2009/06/29(月)00:55
TUONO, FULMINE E OUVERTURE 1812
同居人38ちゃんが「昨日の晩の雷はすごかったね」と言います。
ハテ?何時頃?
寝ていたのでまったく気付きませんでした。
どうやら彼女の人生で一番大きな雷であり、
近くに落ちたらしい、この建物にも落ちるかと思った、
ご近所さんたちもわいわい騒いでいた、と言うのです。
ピカピカ光っていて、
窓を閉めていたのに部屋の中が明るくなったそうです。
いくら深い眠りだったにしても、
そうまで言われては、
ちょっと自分のことながら呆れてしまいます。
本当にこの辺に落ちたら逃げ遅れて焼け死んでしまうからです。窓を閉めた部屋の中にいたとしても、風の吹く日には、
ジャニコロの丘で鳴らされる正午の大砲の音がよく聞こえるんですけど、
そんなことはあんまり関係ないんですね。昨日、ロッセッラの家から疲れて帰ってきて夜の7時くらいに寝ちゃいました。
そのあと同居人38ちゃんが友人ニコレッタと夕食会をしていたそうですが、
それにもまったく気付きませんでした。
最近鼾をかくらしいし、最低なわたしです。雷の話を聞いて、ドーンとしたかっこいい曲を聴きたくなり、
今、廉価版NAXOSのCDから、
ロンドンのロイヤル・フィルハーモニー演奏のチャイコフスキーを聴いています。『スラヴ行進曲』は中学3年の吹奏楽コンクールの自由曲でした。
これを機にチャイコフスキーを好きになったように思います。
『イタリア奇想曲』はその1年前、中2の時に、
3年の先輩方が浦和市の合同演奏会でやった曲です。
こんな素敵なオケの曲を吹奏楽でもできるんだな、と思った初めての曲です。
これはチャイコフスキーが
ローマで書いた曲だそうですから驚きです。そして序曲『1812年』、大大大好きです。
残念ながら演奏したことはないのですが、
これがわたしの中で雷のイメージの曲です。
ナポレオン率いるフランス軍のロシア撤退を祝う
勇ましくて厳かでかっこいい曲です。
大砲や鐘が曲の中で使われて、めちゃくちゃ壮大なんです。
ちなみにこの録音では大砲の代わりにシンバルが使われています。
こんな曲ばかり聴いてしまっていては、
また夜中に雷が鳴ったとしても起きないと思います。ところで、今、ローマ(もしくは近郊)でアマチュアのブラスバンドで、
クラリネット奏者としてメンバーに入れてくれるところを探しています。
心当たりありましたらメッセージ下さい。
先日カラビニエリ(警察)の吹奏楽団の
トランペット奏者の男の子と知り合いましたが、
コネなさそうでした。ふんっ。