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れっどすとーん~僕と日々と時々おとん~

れっどすとーん~僕と日々と時々おとん~

第二話

「んっー・・・」

目が覚めた。

11時か・・・。


今日は平日。


だけど、停学中のオレには関係ない。


ごろん、もう一度ベッドのうえに仰向けになって寝転ぶ。



何も考えたくない・・・。


停学中にやるようにとだされた課題もやる気が起こらない。


「ハァー」

深いため息がでる。


オレはこれからどうなるんだろ・・・。


とりあえず、ご飯を食べるために一階へ降りる。


祖父はもう79歳だというのに近くの工場で働いている。

オレがいるとどうも年金だけじゃ暮らせないみたいだ。

なんか親不孝というかなんというか・・・。

祖母は内職をやっている。



テーブルのうえにはご飯がつくってありラッピングしてある。
それと置手紙。



「ご飯作っておいたからしっかりたべるんだよ おばあちゃんより」


なんか・・・涙がでてくる・・・。


オレは・・・何をしたんだ・・・。



テーブルにおいてあるご飯をひとつ残さず食べ、食べた食器は自分で洗う。
今のオレにできることはこれくらいだから・・・。



食器を洗い終え、再び二階へとあがる。

ベッドへ寝転ぶ。


オレって人に迷惑かけてばかりだよな・・・。
じいちゃんやばあちゃん。
それに隼人にだって・・・。

情けねーなぁ・・・。


親を恨んでいないっていったらウソになる。
けど、オレは普通の家庭でいいから両親と暮らしてぇんだ。
普通でいいんだ。
何も欲張らない、ほかになにもいらねーから・・・。

神様、両親と暮らす普通の生活もできねーのか?

神様なんているかわからない。
なんとなく質問をしてみた。


当然のごとく返事はない。









ピンポーン





「あれ・・・」

どうやらあれから眠ってしまっていたらしい。

時計をみると3時過ぎだ。

結構寝ちゃってたんだな。


ピンポーン


あぁだれかお客さんが来てたのか。
じいちゃんとかまだ帰ってないのか。

ていうか先生じゃねーだろうな・・・


ピンポーン

あぁうっせぇ!
今からいくっつーの!


ガチャッ


第二話『完』


なんかおかしいなww

まぁ変な終わりかたしたのは次回のお楽しみってことでw





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