栃木県北部から山川海日記

裏山の林道の沢に沸いていると言う、裏山野湯を探しに行ってきました。

前にも2回ほど探しに行ったけど 見つからなかった野湯です。裏山といっても一度登って反対側に下った隣町の温泉です。なんだか今日は冷えるなぁと思いながら裏山の山道を車で登ると、ナント雪でした

真っ赤なもみじの紅葉に真っ白な雪が積もっています。昨日の雨は山の上では雪だったんですねぇ 八方ヶ原の紅葉の見頃は過ぎていましたが、赤と白のコントラストが溜息がでるほど綺麗でした。雪の紅葉は尾瀬で見たのが初めてでしたが、裏山がこんなことになってるとは知りませんでした～ぁ

そして本日の目的の温泉ですが、みつかりました! 見つかってしまえば簡単。沢に降りると湯気が上がっていました～。今日は見つかる気満々で、友達と二人スコップと湯桶を担いで行きました。とても地元に愛されている野湯らしく、着いてみると沢横から沸いた湯は岩の間に溜まっていました。良く見ると苦労の跡が見られます。岩棚にはスコップ、ホース、枯れ葉をすくう網、お風呂マットや杓替わりの把手付ボールまで、きちんと整理して仕舞ってありました。

しかし、溜まってるお湯は熱くて入れない! 置いてあるホースで沢水を引き込んでいる間、上流の源泉を見に行ったら、ナント適温の湯船がありました。早速、入浴。沢を見ながら、良い湯だなぁ。

先人に感謝～(-人-)

上流の湯船に浸かっている内に下の湯船が熱めの適温になったので入りました!

湯船から見た紅葉と、苔むした沢の風景です。

入浴後は塩原へご飯を食べに。もみじの湯の紅葉が大変なことになってました!

もの語り館のレストラン ランプは16時でオーダーストップのお店ですがおすすめです。なんだかホテルのレストランみたいな仕事をしてある料理です。メニューは田舎っぽい鍋もありますが、下ごしらえやだしの手間を惜しんでいません。なのに値段リーズナブル。そしてここの席の窓から見る紅葉は、まるで額に入れた一幅の絵画です。オーダーストップの時間を過ぎても、外では無く、ここからの紅葉を見せて下さいって観光客が訪れて写真を撮ってました～

今日は1260円のもみじ午前を頂きました。食べかけでごめんなさい。混ぜご飯やもみじ型の煮物は食べちゃった。これにデザートもコーヒーか紅茶も付いてました。どれも出汁の効いた繊細なお味です。地元の鳥を使った鍋も、肉はホロホロと柔らかく煮崩れる直前で、野菜は下ごしらえに手の込んだ物なので、ただの鍋と侮るなかれ塩原にお越しの際はぜひお立ち寄り下さい!

さてご飯の後は、ちょっと冷えたので混浴のもみじの湯へ。地元のおじさま達とゆっくり入浴してきました～ 地元の共同浴場での情報集めも欠かせませんねっ