テーマ:★☆沖縄☆★(2438)
カテゴリ:食*食器
今年2月中旬に訪れた…大好きな沖縄で、 "やちむん"(沖縄の焼き物)を…何点か購入してきました。 ![]() 昨年は、持病の悪化で…長時間立ち続けられず、 商品を選ぶこともままならなかった為に、 小皿一皿しか購入できませんでしたが…。 ➼「2017年出会った!!沖縄やちむんの器たち&Kamanyの意味」 ➼「2017年冬旅*JTB&フルレンタカーで優雅に愉しむ?!大人の沖縄旅」 ![]() そのお皿の写真を載せた料理や和菓子の記事は… ➼「新しい炬燵をセッティング!!家で楽しむ?!冬のカフェスタイル」 ➼「インスタ映えする?!日曜ランチと春野菜の簡単作り置き」 ![]() ![]() ![]() 今回も、書き始めは…サラ~っと短い文のつもりでしたが、 かなり長くなってしまいました…。 写真と過去記事のリンク中心で…綴っていますので、 お時間&関心ありましたら…よろしければおつき合い下さい。 ![]() ■沖縄で購入した"やちむん"たち 今年の沖縄旅でも、昨年同様に… やちむんの里と壺屋やちむん通りを周りましたが、 "やちむん"に全く関心がない…夫が、 待っていられず…シビレを切らしたので、(-_-;) 私が充分に満足感を得られる買い物はできませんでした…。 ![]() ですが、次にいつ沖縄へ行ける保証もなく… 後悔しないように、 気に入った"やちむん"を選び…持ち帰りました。 割れるのを心配して… 値段もお買い得な…ほとんどが小皿ばかりです…。 ![]() 運搬中の割れ予防に…どのお店でも、 プチプチの梱包材+新聞でグルグルと…かなり頑丈に包んで下さって、 スーツケースごと郵送したのと… (さらに…衣類で包んで…) 航空機内の手荷物でも…持ち帰りましたが、まったく心配なしでした。 ![]() やちむんの里で購入した器は、 "やちむん"の第一人者と云われる、 人間国宝の金城次郎(きんじょうじろう)氏の 長女の須美子さんの製陶所"宮陶房"で… 悩みに悩んで購入した…須美子さんの長男さん宮城三成氏の作品でした。 ![]() 以前の記事でも書きましたが、 「"やちむんの里"には、 金城次郎さんの一門(家族)の製陶所が、あちこちに点在し…迷いますが、 金城次郎さん譲りの魚紋を、 それぞれに工夫し個性を出しながら… 特徴的なデザインとして…継承されているようです。」 ![]() 器の底面に…金城次郎さんの一門(家族)の印があり、 須美子さん作であれば…「須」 私が購入した宮城三成さん作であれば…「三」とわかり易く、 刻印ではなく、手書きであるところがまた…温かみを感じます。 ![]() 「色は伝統の釉薬を基本に、 祖父である金城次郎氏の魚紋をふまえつつ、 ハイビスカスや海の生き物、月桃など独自の絵付けを展開」されている… 孫の藤岡香奈子氏のように…。 若い世代の方が、昔の沖縄の伝統柄を大切にしながらも… 今の沖縄だけでない…一般の普段の暮らしにも馴染む… 新しいデザインを、多く生み出されてきているようにも感じます。 ![]() またその須美子さんの長女(人間国宝の金城次郎氏の孫)… 藤岡香奈子さんの…"陶芸工房 ふじ"は、 奥の敷地にありましたが、 今年も…2年続きで…行けず終いで、 まるで写真のような…幻の窯やお店のように感じ…。 ![]() いつかゆっくり訪れる…愉しみを 偶然にも…先延ばしにされているように受け取れたりも…。 詳しくは…➼『たびらい-「やちむん」400年続く人気の伝統工芸品-』 ![]() やちむんの里では、 他にも、シンプルなデザインで… サンゴを連想させる…ジャパンブルーの 夏に涼やかな気持ちになれそうな…小鉢になる器を、 2皿も購入してきました…。 並べてみたり… 沖縄のモズクで作ったモズク酢を入れても映えそうです…。 ![]() また最終日には、那覇市に移動し、 壺屋やちむん通りでも、 沖縄のやちむんらしい色合いの… 新しい月桃のデザインの器を購入し、 計4種類6皿も…一度に"やちむん"が勢揃いしました。 ![]() シンプル・ミニマルライフ なので代わりに、妥協して使い続けていた… 数個の小皿を、"断捨離"して手放す予定でいます。 ![]() これで…"やちむん"探しの旅も… ようやくひと区切りついた気もしますが、 まだまだお気に入りの大皿を求めて… 旅する時には…器探しの旅も愉しみたいとも思っています。 ![]() ちなみに、それぞれのお店で…店内撮影の許可を頂いています。 ![]() お気に入りのうつわたち 詳しくは…沖縄好きの心を揺さぶるサイトをご覧ください♪ ➼『たびらい-やちむんの里 読谷でお気に入りの器を探す旅-』 ➼『たびらい-壺屋やちむん通り かわいい器に出会えるのんびり旅-』 ![]() そして、これから夏の季節の料理を、 この"やちむん"たちに盛り付け… 食べるのを愉しみに…簡単?!手抜き!!料理も頑張らなきゃなと、 モチベーションをあげるのでした。 ![]() オウチごはんと器の写真 ![]() "やちむん"や琉球ガラスについては、 以前の記事でかなり詳しく書いていますので…よろしければ。 ➼「沖縄の旅で出会った!!琉球ガラスとやちむんの魅力♪」 ブログ村テーマに関連した記事を書いた時には、 トラックバックすることで、 多くの方にご覧いただけるので、トラコミュに参加しています。 ![]() 暮らしの見直し ![]() <暮らしのアイデア>収納 家事 インテリア ![]() 日々の暮らしをシンプル&豊かに 日々の暮らしを見直し、 シンプルで豊かに… より快適に暮らすアイデア↑が見つかるかも♪ これまでの沖縄旅に関連した記事もよろしければどうぞ。 ➼「沖縄で発見!!琉染の素敵エプロン&エコな祝儀袋」 ➼「沖縄の旅で出会った?!自然の恵みの調味料」 ➼「沖縄の食の定番お土産は…お取り寄せで?!」 ![]() "やちむん"に限らず…これまでの器の記事もよろしければ…。 2016年… ➼「北欧?!和モダン?!の文五郎窯の信楽焼の黒い器」 ➼「シンプルで美しく機能的!!お気に入りの白い器」 2017年… ➼「2017年購入した!!北欧iittalaのお気に入りの器たち」 ➼「2017年見つけた!!長崎HASAMIの器たち&Xmas🎄ジュエリー」 ![]() ■"やちむん"の器を載せたトレイは… 「KEYUCA(ケユカ) プライトファミリートレイ」↓。 ![]() ➼「ハレの日にふさわしい?!役立つキッチン道具たち」 お客様用やお節料理を載せるお盆に… 木目が優しく軽くて持ち手もあって、とても便利で重宝しています…。 私が選んだのは…ブラックです。 ![]() 素敵な大人のシンプルライフ ![]() ■おすすめ番組の紹介 先月4月から始まった…NHKのTV番組 『私の好きな民藝』を、 毎週火曜日(夜21:30-)は…楽しみに見ています♪ ![]() 今回の記事のタイトルも… この番組をリスペクトしてつけてみました。 ➼『私の好きな民藝』試し読み可能電子書籍↑もあり。 ![]() 歴史ある手仕事で作られた民藝品の数々や、 それらを生活の糧にされている地域の人々の暮らしに、 それを支えた人の存在。 民藝のある暮らしの豊かさや それらの民藝品を販売する素敵な民芸店の紹介と… いつも安らぎと贅沢なひと時を感じて…ウットリ見ています。 ![]() 第9回まであり、現在すでに…7回が終了し、 前回は…沖縄の"喜如嘉の芭蕉布"(きじょかのばしょうふ)の回でしたが、 次回…明日火曜日の夜が…!! この番組で一番楽しみにしていた… 沖縄の"読谷山焼(よみたんざんやき)・琉球ガラス"の回です♪ ![]() ちなみに、糸芭蕉は…バナナの皮の繊維を使用され、 糸して手で紡ぎ…染色し、織って作られ…芭蕉布になるそうです。 以前…私が書いた記事も僭越ながら…よろしければ参考に…。 ➼「沖縄の旅で出会った!!琉球ガラスとやちむんの魅力♪」 ![]() 再放送(同週水曜日朝10:15-/翌週火曜日朝11:30-)もあるので、 何度も見れる時は見て…アイデアを参考にしたり、 こんな使い方があったり、私はこんな風に使うな…とか、 そのモノを購入した妄想で…愉しんでいます。 これからの季節の料理や 夏のインテリアのヒントにもなるような気もしたり…。 ![]() その番組の中でもよく出てくるワードが、民藝運動です。 『 日本民藝協会 』HPより 「民藝運動は、1926(大正15)年に 柳宗悦・河井寛次郎・浜田庄司らによって提唱された生活文化運動です。 当時の工芸界は華美な装飾を施した観賞用の作品が主流でした。 そんな中、柳たちは、名も無き職人の手から生み出された 日常の生活道具を「民藝(民衆的工芸)」と名付け、 美術品に負けない美しさがあると唱え、美は生活の中にあると語りました。 ![]() 「そして、各地の風土から生まれ、生活に根ざした民藝には、 用に則した「健全な美」が宿っていると、 新しい「美の見方」や「美の価値観」を提示したのです。 工業化が進み、大量生産の製品が 少しずつ生活に浸透してきた時代の流れも関係しています。 失われて行く日本各地の「手仕事」の文化を案じ、 近代化=西洋化といった安易な流れに警鐘を鳴らしました。 物質的な豊かさだけでなく、 より良い生活とは何かを民藝運動を通して追求したのです。」 ![]() ■民藝運動の第一人者 柳宗悦(やなぎむねよし)氏の… 長男のデザイナー柳宗理のキッチン道具については…。 ![]() ➸「日常使いの鍋&フライパンは4個で充分?!」 ➸「デザインと機能性に優れた!?柳宗理の片手鍋」 ![]() ➼「ようやく購入!!柳宗理のインダストリアルなキッチン道具たち」 ➼「インダストリアルなキッチン道具で作る!!粥好きの?!春の七草粥」 ![]() 工業デザイナーの柳宗理氏のキッチン道具や、 沖縄が好きで…旅を通して、 "やちむん"や琉球ガラスの体験や窯元の見学をし、 民藝の世界を知りましたが…。 ![]() 観光&地域の情報 その背景にある…民藝運動を広められた方々の熱意や、 継続した努力を積み重ねてこられた… 職人さんの手仕事のすばらしさに、感激と感動を感じるようになりました。 ![]() その中には…年々受け継ぐ手技手法だけでなく、 新しいデザインや形状で…大切に残していくべきモノの価値観が、 真髄にあり、日々の暮らしの有難さと共に、 本当の暮らしの豊かさとは、それぞれの家族や家庭のあり方や、 そんな暮らしを彩る…使い続けていくモノだという事に気づかされます。 箪笥の肥やしや大切な物として残しておくばかりでなく、 どんどん日常使いで使ってこそ、 モノの良さ…器の良さは、感じられるなと実感しました。 ![]() 一生に一回の人生だからこそ、 日本にある…器のすばらしさを…存分に味わい、 暮らしを愉しみたいとも思うのでした。 今回も…やはり…かなり長くなりましたが、 最後までご覧いただき、聴いて下さってありがとうございました。 ![]() ![]() ![]() お1人お1人のクリックが、ブログ記事を更新する励みになります。 「沖縄のやちむんって…いいよね。」 または…「民藝のある暮らしって… 実は…昔ながらの手仕事のモノが、家で活躍する暮らしなのね。」 もしくは…「一度に6皿も…購入するって……。」 …と思われたら、クリック↑もどうぞよろしくお願い致します。 myblog『journey』 *okinawa *hospital 旅の別ブログ↑では、少しずつ更新し始めました。 沖縄の旅も…この夏、綴っていきたいと思っていますが…。 かなり長いので、お時間のある時に… 関心あるスポットだけでも…ご覧いただけると嬉しいです♪
Last updated
2018/05/28 05:13:55 PM
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