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カテゴリ:旅
背中の大荷物を部屋に降ろし身軽になったら、散歩です。ホテルの陽気なお姉さんに、美味しいBARバールを聞きました。 バールとは、立ち飲み居酒屋のこと。パン屋系と居酒屋系があり、売ってる肴が違います。 地図を見ながら『この通りの入口の店は高いわよ。奥の小さいお店で飲みなさい。私の友達もきっとそこで飲んでるわ。』 『スピリッツを1杯飲んで、何かつまんで、さよなら。次のバールで1杯飲んで、少し食べてさよなら。がここのやり方よ。』と教わって、散歩に出発! でも、魅惑的な水路や路地が多くてちっとも目的地に着きません。 ちょっと歩くと、すぐ教会。前は広場になっていて、いろんな人がのんびり過ご しています。 広場の横の水路にレガッタ練習をしてる人達が居ました。さすがはヴェネツィア。水に親しんでる感じです。しばし見学。 あんまり上手じゃない人 もいます。大学のサークルかしら?まさか観光客?これに乗れるなら乗ってみたぁ~い さらに散歩は進みます もはや教わったバールとは反対方向。 だって魅惑的なんだもんっ どこだかわからなくなった頃、気になるお店が! 中にはチーズや、プロシュット(生ハム)や、サオール(酢漬けの惣菜) 壁にはワインや、プロセッコ(微発泡白ワイン)や、色とりどりのパスタ こんな狭い路地も、全然危なくないんですっ 路地を抜けると広場に出たり また路地に入ったり 水路を渡ったり 水路で行き止まったり 井戸のある広場に出たりします。 また海に出たので、やっと教わったカフェ通りに向かいました。 ホテルのお姉さんが、何でも高い通りだと言ってましたが、確かにきれいな通りです。 観光客もたくさん居ました。 でも、まるでおとぎの国にいるみたい。現実なのに非現実。これが旅の醍醐味なのでしょうね。何百年も観光都市をしているヴェネツィアは年季が違います。 横の路地をのぞくと、洗濯物が干してあったりします。紐が2重になっていて、片側の窓から洗濯物を送り出せるように工夫されていました。こんな人の暮らしが垣間見えると、町の魅力は格段に増します。美しく造りこまれていても、そこには生活があり、目新しい工夫があります。新しい発見にわくわくします 遊園地ではこうは行きません。おそらくヴェネツィアを見本に作られた日本のディズニーシーは、それでも意外と頑張っていたんだなぁとか感心は、してしまいましたが。 賑やかな通りは水路に突き当りました。通りの最後は小さなバール。外にはオシャレなテーブルとイスにパラソル。一人のおばさんが忙しそうに給仕中でした。中にはカウンターで立ち飲みしてる地元っぽい人。これかな?と思いながら、水路の両脇の路地が気になります。 気になったら進むしかないでしょ? 水路の右側を進み、それ以上行けなくなった所で橋を渡る。橋を渡ると、向こう側にはマリア様。こんな所が沢山ありました。 水路には自家用車ならぬ自家用船が。 水路にも広場みたいのがあって、船着き場になっていました。 ん? なんかまた、さまよってない?戻って最後のお店に入りました。 バールでスピリッツを頼みました。それから、サオールやら何やらを指差して1つずつ頼むと、外のテーブルで飲むのかと聞かれてるみたい。歩き疲れていたので外のテーブルを指差してうなずきました。 たぶん立ち飲みとテーブルでは値段が違うのでしょう。英語は通じませんでした。値段を言われましたが、1ウノ、2ドゥエ、3トレ、しか覚えてない私達には、全然分かりません。 困っているとカウンターで飲んでる若いオシャレなお兄さんが英語で教えてくれました。安い!3人で10ユーロちょっとでした。サオールが旨い。魚が旨い。 2軒目のバールで乾杯。こちらはパニーニ(パン)屋系。サンドイッチに、ハム&チーズ、トマト&チーズ、etcが挟んでありました。指差し頼むと焼いて出してくれました。チーズが旨い。ハムが旨い。野菜が旨い。 ほろ酔い気分で、ホテルを通り越してサンマルコ広場へ サンマルコ寺院 広場では、カフェが賑わっていました。楽隊付きカフェです。 広場の周りはこんなアーケード 広場の角は、外へ続いています ホテルとは反対へ抜けると高級ブランドお土産街。Romi興味なし。 夜のゴンドラ乗り場。でもゴンドリエレ達は酔っ払ってました。 こんな夜の水路は素敵です。 散らかした後だけど、こんなお部屋です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.02 20:03:26
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