イーグルスをひっそりと見守るブログ

2018/06/11(月)01:18

つまずきの元と打開策は

東北楽天ゴールデンイーグルス(1531)

今日は天気が悪く外出の用もなかったということもあり、久しぶりにゆっくりと最初から最後までゲームを見ることができました。 で、感想としましては、正直申しまして広島さんとは投打共にはっきりと力の差を感じることのできる試合でしたね。まあ、首位と最下位なのだから当然と言えば当然なのでしょうが。 美馬は良かったですけど、7回は最初から球が高くいい当たりをされていました。が、じゃあ代わりの中継ぎがいるかと言えばいない訳でして。限界は見えていたけど我慢せざるを得なかった、と。美馬自体は前回登板も良かったし、そのうち勝つでしょう。 5月をほぼイーブンで乗り越えて、上がり目からの交流戦で再スタートを切れるのかと思いきやの期待を裏切る再失速。 ここで改めて今季のつまずきの元と思しき原因を独自の視点から探ってみようかと思います。 1)首脳陣の編成 まずは平石、塩川、高須の登用がつまずきの元と見ます。高須は早々に交代。戦略コーチの塩川って何やってるのでしょうか?やってるともやってないとも何の情報もどこからも全く聞こえてきません。 昨年とほぼ同じ戦力での現状の成績を鑑みるに、現行首脳体制を作ったフロントには責任を感じてほしいと思います。 私はおそらく星野氏がいなくなった影響大なのではないかと思っています。ただここらへんの内情はなかなか外には漏れ伝わらないのでしょう。 2)内野・外野の編成 あまりにも打てない打線とザル守備。 打線が打てない原因は不明です。わかりません。ただ思うになんらかの不安要素がチーム内に伝搬しているような気がしてなりません。この雰囲気は例のFAXやコラレスショックを彷彿とさせるものがあります。メンタルは重要な要素です。 守備は特にセカンドとショートが致命的です。 銀次と茂木は打撃で守備のマイナスをカバーするのが前提だから、それができないとなるとこのメンバーでは成り立たないのです。今日の試合では守備面で広島との差が歴然としました。 そもそもポジション別に考えて適材適所ではなく偏りがあります。ファーストとサードでは選手が余り、セカンド・ショートで不足しています。同様に外野もいません。そして捕手もいません。 阿部の首切りは早すぎたのではないでしょうかね。いればショートとセカンドのカバーがいくらか緩和はできたはずです。 三好の打撃が意外と伸びなかったというのもあるでしょうが、ひょっとして直人をショートで使おうとでもしたのでは?と勘ぐってしまいたくもなります。山崎をあてにしていたフシもあります。 結果、無理に故障上がりの茂木をショートで使い続けなければならずというのが現状です。 銀次も同様です。銀次にスローイングの難点があることはわかりきっていますからね。 外野でも同じで、オコエが伸びなかったために岡島をレフトで使い続けざるを得ません。で、代わりがいるかというと、島内の代わりに田中が出てきたのはラッキーでしたが、ペギーの守備固めに四苦八苦するありさまです。 ここらへんを考えなかった、要するに怠慢だったところのフロントには責任を感じてほしいところです。ここでも星野氏がいればこうはなってなかったのではないかと思っています。 3) イーグルスはAクラスの翌年は成績が悪いです。 09年2位(野村) →10年6位(ブラウン) 13年1位(星野) →14年6位(星野) 17年3位(梨田) →18年?位(梨田) ただ単に続かないだけの戦力しかないと見るか、それとも慢心と見るか、それとも全然別な要素があるのか。 選手のオフの言動などを見るとあながち慢心も的外れではないと思えるフシがあります。現に今年は前評判が高かったし、戦力的にも見劣りしなかったのです。だとすると首脳陣の手綱さばきはどうだったのかという話にもなります。 最後に、では現状で監督交代は必要なのか?というと…代えても大して変わらないのでは、というのが現段階での結論です。その理由については、まあ夜も更けましたのでまたの機会にでも…。                         

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