カテゴリ:心*人間関係&ストレス解消法
新緑がきれいで、花々も次々と咲き誇り、 朝夜はひんやり涼しいですが、 とても心地よく…過ごしやすい季節になりました。 そんな季節に… 先日、叔父が亡くなり…お通夜に行きました。 写真は、 ゴールデンウイーク中の…5月5日に訪れた…奈良の興福寺。 その中の南円堂(なんえんどう)の藤の花や五重塔や、 現在…阿修羅像が安置されている東金堂(とうこんどう)です。 (詳しくは➼『巡る奈良-興福寺国宝特別公開2017阿修羅-』) また旅の様子は、 後日別ブログででも…時間があれば綴りたいと思っています。 今回の記事は、かなり長いですので… お時間や関心があればおつき合いをお願いします。 ここ2.3年で、実家の近所の方も高齢になられて、 年に2.3人とお亡くなりになり、 「母から連絡がないな…。」と電話すると、 大概「○○さんが亡くなられて、お葬式があったりで忙しかった。」 …と話すことも多くなってきました。 最近になって、 小学生の頃、一緒に通学したり…遊んだりした…幼なじみの おばあちゃんやお父さんが立て続けに亡くなられました。 皆さん…80歳を越えた大往生です。 母の兄である叔父も、数えで84歳の大往生ですが、 癌家系でない親戚の中でも、唯一癌になり、それも胃癌だけでなく…大腸癌と… 家族・親戚の癌を一手に引き受けたように、 入院や手術を繰り返しながらも…生きてこられました。 また、若い時から紡績工場を営み…農業にも従事し、 4年前の弟の結婚式では、 黄綬褒章(おうじゅほうしょう)?!を授与され、 天皇陛下に会ってきたと喜び…元気な姿を見せてくださっていました。 叔父の事を思い出すと、 いろいろと…私の子供時代の想い出と共に…一気に記憶が蘇り、 走馬灯のように、ここ1週間…頭の中を駆け巡っていました。 昨年、脳梗塞を起こして、入院してからも、 身体は弱っていくものの…精神的には元気で、 妹にあたる私の母は、この半年ほどは…毎週のようにお見舞いに行っていました。 また夜の付き添いが必要な時には、 息子さん(従兄)と交代で、 病院で寝泊まりもし、介護もお手伝いしてきたようで、 ゆっくり話したり、長く一緒に過ごす時間がとれたおかげか… お通夜やお葬式では、落ち着いて冷静に見送れたように感じました。 また叔父の妻である叔母は、 自宅での介護や病院に入院してからも、 義娘や娘と…毎日面会に行く日々が、日課のようになって、 半年以上の日が過ぎ、覚悟ができていたようでした。 母と同じように、叔父の最後の時を、 長く一緒に過ごしたことで、後悔なく満足いく形で迎える事ができ、 安心した落ち着いた表情で、 通夜の時には、私たち親戚にも微笑みを返して下さり、 私たちも穏やかに送ることができました。 亡くなられたという訃報を聴いて、 お通夜やお葬式が終わった日に、一通の手紙が届きました。 夫の親戚からでしたが、 お母さまが骨折してから入院され、退院してからも介護生活をしておられ、 「一度…お会いしたい。」と、 夫が珍しく思っていた方が、亡くなられた連絡でした。 夫の親の結婚式で…仲人をして下さった方のようで、 95歳の大往生です。 遠く離れている為、あえて通夜葬儀が終わり、 すべてが落ち着いてから連絡してくださったようで、 その気遣いに…紳士的な年上の方ならではの優しさも感じました。 この方も…実家の近所の亡くなられた方と同じ… この世を去られたのは、4月下旬…。 私がリウマチの悪化で… 歩行も日常生活動作もままならない状態の時です。 「何が原因で、 ここまで痛みを感じ…苦しまなければならないのかな…。」 …と、勝手に自問自答していましたが、 叔父や親戚や知人の死を予知した…何らかのシンパシー (同情・共感・共鳴)を受けていたのかなとさえ感じてしまいました。 亡くなる前の苦痛が、そのシンパシーによって?! その人にとって…少し緩和されたり、最小限であれば、 今生きていられる私には…それも本望のように思いました。 今…食べることができること、 ゆっくり眠れる…心地よさを感じること、 話したり…笑ったりできること、 誰かの為に…家事をしたり、仕事をしたり、 自分自身で生活でき、喜びや楽しさを感じられること、 …は、死んでからはできません。 当然のことかもしれませんが、改めて感じたのは、 すべては生きているからこそ… 感じることのできる感情や感覚なのだということでした。 人の死を身近に感じることで、 逆に日々の生きる事を実感し、死ぬ前しておくこと、 生きているうちにしなければならない事を意識して考えました。 「亡くなる人は、家族や周囲の人に… 死を教える為に…死を伝えることができる時に…亡くなる。」 …と云うようなことを聴いたことがありますが…。 祖母の時もそうでしたが、 今回も…多くの方の死を身近に感じ、 改めて…これが両親や兄弟や夫や自分の死ならどうだろうか…と云う事も含め、 考えたくはないけれど、 少しずつ…そんな…いざという時の 心やその準備も必要なのかもしれないとさえ感じてしまいました。 そうして、後悔のない生き方、後悔のない人との関わりを… 日々心にとめて、 生きている幸せを…改めて感じながら、 これからも…日々大切に過ごして生きたいと思いました。 またいろいろ葬儀等についても、 書き残しておきたいと思っていますが、 かなり長くなりましたので、またの機会に…。 最後までご覧いただき、聴いて下さってありがとうございました。 お1人お1人の優しいクリックが更新の励みになりました。 クリックを頂き、本当にありがとうございます。 「次の更新も待ってるよ。」…という応援クリック↑も、 また出来ましたら…よろしくお願い致します。 myblog『journey』 *okinawa *hospital 別ブログ↑では、少しずつ更新を始めました。 また昨年の旅の様子をぼちぼち綴る予定です。 かなり長いので、お時間のある時に… 関心あるスポットだけでも…ご覧いただけると嬉しいです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/05/26 12:50:57 PM
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