エピソード6 ジェダイの帰還
“エピソード5 帝国の逆襲”に続いて、嫁就寝後の日が改まってすぐに観ました。旧三部作最終話で、中学3年生の夏に劇場で観た時は“ジェダイの復讐”でした。元々は原題も『復讐』だったのですが、ジョージ・ルーカスが、「ジェダイは復讐などしない…。」と言う事で、原題が『帰還』に変わったのですが、日本は変更が間に合わず、そのまま公開して、“エピソード3 シスの復讐”がDVD化される辺りで、されるまでの20年以上“ジェダイの復讐”だったので、“ジェダイの帰還”に慣れるまで時間を要した記憶がありますが、改題してから15年以上経っていますから違和感なく…。そんな事もあるので、“ファントムメナス”も“見えざる脅威”に改題してくれる事を未だに期待してエピソード1の邦題は、頑なに“見えざる脅威”としています。1983年“ジェダイの復讐”公開当時に発売された、“スター・ウォーズ大百科-ジェダイの復讐・特集号-”の79,80ページに、「九部作である…。」と公言していたのに、“エピソード3 シスの復讐”の製作が終わった時点で、「元々、六部作だ…。」と変節した事もあって、この“エピソード6 ジェダイの帰還”を大団円にする様なエンディング用の音楽に差し替えられていて、この音楽が結構好きです。公開当時版のDVDも所有しているので、観る事は可能ですが“エピソード4 新たなる希望”ほど興味はないので、1回観たっきりです。ヨーダが“エピソード5 帝国の逆襲”の吹き替え版で、「シスではなくジェダイの落ちこぼれ…。」と言っていた通り、ダース・ベイダーは完全なる『悪』にはなりきれず、息子であるルークの危機を助けて、それが原因で命を落とす事になるのですが、アナキン自身の家族に対する欲求がライトサイドへ帰還する切っ掛けになるのは、新三部作のアナキンを観ていると腑に落ちます。どうもライトサイド回帰が主題なので、ベイダーとのセーバー戦は地味に感じたのですが、タトゥーインとエンドアでルークの雄姿が観られたで良しとします。矢張り銀河皇帝であるダース・シディアスの様な『完全悪』になるって、結構難しいのかも知れません。漸くスカイウォーカー家二代の物語を観終えました。次は孫世代の“エピソード7 フォースの覚醒”です。