2009/06/29(月)01:33
LA MOSTRA DI DUERER
クイリナーレのスクデリーエ
(ほんとに馬小屋だったの?この建物?知ってる方誰か教えてください)で
デューラーの展覧会があったので行ってきました。
2日連続してクイリナーレの丘に来るとは思ってもみませんでした。
ガイドツアーが18時からあるのを知っていたので、
それに合わせてかすみと待ち合わせしましたが、
日曜は昼寝とかも重要なので、
お互いに5時45分の待ち合わせ時刻に来られるかどうか
メールで牽制し合い、
結局2人とも間に合ったのでよかったです。
相手がかすみだといつもこうなります。デューラーは15~16世紀のドイツの画家です。
わたしは絵はあまりよく分からないし、
美術館で働いたことがある割に、正直そんなに興味もないのですが、
デューラーの自画像は10年くらい前、
ウチの実家の居間を1年365日間飾っていた(カレンダー)ので、
愛着というか他の画家とは一線を画した何かがあります。展覧会のテーマは「デューラーとイタリア」で、
デューラーの二度のイタリア(特に目的地はヴェネツィア)滞在で
影響を受けた描き方
(レオナルド・ダ・ヴィンチ、マンテーニャ、ジョバンニ・ベッリーニなど)や、
彼が後生の画家たち
(ラッファエッロ、カラッチ、カラヴァッジョなど)に与えた影響を、
実際にいくつかの絵を隣同士に展示して比較するといったもので、
内容はとても分かりやすく、
ガイドさんもいたので割と理解できました。
彼の画風はとても幅広く、
当時まだ確立されていなかった風景画のような作品があるかと思えば、
神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世の庇護のもとで描かれたもの、
当時の画家が生きる糧としたであろう宗教画、人物の肖像画など、
さまざまな作品がありました。
そしてそれらに影響を受けた作品というのもその分たくさんあるのです。
展覧会は6月10日までです。そのあとあまりおいしくないお寿司を食べて、
それからいきなりメリッサの家に押しかけました。
彼氏いたけど。邪魔してごめん。