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私の名前はキム・サムスン

久々ドラマの日記の更新だ。
ずっと以前から観たかった「私の名前はキム・サムスン」が、昨夜からWOWOWで始まった。
去年韓国で大ヒットした、30歳の女性パティシエの恋がメインになったラブコメである。
去年韓国で大ヒットしたドラマは、この「私の名前はキム・サムスン」と「バラ色の人生」の2つのようだ。
チェ・ジンシル主演の「バラ色の人生」は、両親と同居したお嫁さんの奮闘記のようだ。

チェ・ジンシルは私の大好きなビョンホンssiが初期の頃主演したドラマの相手役を何度もしていて、ファンにとっては馴染み深い女優さんだ。
その後いろいろあって、「バラ色の人生」で復活して、百想芸術大賞のテレビ部門の主演女優賞を授賞した。
授賞式でイ・ビョンホン、イ・ヨンエと3ショットの写真を観て懐かしく思いつつ、彼女も復活できて良かったと思った。

話が逸れた。

「私の名前はキム・サムスン」は、私にとっては初見の俳優さんばかり。
1人シェフ役の人は、ドラマや映画でよく見かける人だから、名バイプレイヤーなのだろう。

主演はキム・ソナ、相手役がヒョンビン、他にダニエル・へニー、チョン・リョウォンなど。
ダニエル・へニーは名前だけは知っていたが、本人を観たのは初めて。
キム・ソナはこのサムスン役の為に、体重を大分増量したそうで、確かにほっぺたがパンパンで、顎も丸いし、体系もプクプク。
韓国の俳優らしく表情や動きがオーバー過ぎる程豊かだ。
でもこのドラマはラブコメだから、本人がドタバタすればする程、30歳と言うギリギリ感の焦りや苛立ち感を、ユーモラスに表現されていて好感が持てた。
そしてキュート。

ジンホンは皮肉屋で、サムスンをからかっているつもりが、気がつくと自分の方が振り回されていて、うんざりしながらそれでも気になって仕方がない年下の雇用主、ヒョン・ジンホン。

冒頭は2004年のクリスマス。
この時のBGMが、確認してないが私の大好きなシンガーズ・アンリミテッドだと思う。
その後もマック・ザ・ナイフなど、気の利いたアメリカのスタンダード・ナンバーが使用されていて、ドラマ全体の雰囲気がおしゃれな感じになっている。

のっけからドラマのセンスの良いBGMに、ノックアウトされてしまった。

ヒョンビンはこのドラマで大ブレイクしたらしいが、私の好みではないな。

とにかくキム・サムスンは職場では新人の癖に、直情径行でお客に向かっても、いちゃもん付けて、ジンホンや上司、同僚にヒヤヒヤさせる。
雇用主のジンホンに対しても、掴みかからんばかりに食ってかかるし、一緒に飲んではくだを巻く。
挙句の果てには、悪酔いして嘔吐したり(笑)
そして漸く付いた職なのに、「もう、辞める」と啖呵を切る始末。
後先考えずに、その時の感情任せに突っ走る(笑)

その上妄想癖まである。

まぁ、ラブコメだから大体ゴールは見えているんだけども、それだからこそ気楽に観て楽しめそうだ。

日本の新しく始まったドラマで、観月ありさが「仕事も恋も崖っぷち」と言うのがあるが、このキム・サムスンがまさにそうだ。

これからダニエル・へニーやチョン・リョウォンがどう絡んで来るのか、展開が楽しみだ。





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