さあ、終盤
なぜこうなったのか、そしてこれからどうすればいいのか、一ファンとして考えたいと思う。別にフロントでも監督でもないのだから考えたからどうなるというものでもないかもしれないが、やはり考えずにはいられない。 7月の初めの段階では投手陣はまだ持ちこたえていた(と思う)。初旬までは2~3失点のゲームが多かった。中旬になって5~7失点のゲームが目立つようになる。投手陣の疲弊が目に見えてきたころといえるだろう。そして下旬、22、23日の連続14失点(前日も6失点)が象徴する投手陣崩壊。 順番としては 中軸不振(=長打不足)→タイムリー欠乏→得点減→中継ぎ崩壊→先発も崩壊 という感じだろうか。 前にも本欄で申し上げたが、打線テコ入れのタイミングはあったと思う。個人的には7/19の借金が5になったあたりがリミットで、なんらかの手をうつべきではなかったか。あるいは投手陣がまだ好調だったもっと早い時期だったかもしれない。いずれにせよ後手に回った感は否めない。 当然打にも投にも好不調の波はあるわけで、好調だった投手陣、特に先発陣にもバテが見え始めた夏場にこそ打線には奮起してほしい。これからはいままでの借りを返すつもりで。 新加入グウィンはスピードもあり以外と(?)やりそうな感じもある。セギノールにはこれ以上の期待はないぐらいの期待が。個人的希望としてはセギノールをDHでフル出場させ、ホセと山崎の調子の良いほうを1塁で使い、調子の悪いほうには代打に回ってもらう、ぐらいしてもそろそろ良いのではないだろうか。 もう終盤。正直言って残り45試合、借金11、3位まで7ゲーム差は苦しい。だがあきらめないでほしい。4~5月の連続完封を、塩川・直人が塁上を駆け回った意外性の走塁を、再びと念じている。