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テーマ:お値打ちワイン(628)
カテゴリ:ワインについて
シャンパーニュの未来図と言う特集です。 中身は「エルヴェ・ジュスタン」と言うコンサルタントの関与しているシャンパンの紹介です。 逆に言うと未来図の内容はこれだけです。 もっと深く読むとシャンパンの限界が見えて来ますね。 まあまあ無難に美味しい、贅沢なイメージのシャンパンですが、それだけと言う感じもします。 個人的にもシャンパンは好きで週に2~3回は飲みますが、味の幅が少ないのも事実です。 10000円以上の超高級シャンパンを除くと、ブラインドで飲んで銘柄当てられるシャンパンはごく僅かでしょう。それだけ特徴を出しにくいのです。すっきり・くっきりが前提ですから、赤ワインの様な違いはありません。 それと悲しい事にシャンパンのライバルがいない事も影響していると思います。 ブルゴーニュとボルドー、バローロとブルネロみたいな競争が無いし、幅も無い、他の国や他の地方で作られる泡物が味的にも技術的にもシャンパンに勝てると誰もが認めるレヴェルの物がきわめて少ない事も影響しているでしょう。 一つの方向性と世界に閉じこもって究極を極めているのがシャンパンです。そしてちょいと美味しいととんでもない高値になってしまいます。ジャックセロスでも五千円位で買えれば時々飲むのですが、一万超えないと美味しいと唸るシャンパンはありません。二万円のシャンパンでも、まあこんな物かなと言う味の物が多いです。 価格の高さと味の変化のバランスが非常に悪いのがシャンパンの最大の欠点でしょう。 微妙な違いを楽しむのは日本酒の吟醸酒の世界と似ています。僅かな味の違いに敏感な日本のオタク系グルメには良いかも知れませんが、五千円前後で良いなと思える、楽しいシャンパンが増えないと、シャンパングルメも増えて来ないでしょうね。 そう言う意味ではRMシャンパンの存在は大事です。 この号でも評価の高い、ブランド・ブランのピエール・ジモネ 2000 フルーロンやブランド・ノワールのラミアブルの2004、ロゼ・ド・セニエ ジョノ・ロバン、ピオロ キュヴェ・ロゼ等はそこそこリーズナブルで良いと思います。
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Last updated
2009/03/07 04:19:03 PM
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