Romance夢紀行

2020/02/27(木)09:33

A Mere Formality イローナ・アンドルーズ読んでいます4(終)

洋書あらすじ(596)

​​The Kinsmen Universe【電子書籍】[ Ilona Andrews ]​ ※ ※ ※ ネタバレあります ※ ※ ※  辞書で確認せず、記憶に頼っててきとーに書きなぐっていますので、内容が間違っていても笑って読み流せる方だけ読んでくださいね (A Mere Formalityは、The Kinsmen Universeに収録された書下ろし短編です) 4時間が経過し、バルコニーに出たナグラッド卿。ディードレも出ていくと、肘を掴まれて周囲に声の聞こえないところまで連れていかれます。これを考え付いたのは君だろうと追及します。こんなことをやっても無駄だ、と言いますが、ディードレはとんでもない! 私にとっては重要な意味がありますと言い返します。あなたがドアを開けたから、私は通らないといけなくなってしまったのです。ナグラッド卿はその場からいなくなりますが、公爵にどんな感じだと聞かれて、私の未来の旦那様は私のことが大嫌いみたいですと報告していました。 「項目312 複数パートナー。」検討項目が読み上げられていきます。ディードレは疲れと頭痛を感じていました。ナグラッド卿の目の下にもクマができています。証人として控えているボディーガードから選ばれた二人も立ち会っています。「服従A。2人の男性パートナーと女性の一人のパートナー・・・。」緊急の電話に公爵が対応して、戻ってくると「35万だ」と言います。これ以上の提案は他の国からも出ないだろう。「締結だ」驚きと信じられなさが混じったような表情でナグラッド卿が宣言します。ディードレもその顔をみて嬉しく思います。初めて彼の唇が上がったのを見ました。そして公爵は、「36万出す。もしディードレを条件から外してくれるなら」と言います。ディードレの身体は冷たくなり、これで彼と会うことは二度となくなると感じます。即座にナグラッド卿はNOとはねつけます。公爵は、彼女には明るい前途もある、邪魔しないでやってくれと頼みますが、ナグラッド卿は無表情の仮面をかぶり、彼女が条件に含まれないなら条約はなしだと言います。公爵が、君はこの女性に無理強いして恥ずかしくないのかと強く迫ります。 ナグラッド卿は彼女の手を取り、君の時間を数分いただきたいといってベランダに連れていきます。彼は自分の髪に指を通しながら、私はもう青臭い思春期は通り過ぎている。青臭い若造ではないから、女性の存在が自分を落ち着かなくさせることはないといって、両手をあげて言葉を探しています。考えていたより難しいな。ディードレは優しく笑い、私があなたを落ち着かなくさせているということですか?と聞くと、ナグラッド卿はそうだ、君がいないと寂しい、君のことをいつも考えている。君と離れたくないのだ。あなたはブンタとの取引に私をお使いになったではないですかとディードレが指摘すると、そうだ、自分の一族のためにならなんだってするだろう。君が私の立場だったらどうしただろうか? ディードレはバルコニーの外の森をみながら、私があなたの立場なら、自分をオークションにかけて一番高く買ってくれるところへ行ったでしょう。話し合う二人の姿を公爵とボディガードたちが見つめています。 ナグラッド卿はもし、君がチャンスをくれるなら、君のことを深く愛することを約束する。結婚してくれ。君への忠誠心は父へ捧げたものと同じだ。君を幸せにするためになんでもする。ディードレは彼のまなざしに心が溶けるのを感じます。 彼は深く息を吸うと、彼らがこれをみるのは一生に一度だといって、観客を一瞥します。 ゆっくりと、しっかりと彼は彼女の前にひざまずきます。「いてくれ」「お願いだ」 そんなことはしないで。リーの長は誰にもひざまずかないのでしょう。彼女は彼の横にひざまずき、これでましになったわと言います。 それはイエスということか? と聞かれて彼女はキスで返事をします。でも一つだけ条件があるの。新婚初夜に「ナグラッド卿」なんて言いたくないから、あなたの名前を教えて。(終) ============= なんちゃってあらすじ まとめページ (まだ日記にだけあって、まとめページを作っていない作品がいくつかあります。) イローナ・アンドルーズなんちゃってあらすじはこちら​

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る