仕事のできないホテルウーマン

2008/02/08(金)06:13

LIBRI DA LEGGERE

マミ読み(36)

いつだったかの読売新聞日曜版の書評に惹かれて、 ぜひとも読みたいと思った本がありまして、 今回日本に行った時に買ってきました。『世界最高のホテル プラザでの10年間』です。 著者はニューヨークのホテル・プラザで働いた人で、 日米の習慣を比較、 特に日本の宿泊客を相手とした仕事の 大変だったことを中心に書いています。 日本人で外国のホテルに泊まる予定のある人、 泊まったことのある人には全員に 条例か何かで義務付けて読んでもらいたい本です。 書いてあることほとんどに同感です。 この方の言いたいことすべてがわたしにはよく理解できます()。 この人の努力に比べたら、 わたしのしている仕事なんてめちゃくちゃ小さいです。 いい加減です。 日本人観光客に最善のサービスを提供したくてかの地で頑張っていらしたことが (そしてそれが報われない状況が多々あったことも)、 よく分かります。 世の中には立派な人がいるものだなと、 わたしはおそらく一般の人とは違う観点から読んでしまいました。読みたいのに読んでいない本が山積みになっています。 『一度も植民地になったことがない日本』『どうもいたしません』『野ばら』『けっこん・せんか』『王妃の館』『奪取』『眉山』『博士の愛した数式』『天使と悪魔』『赤い指』どれも読みたくて、人に頂いたり借りたり、日本で買ってきたりした本です。Wikipediaで「沢田研二」検索して、A4の紙に47ページもプリントアウトして読んでる場合じゃないって。まったくもう阿久悠氏の追悼番組を見ていたら、こんなことになってしまいました。ジュリー素敵。おすすめは映画『太陽を盗んだ男』と ドラマ『マチベン』。

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