2008/02/08(金)06:13
LIBRI DA LEGGERE
いつだったかの読売新聞日曜版の書評に惹かれて、
ぜひとも読みたいと思った本がありまして、
今回日本に行った時に買ってきました。『世界最高のホテル プラザでの10年間』です。
著者はニューヨークのホテル・プラザで働いた人で、
日米の習慣を比較、
特に日本の宿泊客を相手とした仕事の
大変だったことを中心に書いています。
日本人で外国のホテルに泊まる予定のある人、
泊まったことのある人には全員に
条例か何かで義務付けて読んでもらいたい本です。
書いてあることほとんどに同感です。
この方の言いたいことすべてがわたしにはよく理解できます()。
この人の努力に比べたら、
わたしのしている仕事なんてめちゃくちゃ小さいです。
いい加減です。
日本人観光客に最善のサービスを提供したくてかの地で頑張っていらしたことが
(そしてそれが報われない状況が多々あったことも)、
よく分かります。
世の中には立派な人がいるものだなと、
わたしはおそらく一般の人とは違う観点から読んでしまいました。読みたいのに読んでいない本が山積みになっています。
『一度も植民地になったことがない日本』『どうもいたしません』『野ばら』『けっこん・せんか』『王妃の館』『奪取』『眉山』『博士の愛した数式』『天使と悪魔』『赤い指』どれも読みたくて、人に頂いたり借りたり、日本で買ってきたりした本です。Wikipediaで「沢田研二」検索して、A4の紙に47ページもプリントアウトして読んでる場合じゃないって。まったくもう阿久悠氏の追悼番組を見ていたら、こんなことになってしまいました。ジュリー素敵。おすすめは映画『太陽を盗んだ男』と ドラマ『マチベン』。