2008/02/06(水)06:00
FRAPPE E CANZONE
ロッセッラが実家に帰るから一緒に来いと
先週から言っています。
暇だから着いて行くことにしました。
というより彼女は車で朝出ていったので、
わたしは仕事を終えて着替えを家に取りに帰ってから
バスと電車で行ったのです。
ヴィテルボ行きのローカル線?に乗って、Manziana駅まで行くと、
そこまで車で迎えに来てくれました。夜はお母さんお手製のパスタをスープに入れたスープパスタです。
食後のおやつにフラッペというカーニバル限定のお菓子
(小麦粉の生地を揚げて砂糖をまぶしたもの)、
これもお母さんの手作りでしたが、
取る手が止まらず、ほとんど一人で食べてしまい、
みんな唖然としていました。
よって写真ナシ。
わたしはこういうことがよくあり、
両親にも「調子に乗るな」といまだによく叱られます。
このフラッペ、ヴェネツィアではガラーニというのね、姉さん。テレビ番組で、1960年代チームと1980年代チームに分かれて、
ヒット曲を歌って競わせるみたいなのを見ました。
こういうのって日本特有なものかと思いましたが、
どこの国民も懐古心は持ち合わせているものですね。わたしは日本のNHKラジオ講座でイタリア語を勉強していた頃、
1950~70年代のイタリアの歌謡曲に興味を持って少々聴いていたので、
1960年代チームを応援しちゃいました。
ボビー・ソロなど歌えるのもいくつかありました。
この頃の日本にはサンレモ歌謡祭が知られており
(伊東ゆかりが出場しています)、
イタリアの歌謡曲が入ってきていたと聞いています。
ミルヴァなどが持ち歌を日本語で歌っていたし、
ヒデとロザンナの「アモーレ、アモーレミーオ」は
覚えているお父さんお母さんも多いのではないでしょうか。この年代の歌謡曲はイタリアのものにしても日本のものにしても、
詞がとても分かりやすくて、
心に直接届くものが多いです。
今の歌は、無理矢理語呂合わせしたり、
何と歌っているのか聞き取れないものがあったりして、
歌番組を見ていてもおもしろくないです。
特に好きというわけではありませんが、
日本だとコブクロという男性2人組の歌は
とても分かりやすくて、聞いていて安心します。