただろう…。 何度か甲板でお会いし、挨拶を交わすうち… ぽつりとその方は話され、これまでの疑問が解決した。 「この旅は、亡くなった仲間の弔いの為にやってきた…」 その言葉を聞き、仲間をこの地に残し、 日本に帰った無念さや申し訳ない気持ちが私にも伝わり、 その時…こうして旅もでき、生きていることへの感謝と、 長年にわたって苦しんできたこの方の想いが感じられた。 始めは…夫に勧められ、久々に読書したくなった本でしたが… 祖父が経験したことやその時代を生きた人々の生き様やそれぞれの思いに触れ、 戦争体験をあたかもした寛容な錯覚と、 結びつかない点と点が最後のクライマックスでは線としてすべて繋がり、 そんな日本人の誰もが持っている心に感動しました。 読書欲が目覚め?!開花し、また他の本を読みたいと思っただけではなく、 無き祖父母の人生やその祖父母が感じていた想いを聴いてみたくなったり、 日本が戦争に至った経緯やその歴史をより学びたくなりました…。 そこには、多くのその時代ならではの背景や苦渋の決断が存在していたから…。 そしてその想いを無駄にしない為に、 今の政治の在り方や外交の重要性も実感します…。 安倍総理が安保法案を半ば強引に採決しようとしたわけも…。 ちなみに戦後の内閣総理大臣で、 日米安保体制の成立に尽力し、60年安保の苦境を乗り切ったのは… 岸信介(きし のぶすけ)元総理で、現・安倍総理の母方の祖父にあたります…。 詳しくは… ➸『NHKスペシャル|戦後70年ニッポンの肖像-政治の模索-』 番組連動コンテンツも素晴らしい… ➸『NHKスペシャル|戦後70年ニッポンの肖像-家族の肖像-』 特に週末は薬の効きも悪く… 毎日あちこちの関節が炎症し痛みもあり、 ガチガチな身体で自由にスムーズに身動きがとれなくても… 猛暑や睡眠不足や仕事や家事や家族の不満や心配と… あげればキリがない程…ストレスを感じやすい日常で現実でも… 今を平和に生きている幸せを感じ、 大切に生きて行かなくては、いけないなと思う… "鳥の眼・虫の眼・魚の眼"の視点の違いや、 過去~現在~未来といった時代の流れを感じる一冊でした。 今回は、思いのままに綴ってしまった… ブログ記事におつきあい頂き、ありがとうございました。 よろしければ、記事更新の励みになりますので、 ぽちっと…クリック↑もよろしくお願い致します。 myblog『journey』 *okinawa *hospital *SAIPAN 別ブログ↑では、久々に行った沖縄の旅をポツポツ更新し始めました…。 かなり長いので、お時間のある時に関心ある方は、ご覧いただけると嬉しいです♪ 写真は、サイパンへ行った際に… 慰霊の旅でもいうように戦跡を巡った時に撮影した写真です。

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