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2010/03/22
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カテゴリ:オーディオ

009.jpg

かがり火に置いてあるJBLのメトロゴンを複数のアンプで高津さんと聴き比べました。

そして中の写真を撮ったりしてヴィンテージスピーカーの面白さを勉強しました。

メトロゴンはステレオが始まった1958年頃に発売されたJBLのスピーカーです。

有名なパラゴンの弟です。3兄弟でパラゴン、メトロゴン、ミニゴンが作られました。

どれも一体型のステレオ用スピーカーです。パラゴンが大き過ぎるので

W2630・H900・D610・316kgと言う大きさは置く場所にも搬入にも困る場合が多いのでメトロゴンが作られました。

当時のJBLのスピーカーはどれも業務用に開発された強力なユニットを美しいモダンアートのエンクロージャーに入れた物が多いです。

私はJBLが好きで(WE、アルテック、タンノイ他も好きですが)C31、ハーツフィールド、パラゴン、メトロゴン、ミニゴン、オリンパス、C37、LE8T、PA用システム、を使って来ました。どれも結局は最初期型が音が素直で、鳴らすのも簡単なので今残っているのは最初期のユニットが入ったオリジナルです。

古いユニットは最初は音が詰っていても、2年位毎日鳴らすと良い音になる事が多いです。このメトロゴンも最初我が家に来た時は音が飛ばない鳴らないスピーカーでした。かがり火に持って行って毎日BGMで鳴らしていたら2年目位から鮮やかな音が出る様になり今では吃驚する位伸びのある美音を奏でています。

眠っていた物を呼び覚ますには時間が必要です。焦っては駄目ですね。

004.jpg
 

裏蓋を開けた写真です。

175とA130が入っています。どちらも名機です。

床に向かってバスレフのダクトが付いています。

どうやってユニットをねじ止めしたのか分からない位狭い場所にA130は収まっています。

005.jpg

最初期型の175です。最も自然な癖の無い音のするユニットです。

007.jpg

鳴らしたマッキントッシュの最新型真空管パワーアンプ。

何時ものEL34のppアンプからマッキンに変えると、吃驚する位音が変わります。スッキリ・クッキリ系のハイファイスピーカーの音です。

良いスピーカーはアンプの違いをクリティカルに表現しますが、50年経ったこのスピーカーがこうも表情を変えるとは驚きました。

845のシングルアンプに変えると繊細で優しい音に変わりました。

まあどれも良い音で楽しいですね。

パラゴンでもハーツでも鳴らすのが難しいと思っている方が多い様ですが、それは間違いです。先日横浜の三上さんもパラゴン欲しいけど鳴らすのが難しいから・・と仰っていました。あの三上さんでも勘違いされています。

パラゴン鳴らすの難しい説が出来たのはSS誌の記事だと思います。理由は中・後期型のパラゴンが鳴らすのが難しいのであって、初期型は簡単に良い音で鳴ります。

元々初期型の150-4Cと375,075でチューニングして作った箱です。ユニット変えるとバランスは当然崩れます。中期、後期に行くに従ってハイファイにはなりますが、それだけ鈍いユニットを使っています。その鈍さが鳴らし難さにつながります。

初期型はパラゴンでもハーツでもメトロゴンでも部屋の壁に押しつけて置いてアンプをつなげば良い音で鳴る様に出来ています。能率も高いので2~3Wの真空管アンプでも十分良い音でなります。

150-4CやA130、375や175、075は他に変わる物が無い名機です。

素直な美音を奏でます。クラシックもジャズも綺麗に再生します。

初期のJBLはまだSS誌が創刊される前のスピーカーなので情報が無いので知られていませんが、WEの流れをくみ、ランシングが作り上げた世界です。LEシリーズ以降のユニットはランシングは関わっていません。と言う事でLEシリーズ前の本物のランシングサウンドが楽しめる名機はC31です。C31は今倉庫に入っていますが秋にはかがり火に持って来ます。

メトロゴンを大きい音で聴きたい方は閉店間際か5時ごろお出で下さい。試聴可能です。

但し事前に私にご連絡下さい。






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Last updated  2010/03/22 04:10:48 PM
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