美味しいワインと出会う旅

2010/09/14(火)03:30

パヴィヨン・デ・グラナ 2000

サンジュリアン(68)

サンジュリアンのクリュ・ブルジョワのシャトー・デュ・グラナのセカンドです。シャトー・デュ・グラナも日本では滅多に見ないワインですが、このワインは更にレアーな様で楽天でも見た事無いし、ググッテも出て来ません。大分以前にインポーターの在庫を全部買ったワインです。流石にこの2000年も残り少なくなって来ました。皆さんの感想は旨味があってなかなか美味!!色も濃い、ボーカイユより美味しく感じる。葡萄ジュースに近い香りと味のニュアンス、決して安いという意味ではなく、味はボルドー控え目なおとなしい香り、優しい口あたり、00なのにまだタニック、厚みはやや弱め。バランスが良い、突出したところがないので飲みやすい。喉越し素晴らしい、クランベリー、優しい、最後までフレッシュ滑らかなタンニン、中庸な酒質、バランスが良い。2回目華やかな感じのする味です。とてもまろやかで熟成している感じです。熟成山羊チーズの香り、余韻が長い、鉄錆、タンニン、鉄分感じる、たっぷりした果実、旨味、ブーダン・ノワールと合わせたら良さそう。生の青ピーマン。オレンジピール、シダ、柔らかくタンニンが慣れている。柔らかいアタック、温度が低いからか飲みやすい、綺麗なフィニッシュ、クリーンインク系の香りと味わいが特徴的。まだ堅いフルーツ。これも2000年のヴィンテージの特徴が出ている。最初はネガティブな還元臭、味わいは極めてエレガント。タバコの様なニュアンスもある。落ちるのは早いがとても好み。ブラックベリージャム、血や生肉の香り、タンニンが優しくこなれた果実味、程々のアフター、ちょっぴり熟成感もあり無難に美味しいワイン。上記が皆さんの感想です。過去のレポートは2000年のサンジュリアンですが、そろそろピークの様です。元々果実味が多めで飲みやすい若飲み用のワインだったので仕方ないでしょう。もう6年位待つと面白い古酒感も出て来るでしょう。非常に丸みのあるタンニンで酸も弱めです。しかしボリューム感はサンジュリアンらしく豊かで、力は2000年なりの物を感じます。まあじっくり飲むと面白そうです。セパージュ Cabernet Sauvignon 65%Merlot 30% Cabernet Flanc 5%2000年と言う強い年ですが、クルブルジョワのセカンドと言う事で軽めです。十分熟成していてタンニンが落ちて癒し系ボルドーになっています。パワー系が好きな方には物足りませんが、ブルゴーニュ好きならこんなワインは手放せません。サンジュリアンと言うとラス・カーズと思っている方が多いですが、実はエレガントなワインも多いのです。色はまだ深いガーネット、香りは杉、カシス、赤錆、ミント、茎、腐葉土、枯葉、味わいは優しいエレガントな果実味、柔らかいタンニン、余韻に甘さが残る酸、実に滑らかな舌触りでスイスイ飲める、癒し系メドックです。

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