小さなkitchen-Garden

2013/02/22(金)21:45

京の歴史ー平安遷都 5

歴史ウォーキング京都(160)

こんばんは賀茂神社の起源伝説について上賀茂神社は御子神(みこがみ)である別雷神(わけいかづちのかみ)を祀る神社で、その正式の名称は賀茂別雷神社といいます。下賀茂神社は賀茂御祖(かもみおや)神社といい、別雷神社の母神である玉依姫(たまよりひめ)と、姫の父である建角身命(たけつぬみのみこと)を祀ります。【三井神社】重要文化財国宝の西本殿の西隣にある摂社が"三井(みつい)神社"で、玉依姫とそのご両親が祀られる社がこの中に並んでいます。中央の祭神が、賀茂建角身命の社その右の祭神が、伊賀古夜日売命(いかこやひめのみこと)で賀茂建角身命の妻神の社その左の祭神が、玉依媛命の社この他にもこの三井神社の中には、農耕の神を祀る諏訪社、水をつかさどる神を祀る小杜(こもり)社、すべての物事を導かれる神を祀る白髭(しらひげ)社もあります。京都に都が移ってくる前からの太古の時代の伝説が今もなおこうして続いている。この空間に一人で佇んでいるだけで、心が洗われていくような、そんなすがすがしい気持ちになったのは自然なことなんでしょう。壁にはこのような素晴らしい絵が描かれた板が展示されていました。素朴な農耕生活を送る古代人が祀った神は水の神で、水の神は雷を思いのままにあやつる雷神とされました。そして古代人のあいだには自然な形で、神は水源である川上から下ってくるという考えがめばえました。そういった発想のの一つの形が川上から流れてきたモモの実から桃太郎が生まれるという物語となったといわれています。このことから、おそらく神山の神が川を下る物語が発展して、鴨氏の祖先伝承になったのではないかと考えられています。桃太郎の話しは、古代人の生活の祈りから生まれた話だったんですねぇ

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