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SS:The 10th Birthday

2018.01.14
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カテゴリ:SS:The 10th Birthday
​​​​​​それでは毎度おなじみこの言葉で始めましょう!
せーの!

すみませんwwwwwwwww

1月14日は、こうちゃんことリース君の誕生日なのです!!!
そのために、2年前からずっと考えてたんですけど、SS開始日になっても最終話まで書けていないという現実が迫ってしまいました(;^ω^)

当初は、このSSにこの私るみ子さんも登場させる気満々でした。
しかし、どう考えても私がいた状態では、キャラクターみんなにフルボッコされることは目に見えていますし、みんな呆れた顔しかしないし、そもそもSSって管理人登場するのってタブーなんですよね~・・・。
でも、そのルールを覆そうとしたんですよ私は!!
まぁ、結局登場しなかったんですけどね、私。

で、今回、10話で収めようとしましたが、ご覧のとおり、全11話です。
話数は「​運送屋「CARRY.S」​」と一緒ですね。

ってことで、1話ずつ解説を紐解いていきましょう。

まずは第1話。
クロアが、こうちゃんの睡眠中に抜け出して誕生会開こうぜって呼びかけるところから始まります。
突然、​シロクマ君​のキャラ、レクサスとレインが出てきますが、この2人ならきっと協力をしてくれるだろうと思ったし、何より私のお気に入りのキャラなので、登場させました。
そのあと、しばらく突破口が見つからず、毎日悩んだ結果・・・
ヴィッセンさんを登場させたことにより突破口が開かれました。
天才科学者と謳われているヴィッセンさんなので、なにか凄そうなもの作ってくれるに違いないと思って登場させたら、びっくりするぐらい話が進んで行きました。
ヴィッセンさんありがとう。

第2話は、ヴィッセンさんだけではちょっとアレなので、プラノズさんとイグニスさんを連れてこようってことでどうやって連れてこようかと考えた結果、ウランのワームホール能力で連れてくることにしました。
もちろんプラノズさんは最初は協力するって言ったけど、イグニスさんがいるとわかったとたん断ろうとする。何より、このふたり仲が悪いからね。同じ日同じ細胞同じカプセルから生まれてきた生命体だから、実質双子なんだけど・・・仲悪いんだよなー。
でも、なんとかプラノズさんに了承を得て第3話へ続きます。

第3話は、イグニスを誘う話と、その頃レクサスたちはって話。
もちろんイグニスさんはプラノズさんがいると知って、同じように断ろうと思ったけど、プラノズさんよりかは大人の対応ができるイグニスさんなので、すんなりと協力してくれることに。
で、レクサスとレインはアナログで声掛けを行います。
まずはレクサス。双子ちゃんをここで出したのは特に意味はないんですけど、正直言って一番扱いづらい。
なんでかっていうと、5歳児だから。でも、その辺の5歳児とはわけが違うので、余計に扱いづらく、このミミとナナの喋り方を見て「あのキャラの喋り方に似てる?」って思った人もいるかと思いますが・・・
今の若い方たちには分からないネタでしょうね。
アナログで声掛けをしていくのですが、科学者組の皆さんの準備が終わったらの連絡はどうしたらいいのかということになり、ネットナビであるイオナとアンズちゃんに登場してもらいました。

そして第4話。連絡のツテが見つかりましたーってやつですね。
で、次は、レインのほうです。レインが見つけた相手は、​SEESさん​のとこのキャラ、謎が謎を呼ぶ今でも私は謎だと思ってる、川澄奈央人さん。
キャラデザは私がやったよ!!まだ全身のキャラデザできてねーけど、SEESさんは「スーツかな!」って言ってたー!!
どんな感じかのイメージもらってこんな感じかなって思って描いたら一発OKもらったよ!!やったね!!
川澄さんマジで謎すぎるけどそんな謎すぎる存在の川澄さんが私は大好きです!!!!(告白)

あ!川澄さんの話しかしてねー!!!

とにかく、ここへイオナがやってきます。
川澄さんはいろいろ物知りなので、ロックマンエグゼの世界での端末、PETのこともわかるかなーって思って書いてました。
今の若い子達には、「PETってなんぞやネットナビってなんぞやそもそも「ロックマンエグゼ」ってなんだよしらん」みたいな状態なので、「ネットナビってなに?」って聞かれた時に「ロックマンエグゼで検索!」って返したら「なにそれわからん」って検索もせずにそうやって返答してきたお子様がいました。そういう時代なんだろうなって思いまいした。

第5話は、科学者組になります。まだこうちゃんの感覚を鈍らせる香水とか作り始めてません。
どんな香りが好きなのかを、探る感じですね。
「こうちゃんは、一体どんな香りが好きなのかなー」とか考えながら書いたお話です。
あまり考えたことはなかったけど、こうちゃんは散歩するのが大好きで、天気がいい日は絶対に散歩に出かけます。暇だよねー。死神部隊の仕事がない日は絶対に散歩してるって感じだけど、基本死神部隊の第一部隊は休みなんかねーんだよ!!
でも、こうちゃんは休みが絶対に欲しいのでこの日は休みたいとかいう申請を毎月出してます。
今回こうちゃんがぐっすり寝てるのは、任務続きでボロボロだったために緊急で長期休暇を入れたよって話です。

こうちゃんの話しかしとらんがなー!!!

で、考えた結果、太陽の香りが好きということになりました。
皆さん、太陽の香りは「ダニの死臭」じゃないんですよ!?私ちゃんと調べたんだからね!!!
どっかのバラエティ番組で「ダニの死臭なんです!!」とか言ったけど、間違ってますからあああああああああ!!!
「ダニの死臭」ではないことは科学的に証明されているらしいです!!!!

とまぁ、どんな香りにするのかが決まったけど、感覚を鈍らせる薬品を作るための材料が足りないとかになります。
そこで、薬の調合ならお任せあれの、看護レプリロイドのブルー君登場です!
エグゼと同じように「レプリロイドって何?」って聞かれたとき「ロックマンゼロで検索!」って言ったら「え、出てこなかった分からない」と言われました。
検索したらほんとに出てきませんでした。公式サイト死んでました。ウィキペディアとかそういうやつの類しか出ませんでした。くっ。
そういう時代なんだろうな・・・(2回目)

第6話は、そんなブルー君加入で、薬を調合してくるという話になります。
その場で調合するって話になりましたが、ブルー君は人間を見ると体が震え出して体調不良になります。
なんでかって言ったら、話が長くなるんだけど、自分が勤めてた病院にイレギュラーが襲ってきて・・・イレギュラーっていうのは、これも話すと長くなるのでざっくり言うと悪さする人たちのこと。犯罪者ね。で、そこの病院の人間たちを救えず、生存者から罵詈雑言の嵐を受けたから。
で、人間達を救えなかったからっていう理由で、ブルー君は追放されちゃったよって話。
さらにざっくり言うと、ロボット三原則守れなかったよって話じゃ!

話を戻すと、ブルー君はウランのワームホールで一度自分の部屋で薬を調合してきたよっていう感じかな!!

第7話と第8話は、ざっくり言って話数稼ぎ。
っていうのもアレなんですけど・・・キャラクターを全員出すって予定してたので、全員出すよう心がけました。
なにより、みんなで準備してみんなで祝って欲しかったからです。
だから、こうちゃんの誕生日と聞いて、みんなはどんな反応するんだろうと思いながら書いていった内容です。

第8話のシュータス夫妻、フランシスとミジョル。そしてその息子、ミリック君。
この3人の関係は「​ミリック大捜査線?​」の​あとがき​見てください。
で、その3人がこうちゃんが、なぜこんなに長いこと寝てるのかって理由を語ってくれます。
昔と今の現状とかいろいろも含めてね!

同じく、第8話に登場したジルウェさんは「ロックマンゼクス」に登場したキャラクターだけど、なぜオリキャラ達がたくさんいる中に版権いるのかというと、毎回言ってますが、このジルウェさんは完全にキャラ崩壊を受けている、ジルウェさんならざる存在だからです。
公式とはほど遠い、喋り方だけが公式よりという、私の二次創作ジルウェさんです。
なにより、当時公式ブログがありましたが、その時ジルウェさんがめちゃくちゃいじられておりますた。

私のせいだけどな!!!!!!!!

そんないじられ体質なジルウェさんを私が扱っているってだけです。はい。

第9話は、未だに香水制作は始まりません!!
「​女のこうちゃん誕生秘話​」で成分を抜き取った時に保存しておいたモノと、ブルー君が作った特殊な調合薬を混ぜて、効き目を検証するお話です。
その途中で、全員に連絡が行き届いたとの連絡と、イオナが加入いたします。
第7話で伏線を張っておいたラルドも登場しますが、ウランを引き取って退場。
その後2人がどうなったかはご想像におまかせします。

第10話でようやく香水作りを開始いたします。
太陽の香りは科学的に作ることも可能なので、実際どうやって太陽の香りを作ってアロマオイルにしているかはわかりませんが、プラノズさんの作った機械でなんとかなるだろうと考え、そのままその機械で太陽の香り成分を採取します。
その成分と、感覚を鈍らせる薬品を混ぜて、アロマオイルの完成。
ためしに使ってみたものの、どこかしら勘が鋭いというか、抜かりがないというか、なんというか・・・。

第11話、つまり最終話は、他の話より断然長い内容で書きました。
ドラマで言う15分延長みたいな、そんな感じ。
結局、科学者組が作ったアロマオイルは、まぁ、効いていたものの欺くことはできなかったって話です。
つまり、今までこうちゃんは効力が効いているふりをしていたわけです。まぁ、効いていたけど効いてないみたいな、そんな感じです。
まぁ、そのアロマオイルを使われる前に、既に気が付いていたというなんともやっぱりな展開なのですが・・・。
ものすごく考えた結果、こんな子を欺くことはできないにしろ、他人のことを思いやる心があるし、自分の誕生日だから、みんなが行動を起こしていることに関して黙ってるしかないと思ったので。

今回、挿絵を入れるのはやめようと思ったのですが、緊急で2枚描きました。
「フ・・・あははははは!」のセリフで2枚です。
あのキラキラ輝く笑顔を「誰だよお前」って思いながら描いてました。
だってあんな満面な笑み、こうちゃんはなかなかやらないからさ~・・・別人だよあれ・・・。
でも、喜ぶときは喜ぶだろうと思って、あんな感じの笑顔で描きました。

本当は「誕生日おめでとう」って言ってるシーンで挿絵を描くつもりでしたが・・・。
クラッカーが描けないのと、10話を予約投稿したその日にようやく11話が完成とかいう謎のことをしたので無理でした。
そうなんです、実は最終話だけなかなかできず、大変な思いをしました。
とても心がほっこりする感じでしめたかったのですが、0時に投稿しますし、誕生日である1月14日はまだ始まったばかりだろうなっていう意味合いを込めて、あんな感じのしめ方にしました。
それでも、こうちゃんがとっても楽しそうに誕生日パーティしてるので、いいかなぁって思いました。

とにかく・・・キャラとして生まれて10年立ちました!!!10周年!!!
こうちゃん誕生日おめでとおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!

 うるせーんだよ。
 でも、今回だけは許す・・・祝ってくれてありがとう。

やったああああああああ!!!!こうちゃんからのお許しが出たぞぉおおおおおおおおおおおお!!!
ひゃっほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!

 でも「こうちゃん」って言うな。それだけは譲れないからね。

わかってるよ、こうちゃん!!!!!


★リース「結局分かってねーじゃんかよ、あと、歴代最長のあとがきだな・・・」​​​​​​






Last updated  2018.01.14 00:10:05
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カテゴリ:SS:The 10th Birthday
そして現在・・・

 (あの日から、例のアロマオイル使ってたから、多分効き目はあると思うんだけど・・・)
 ねぇ、クロア。
 な、なに?!こうちゃん!?
 いつも一緒にいてくれて、ありがとう。
 ・・・え?
 なんだかね、お礼を言いたくなっちゃって。
 ほら、いつも一緒にいて当たり前だって思ってるところ、僕にはあるから。
 そ、そっか。びっくりした。
 でも、こうちゃんからお礼の言葉が聞けて嬉しいよ!
 うん。なんか、クロアにお礼言ったら、気分が乗ってきちゃった。
 散歩に行こうよ、クロア。
 うん!いいよ!
 あ、でもちょっと待ってて。
 何か用事でもあるの?
 そうじゃないけど、すぐ戻ってくるから!
 うん、わかったよ。

※※※※※※

 みんな聞いて!
 こうちゃんの反応見る限り、結構例の香水効いてるよ!
 っていう報告だけしに来たから、あとはよろしくね~!
 間、髪を容れずに行っちゃったな。
 散歩にでも呼ばれたんだろうな。
 って事は、これ以上に思う存分準備していいって事だよね?
 じゃ、合法的にいろいろ準備できそうだね。
 非合法的に準備しそうに感じるのは気のせい?
 それよりも、準備進めなきゃ。
 10周年だからな。
 キャラの年齢としては僕が年上だけどね。
 それで、私が生まれて・・・
 俺が生まれたって順番だよな!
 そのあとは僕なんですけど・・・
 口を動かすより手を動かして。
 カイン!お手伝いさん、もうすぐ来るから、料理の方お願いね?
 おっし任せた!!
 俺も手伝うよ。
 私も!
 これだけ人がいるんですし、テーブルもたくさん用意しないといけないですね。
 テーブルや椅子の用意は男の仕事だ。
 力仕事なら俺の出番ってな!!
 んじゃ、俺も頑張っちゃうぜぇ~!
 俺様は、自慢のアメでメガ飾りつけしてやるぜ!
  うわぁ!ロゼオさん!そこの飾りつけはもういいよ~!
 じゃ、そのアメはぼくが貰うね~!
 あのあたりはこんな感じでいいかしら?
 もうちょっと豪勢でいいわね。
 私の趣味な飾りも追加してくれ!
 や め と け 。
 アンズ、イオナ、天井のライトのプログラム変更を頼むよ。
 任せて!!
 カラフルライトにして盛り上げちゃうよ~!
 お、俺は・・・リースのあとを追って・・・
 追うなバカ。部屋の掃除を手伝え。
 ボクだってラルドに抱きつきたいんだから我慢してよ~!
 抱きつきたいのか・・・。
  準備、準備!
 うー!うー!
 みー!みー!
 小さきものに出来ることなどないですよ。
 流石にそれは辛辣だよアンジー・・・。
 だから、口動かすより手を動かそうな~?

※※※※※※

 今日もいい天気で良かったよ。
 うん。お日様が出てて、ポカポカで気持ちがいいね。
 この寒い冬なのに、太陽だけは強く光って温めてくれる。
 太陽は自然の暖房器具だよね。
 でも風が強く出てる時もあるし、気温も低いから太陽にも限界があるよ。
 冬は太陽が早くに沈むからね。沈みそうになったら帰るのがちょうどいいと思うんだ。
 でもほんと今日は風が寒いね。こうちゃん、大丈夫?
 クロアが暖かいから大丈夫だよ。こんなにフカフカでふわふわで、そんなクロアを抱いていれば、寒さなんて平気さ。
 ボクはそんな万能なホッカイロや湯たんぽじゃないよ。
 ただのぬいぐるみさ。
 ただのぬいぐるみじゃない。クロアは僕の友達、親友、兄弟、そして家族だ。
 ただのぬいぐるみだなんて言わせないからね。
 あはは、ごめんね、こうちゃん。ありがとう。
 さて、そろそろ帰る?流石に冷え込んできたでしょ?
 さすがに・・・ね。帰ろっか。
 うん!

※※※※※※

 何で家の電気消えてんの?
 あ、本当だ・・・何でだろう・・・。
 とにかく中に入ろう。

ガチャ・・・










​\リース!!誕生日、おめでとう!!!/​




















​あははははははは!​

 ・・・え?
 いやぁ・・・僕のために、こんなに盛大に迎えてくれるなんてね!
 リース君、もしかして全部分かっていたのかい?
 当然だよ。そもそも、こんな薬品で僕を騙そうだなんて、おこがましいと思わない?
 ま、能力的な感覚が鈍ったことは確かだけど、僕を欺くには至らなかったね。
 じゃ、ボクが行動を起こしてた時から気が付いてたんだね・・・。
 そうだね。クロアがわざわざ気配を消して移動してるのが気になったから、逆に気配消して寝たふりして、みんなの行動を小型モニターで監視してた。
 抜かりなさすぎですね。
 でも、みんなが一生懸命僕の誕生日のために準備してるの見て、台無しにしたくなくて、ずっと黙ってた。
 もちろん、作ってくれたこの太陽のアロマオイル、すごくいい香りだったし、疲労した体によく効いたよ。
 ふむ、香水作りは無駄ではなかったな。
 結果的に疲労回復薬にもなったってことだな。
 でも、こんなものより、普通に太陽のアロマオイル作ってくれない?
 能力の感覚鈍るの勘弁して欲しいし。
 わかったよ。あとで作るね。
 それで?豪勢な僕の誕生日パーティの会場はどこかな?
 こちらですよ!
 みんなでお部屋の飾りつけしたのよ!
 誕生日ケーキも、いつもより豪勢なもの作ったぜ!
 料理もたくさん用意したから、思う存分楽しんで!
 じゃ、思う存分楽しませてもらうよ。



その後、僕はそれはそれは楽しい誕生日パーティを楽しんだ。

馬鹿なヴァリスは相変わらず僕にくっついてきてウザかったけど、

でも、そんな事どうでもいいって思えた。

料理も美味しいし、誕生日ケーキも豪勢で美味しいし、

何より、部屋の飾りつけが最高に綺麗だった。



 ねぇ、クロア。
 なぁに、こうちゃん。
 今日は最高の誕生日だよ。本当にありがとう、クロア。
 計画は全部こうちゃんに筒抜けだったけどね。
 それでも嬉しかったよ。さすがは、僕の最高の相棒だ。
 えへへ・・・そう言ってくれてボクも嬉しいよ!
 さ、パーティは始まったばかり!もっともっと楽しもうよ!
 うん!そうだね、クロア!
 だって今日は、僕の誕生日だからね!!!


★SS「The 10th Birthday」――完――






Last updated  2018.01.14 00:00:05
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2018.01.13
カテゴリ:SS:The 10th Birthday
 とにかく、さっそく香水作りの制作に入るよ・・・。
 おっと、すまなかったな。
 で、こうちゃんの好きな、太陽の香りなんだけど、どうやって作るの?
 さっきイグニス君が「衣類に残る汗や脂肪、洗剤成分などが、科学反応で分解され出てきた様々な成分で出来ている」って言ったじゃない?
 それを今ここでやって、その香りの成分を集めるんだ。
 でも、それって太陽の光じゃないと出ないのではないですか?
 そこで私の出番だ!
 私が太陽の光を人工的に作れないかと考えた時に作ったマシンがあるのだ!
 いや、日焼けサロン的な装置でもいけるんじゃないのか?
 イグニス君、日焼けサロンの人工的な光では、太陽の光よりも成分が抑えられてしまっているんだ。
 ってことは、プラノズパパが作った機械は、太陽の光に近い光が出るってことなの?
 そういう事だ!
 元々、雨が降った時の洗濯物に対しての対処法として、作っていたのだがな。
 それはもちろんお前の部屋にあるんだろ?
 いや、実は部品が足りなくてヴィッセンのところで作らせてもらっていた。
 ヴィッセンの部屋は悔しいことに私の部屋より設備が整っているからな!
 僕の部屋もそこまで設備は整ってないし、何より今回のことに関しては、僕の助けになると思ってるよ。
 で、そのマシンってどれなの?
 未だ研究中だが、ほぼ完成に近いこれだ。
 円柱型の装置なんだね。
 大きいものを作るにはまだまだだが、太陽の光を再現できることを証明するには、まずはこれぐらい小さければいいと思ってな。
 では、これを少し改良して、この装置から成分を抜き取れば・・・
 うむ。太陽の香りの香水が出来上がるぞ。
 さすがプラノズパパ!
 じゃ、それを改良しないといけないじゃないか。
 そっか。時間かかっちゃうってことだね。
 案ずるな。これよりも、一回り大きい物を作ってある。
 それに、成分を抜き取るプラグを付けることなど10分もかからん。少し待て。

8分後・・・

 出来たぞ!これに干す前の状態の衣類を入れて乾かせば、科学反応が起こり、成分が溜まっていくのだ!
 じゃ、ハンドタオルがいいのかな?
 適度に厚みがあるし、香り成分もうまく採取できそうだね。
 そのハンドタオルが乾く時間はどうなんだ?
 乾く時間も考慮してある。ハンドタオルごとき、15分もあれば乾く。
 この小ささで15分とか画期的・・・!
 たまにはすごいの作るんだね!
 たまにはは余計だがもっと褒めても良いのだぞ!
プラノズパパすごい!かっこいい!
 頼りになるよ。
 じゃ、僕はその成分に合うよう、リース君の感覚を鈍らせる薬を作るよ。イグニス君、手伝って。
 お、おう。
 何でちょっと戸惑ったんですか。

数分後・・・

 うん。これが限界かな。
 無味無臭。無色透明の水だ。
 なめらかさはオイルに近いかな・・・。
 じゃ、香水というより・・・アロマオイル?
 アロマオイル対応の加湿器に入れるタイプのってことですね?
 最初の香水とはまた違ったものになるけど、大丈夫かい?
 うん。アロマ対応の加湿器は部屋にあるから、いけると思う!
 こっちも太陽の香り成分、採取完了だ。
 よし。じゃ、このオイルと成分を混ぜ合わせてっと・・・
 うん、いい感じかな。
 完成したってこと?
 そうだな。あと、これはリースにのみ効くようにしてある。
 クロア君が一緒にいても大丈夫だよ。
 ありがとう!
 さっそく、お兄ちゃんの部屋で試さないとね!
 時間は待ってくれないよ!
 うん!さっそく使ってみるから、みんなは連絡をお願い!
 効き目を見てからのほうがいいと思うが?
 ボク、みんなのこと信じてるから!
 そうか。じゃ、行ってきて。ちゃんと連絡はしておくよ。
 うん!

※※※※※※

 こうちゃん、びっくりするぐらいまだ寝てる・・・。
 ・・・・・・。
 とにかく、加湿器にこのアロマオイルを入れてっと・・・
 ん~・・・何だかいい香り・・・ボクってこんな香りしてたんだね・・・
 って、そうじゃないや。隣に寝てないとね。

1時間後・・・

 ん~・・・
 こうちゃん、起きた?
 ん・・・おはよ、クロア。なんだか、とっても気持ちよく眠れたよ。
 目覚めも最高だね。それに、僕の好きな香りがするよ。
 よかったね、こうちゃん。
 でも、何だかいつもと違う気がするなぁ・・・ま、いっか。
 (うぅ、「さすがこうちゃん」と言いたいけど・・・この先大丈夫かな~?)


★続く。






Last updated  2018.01.13 00:00:36
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2018.01.12
カテゴリ:SS:The 10th Birthday
 まずは、このリース君の成分を数ミリ使おう。
 そんな少しでわかるの?
 数ミリでも、成分は凝縮されているからな。反応は確実に示してくれる。
 研究というのはそういうものだ。
 ほんの数ミリの量で、研究というものは大きく変わるものなのだよ。
 さ、ブルー君。君の調合した薬を分けてくれないかい?
 はい、どうぞ!
 ありがとう。
 ヴィッセンパパ!レクサスから連絡が来たよ!
 おじゃましまーす!
 連絡とイオナが同時に来た。
 レクサス、なんだって?
 えっと、メール読むね。
 「全員に連絡が行き渡りました。リースが未だぐっすり眠っている事も確証を得ました。こちらは連絡を待つばかりなので、準備の方をよろしくお願いします」
 ってきたよ!
 ありがとう、アンズ。
 イオナは、連絡回すためにこっちに来たのか?
 そんなところ!例の香水って出来てる?
 いや、まだ全く。
 今はブルー君が調合してくれた薬を、リース君の成分で反応が出るかの検証を行うところなんだ。
 じゃ、まだ全然製作に取り掛かってないわけだね。
 まぁ、こうちゃんもまだ寝てるし、時間は十分にあるけどね。
 そうか。リースはまだ寝ているのか。
 ラルド!
 おやおや、ちょっと珍しい人が来たね。
 ウランがここにいると聞いてやってきた。
 ラルド、ボクの事が好きで好きでたまらないんだね!
 私の今のこの変な気分の事でとっちめに来ただけだ。
 いや、それよりも、リースの誕生日について聞きに来たのだが・・・。
 話すとかくかくじかじかということだ。
 端折ったな。まぁ、大体わかった。
 ヴィッセン、邪魔して悪かった。
 さ、ウラン・・・行くぞ。お仕置きの時間だ。
 おしおき?あんなことやこんなこと?
 そんな訳無いだろ・・・?
 うわぁ~ん!ごめんなさ~い!
 あ、あとで連絡入れますね~・・・あ、行っちゃった・・・。
 さ、このリース君の成分と、ブルー君の作った薬を少量の水で混ぜてっと・・・
 顕微鏡近くに置くか?
 頼むよ。
 よし、うまく混ざった。これをスライドに一滴垂らして、カバープレートをのせてっと・・・。
 プレパラートだね!
 その通り。これを顕微鏡に設置して、反応を見る。
 今はどんな動きをしているんだ?
 ちょっと待って今ピント合わせてる・・・あ、見えた。
 ふむ・・・なるほど・・・。
 ヴィッセン、貴様だけ見てもわからんだろ。
 結果を伝えてくれないか?
 ブルー君の調合薬・・・すごい効き目だね・・・。
 って事は?
 この成分の内の87%ぐらいかな・・・まるで感覚を失ったかのような鈍い動きになっている。
 じゃ、その残りを補うように香水作れば・・・!
 うん。長い時間、リース君の感覚が鈍ることになる。
 ただ、心配なのは、どこまで鈍ってしまうかって事だ。
 成分だけで、本人というわけではないからな。
 効力が強すぎて、脳に影響をもたらしてしまうかもしれん。
 まぁ、そうならないために、我々を呼んだのだろう、ヴィッセン。
 もちろんだ。協力を頼むよ、二人共。
 任せておけ!私は天才だからな!
 足を引っ張らないよう、全力を尽くすぞ。
 イグニスは絶対に足を引っ張りそうだがな!
 なんだと?
 ふ、2人共喧嘩はしないで、ヴィッセンパパのお手伝いして?
 いい大人が争ってる場合じゃないんだから。
 こうちゃん寝てるとはいえ、いつ起きるともわからないから早くしてよ。
 ほら、プラノズがいけないんだぞ?
 ふん、私の煽りに乗るからだ、イグニス。
 まさに、売り言葉に買い言葉だねぇ・・・。


★続く。






Last updated  2018.01.12 02:03:56
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2018.01.11
カテゴリ:SS:The 10th Birthday
 リースの誕生日?
 おっし!山奥行って、栄養たんまりたまった猪狩りに行こうぜ!
 私も行くー!
 ねぇ、話聞いてた?
 全く野生児は困るわね。
 そこはやっぱり豪華な食事を作る料理人をチャーターするべきだわ!
 ねぇ、話聞いてた?
 じゃ、僕は誕生日を祝うためのヒーローに連絡入れてくるね!
 ねぇ、話聞いてた?
 ねぇ、それボクのセリフ。

※※※※※※

 リース君の誕生日か・・・もうそんなになるのか・・・。
 私たちも長いこといるわよね。
 同じ「親」という存在から生まれてるもんな!
 そういうわけだから、よろしく頼むね?
 安心しろ。心配されるようなことはしないから。
 心配されるようなことをするのはラチナス君だよね!
 すごくとばっちりを受けた気がする。
 とばっちりじゃなくて確実にアンタのこと言ってんだよそれ。

※※※※※※

 リースちゃんの気配がないのはそういう事なのね。
 はい。ぐっすり眠っているようで。
 僕らもリースのサポートしようと必死に戦ったけど、ほんと疲れたよね・・・。
 長期休みとってくれてホント良かったわ。
  一番良かったのは、お父様もお母様も無事だって事だよ!
 そうね。
 無事なのは、リースがみんなにバリアまとってくれたからだよ。
 そうなのですか?
 リースちゃん、とにかく仲間思いでね。絶対に傷つけないように特殊なバリアをみんなにまとってくれてたの。
 おかげでリースはボロボロだったけどね。
 傷はないにしろ、相当疲労がたまったみたい。
  だからリースお兄ちゃんは今ぐっすり眠ってるの?
 そうよ。
 リースにそんな一面があるなんて意外ですね。
 本人は否定してるけど、任務の時は「絶対無傷で帰るぞ」っていうところがなんか素直じゃないっていうかなんというか・・・。
 昔よりほんとに変わったよ、リースは。
 なるほど、そうでしたか。
 だから、感謝しないとね。
 リースは、僕らの大事な隊長だからね。
  ぼくにとってはお兄ちゃんだよ!
 ふふ、そうね。
 では、連絡が来るまで待っててください。
 連絡が来たら、準備をするわ。
 豪勢な誕生会にしないとね!
  ぼくも手伝うよ!
 はい!その時はよろしくお願いします!
 でも、今からでも準備できそうね。
 チャーターぐらいの連絡ならできるかも。
 じゃ、リースの誕生日に予約入れておいてくださいね?

※※※※※※

 って話を聞いてた。
 ほんと君はステルス能力高いね。
 自分、でかいんで。
 なにその「自分不器用ですから」みたいなの。
 いたいた!白龍ステルス能力高いから探しちゃったよ。
 あとジルウェさんも。
 ついでみたいに言われた。
 ところで君の後ろにいる子たちは?
 うー!
 みー!
 え!?いつの間に!
 ま、とにかく・・・話があるんだけど・・・。
 リースの誕生日の話なら聞いているぞ。
 あー・・・君どこにでもいるから聞いてたんだね・・・話す手間が省けたよ。
 レイン、ここにいましたか。
 レッキ!
 これで全員にお話しましたか?
おそらくね・・・リースの方はどうかな?
 確実に眠っているということを、シュータス夫妻から聞きました。大丈夫ですよ。
 自分が回復に行かなくてよかった。
 ホントだよ。あんたの回復力は高いから、今頃計画が水の泡だよね。
 さて、無事全員に情報が行き渡ったって事で、僕がヴィッセンさんにメールを送っておきます。
 準備が出来たら、また連絡をくださいってことかな?
 そういうこと。
 例の香水、無事にできているといいですがね・・・。
 ま、ボクらは待つだけだ。そうでしょ?
 そうですね。計画が成功することを祈りましょう。


★続く。






Last updated  2018.01.11 00:00:04
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2018.01.10
カテゴリ:SS:The 10th Birthday
その頃、レクサスやレインは片っ端から声掛けをしていた。

 ・・・という事なんです。
 なるほどな。
 じゃ、今のうちに買い物に出かけましょ?
 そうだな。他の奴にも伝えて買い出しに行かないと。
 カインが買い出しに行くのはともかく、他の方が買出しに行くと怪しまれそうですね。
 じゃ、私とカインだけである程度の材料買ってくるわ。
 それがいいな!んじゃ、行ってくるよ!!
 お願いします。僕は引き続き声かけしていきますので。

※※※※※※

 とりあえずわかった?
 おっけー!お兄ちゃんの邪魔すればいいんだね?
 違うよ。まずは待機しててよ。
 お兄ちゃんの事を引き止めていれば、確実じゃない?
 ぼくの影刺しで動きを封じて・・・
 死神には効果無い事は確認済みでしょ何言ってんだよ。
 あ・・・忘れてた・・・。
 何でそういう大事な事忘れてるかな・・・。

※※※※※※

 リース君の誕生日ですか?川澄さんに聞きましたよ!
 メールか電話で言えばいいのに、何か直接会って言いに来たんだけど・・・。
 川澄さんならメールでのイメージあったんですが、何ででしょうね。
 何か、「直接会ったほうが伝わりやすいかと思って」とか何とか言ってたぞ。
 ほんと、川澄さんは何するのかわかりませんよね。
 謎すぎます・・・川澄さん・・・。

・・・

 なんか鼻がムズムズする・・・誰かが僕の噂してんのかな?

※※※※※※

 ってことで、連絡来るまで普通にしててくれない?
 久々の登場なのに俺ってば何もせずに終わるの?
 それは俺様もオメガ同じだぜ!!
 連絡きたらお仕事してもらうから!
 それまでちゃんとおとなしく待ってないと、四方絶命砲だからね?!
 殺す気かよ。

※※※※※※

 コリチャスティンの誕生日?
 なるほど、めちゃくちゃにすればいいわけですね。
 お馬鹿ですか。人にやられて嫌な事はしない事ですよ。
 そうだよアンジー!まずはお口にチャックして黙っていればいいんだぉ?
 ゼノのお口に猿轡くわえさせて、亀の子縛りしてつるし上げるんですね、わかりました。
 ありがとうございます!!!!!
 付き合ってらんないですよあなたたちは・・・。

※※※※※※

 あとは・・・死神組かな・・・
 「無尽の鎖」組は多分レッキが言ってくれると思うけど・・・
 ん?何の話だ?
 うお!びっくりした・・・
 私は寝起きなんだ。ウランを探しているんだが・・・?
 ウランはヴィッセンさんの部屋かな・・・なんか用があるの?
 朝起きて変な感触が残ってるからとっちめに行くだけだ。
 あー、なるほどね。
 ところで、レインはここで何してるんだ?
 あー・・・リースの誕生日のことで声かけまわってる。
 そうか。あいつは・・・気配がないから、眠ってるのか?
 うん。さすが能力者だね。眠ってる時にしか、こういう事出来ないからってクロアが言ってた。
 クロアもヴィッセンさんの部屋にいるから詳しい事は聞いてよ。
 わかった。そうする。
 とっちめるのは、そのあとにしよう・・・!
 今日のラルド黒いね。

※※※※※※

 レインはどこまで連絡入れたのでしょうか・・・
 まぁ、大丈夫だとは思いますが・・・
 レクサス!どうしたんだ?
 あぁ、リースの誕生日の件です。
 そっか、あいつもうすぐ誕生日なんだっけ。
 何より俺たちも10周年だ!
 うわ、キモ!どっから湧いて出てきたんだよ!
 通りかかっただけなのにキモいって言うのなんとかしろよ!!
 リースの誕生日の話して、それによってたかるように出てくるからいけないんですよ。


★続く。






Last updated  2018.01.10 02:02:39
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2018.01.09
カテゴリ:SS:The 10th Birthday
 ほう、貴様が役に立つとはどういうことだ、ブルー。
 僕は看護レプリロイドです。そして、薬の調合もしていますから、もしかしたら、僕の作る薬品が役に立つと思いまして。
 女体化する薬とか作れたりするの!?
 そんな薬は作りませんし話をそらそうとしないでください。
 そっか、医療も科学だもんね。
 って事は、ブルー君ってすごいんだね!
 じゃ、ブルー君は医療に特化した科学者って事だね。
 科学者っていうより医学者・・・むしろ薬学者の方が近いです。
 人の体に合った薬が調合出来るからってことか。
 ところで、ブルーはどこから話を聞いていたの?
 まぁ、薬品が足りないってとこぐらいからですかね・・・。
 じゃ、用途は聞いてないのかな?
 では聞きますけど、一体何に使うのですか?
 もうすぐこうちゃんが誕生日なんだ。
 だが、彼の力はとても強い。
 内緒でパーティの準備をしても気付かれるって話になって、
 彼の感覚を鈍らせる香水を作ろうという話になったんだ。
 そういう事でしたか。
 で、ブルーの方で役に立ちそうな薬は揃えてないか?
 リースさんの感覚を鈍らせるための薬ですか・・・
 もしかしてなかったりする?
 超強力というわけではないですが、麻酔薬に近くて効力の強い薬を調合致しますよ。
 そこは麻酔薬を使えばいいのでは?
 何言ってるんですか、相手はリースさんですよ!?
 そんじゃそこらの麻酔薬で感覚が鈍るほど、彼は弱くはありません!!
 お兄ちゃんへの過大評価がすごい・・・。
 こうちゃんも一応人間だから、麻酔薬は効くと思うよ?
 あと、結構人間に囲まれてるけど、ブルー君は大丈夫なの?
 そうか、ブルーは人間を見るだけで震えが止まらなくなるんだったな。
 元人間のクロアも含めて4人もいるが大丈夫か?
 大丈夫です!
 ・・・たぶん。
 やっぱり心配だから、別室で調合したほうがいいんじゃない?
 体調崩したら元も子もないよ?
 大事を取って、別室でやってきてくれないかい?
 で、では、お言葉に甘えてそうさせていただきます。
 お帰りはこちらでございまーす!
 あなたの能力はほんとに便利ですね。
 空間移動だからね!繋いだ先はブルー君の部屋だよ!
 ありがとうございます!出来上がったらまた来ます!
 という事は、ワームホールを維持しておかなければならないな?
 何それ重労働じゃん。
 長いこと維持できないの?
 まぁ、長すぎなければ大丈夫だけど・・・薬の調合ってどれぐらいかかるのさ?
 普通に作ると10分程度で終わりますよ。
 ですが今回は別ですね・・・推定その倍でしょうか?
 20分か・・・
 クロア、リースの現在の様子は?
 びっくりするぐらいまだ寝てる・・・かな。
 でも、こんなに長く寝ているわけないし、もしかしたら気配を消してどこかうろついてる可能性もあるし・・・。
 10分で仕上げてきます!!僕の薬の調合の力を発揮させますよ!
 そもそも、貴様はそのためのレプリロイドだったな。
 僕の作る薬はよく聞くと評判でしたからね。
 では早速作ってきます!

10分後

 ひとまず、調合はしておきました。
 ただ、試すことはしてないので、そちらで検証お願いできますか?
 検証するにはどうすればいいんだ?
 リースの成分があれば、検証することができるが・・・ヴィッセン、残ってるか?
 彼の成分は確か残してあるはずだよ。
 僕が生まれる時に全部使ったわけじゃないんだね。
 研究用として少し残す、そうすれば今後何かの役に立つからな。
 ま、プラノズの研究は役に立ったためしないけどね!
 なにをぉお!?
 ウランは煽りの天才だなぁ・・・。


★続く。






Last updated  2018.01.09 00:26:07
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2018.01.08
カテゴリ:SS:The 10th Birthday
 とにかく!連絡のツテがなんなのかはわかったかな?
 うん。わかったよ。
 これを、他の人にも伝えないといけないんだけどね。
 それも一気にメールを送信とかすればいいんじゃないのかい?
 レクサスが言ってたんだけど、声掛けはアナログでって言ってたよ。
 一括送信して、リースに間違えて送ってしまう事を防ぐんだね。
 そういう事!
 じゃ、僕は個人的に岩渕さんや伏見宮のお嬢さんにメールでも送ろうかな!
 声掛けはアナログじゃないのか・・・。
 2人の仲を邪魔しちゃいけないかなーって思って。
 あ、空気を読んでるんだね。
 じゃ、その2人は川澄さんに任せるよ。
 ボクは、なるべく多くの人に伝えないといけないし。
 私は何してればいい?
 ヴィッセンさんのところで待機してればいいと思うよ。

一方その頃科学者組は・・・

 全然作業進んでないみたいだけど・・・。
 ホントにその鈍らせる香水とかできるわけ?
 結構難しいものだね。強力な効果を生み出すにはちょっと薬品が足りないみたい。
 だからこの薬品を使えば・・・
 それはお前が適当に作った薬品だから危ないって言ってるんだがな・・・。
 ひとまず、基本は香水だから・・・リース君の好きな香り、どんなのかわかるかい?
 ん~・・・太陽の香りかな~・・・
 太陽の熱に照らされてふかふかになって、温かな気持ちになるあの香りが好きだと思う。
 ふむ・・・なるほど、太陽の香りか・・・。
 太陽の香りは、ざっくり言うと布団や洗濯後の衣類に残る汗や脂肪、洗剤成分などが、科学反応で分解され出てきた様々な成分で出来ている。
 へぇ、ダニの死臭じゃないんだね。
 当然だ!ダニの死臭ではないことは、ちゃんと科学的に証明されているからな!
 そして、それを再現するのは可能だし、実際香水として商品化もされてるはずだからね。
 太陽の香りは、リラックス効果を表すアルファ波が出るから、リースの感覚を鈍らせるにはもってこいの香りだ。
 うん、そうだね。クロア君、いい情報をありがとう。
 こうちゃんのために作ってくれるのだから、お礼を言うのはボクの方だけどね。
 それにしても、太陽の香りが好きだなんて、子供っぽいとろこがあるもんだね。
 まぁ、いつもボクの事抱いてるからね。
 死神界から人間界に行って散歩するとき、天気がいいかどうか調べてから行くところを見ると、
 こうちゃんは、太陽に照らされてふかふかになったボクを抱くのが好きだって事がわかったんだ。
 なるほど。さすがは、双子の兄だな。
 こうちゃんの前でそれ言わないでよ?
 話したら、こうちゃん絶対ショックを受けるから・・・。
 そうだぞイグニス。貴様はおしゃべりだからな!
 お前に言われたくない。
 でも、自分が双子だって事には気付いちゃってるんでしょ?
 う、うん。ボクが双子の兄だって事に気が付くのは時間の問題なのかもしれないよ・・・。
 ただいま~!
 おかえり、アンズ。
 我らが愛しき娘アンズ!おかえり!
 溺愛してるなお前。
 ふん!貴様にこの気持ちなどわかるまい!
 そんなことよりアンズちゃん、どうしたの?
 レクサスから聞いたよ!お兄ちゃんが誕生日のこと!
 それで僕のところに来たのかい?
 それもそうだけど、僕がここに来たのは・・・
 その香水だっけ?その準備とか出来たらどうやってみんなに伝えるんだって話になって、
 わかったぞ!アンズとイオナが連絡メッセージを送るというわけだな?
 プラノズパパ正解!
 なるほど、僕がみんなの連絡先を聞いて回ったかいがあったわけだね。
 そういうこと!
 そういえば、ヴィッセンさんに連絡先聞かれたなぁ・・・これって、現在に至るまでの伏線だったの?
 いや、ただの偶然だよ。
 いろんな人の情報が役に立つだろうと思って連絡先を聞いてただけなんだ。
 まさか、今回の事で逆に役に立つとは思わなかったけど。
 ところで、香水作りを開始しなくていいのか?リースはそろそろ起きてくる頃じゃ・・・?
 大丈夫。まだ寝てるみたい。
 でも、薬品足りないんじゃなかったっけ?
 だから私の作ったもので・・・!
 君の作った薬品は危ないってさっきから言ってるんだけどね・・・
 薬品の事でしたら、僕にお任せ下さい!
 僕ならきっと、みなさんのお役に立てると思いますよ!


★続く。






Last updated  2018.01.08 00:49:26
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2018.01.07
カテゴリ:SS:The 10th Birthday
 イオナにアンズ・・・ですか・・・
 この家は、ネットワークに張り巡らされてるからね!
 僕とイオナちゃんでお知らせすることは可能だよ!
 ネットワークを移動して伝えるの?
 大変そう・・・。
 大丈夫!!
 みんなの連絡先は僕たちにインプットされてるからね。
 いつの間にそんな作業したんですか・・・。
 みんなが知らない間に・・・
 ヴィッセンパパが僕たちに施してくれたんだよ!
 そういえば、ヴィッセンさんに連絡先を聞かれたことがありましたよ。
 まさか現在に至るまでの伏線だったとは・・・さすがですね・・・ヴィッセンさん。
 天才だね!
 秀才だね!
 それ聞いてもヴィッセンパパは否定しそうだけどね。
 っていうか伏線でもないと思うけど・・・。
 という事は、これで連絡のツテが揃ったわけですね。
 みんな、何かしらの端末持ってるし、メッセージは一括送信できるよ!
 ただ、僕とアンズちゃんが2人でやるってことは、僕がまだ多くのデータを送信することができないからなんだ。
 そこは施してもらってないの?
 バージョンアップしてもらってないの?
 ヴィッセンパパも忙しいから、ね。
 僕の要求を何でも取り入れてくれるけど、今回みたいなみんなにメッセージを一括送信ってことは考えてなかったから。
 だから、私と協力して、みんなにメッセージを送るんだよ!
 なるほど、それは頼もしいですね。
 このことも一緒に、レクサスは他のみんなにも伝えて置けばいいと思うんだ!
 それか、リースお兄ちゃんの事も一括送信した方が楽なのかも。
  一括送信!
 いや、勢いに任せてリースに送っちゃうミスを防ぐため、声かけはアナログでいきますよ。
 なにより、レインも声かけしてますからね。
 じゃ、私、レインの方に行って手伝うよ!
 僕はヴィッセンパパの所に行って、この事伝えてくるね。
  私たちもなんか手伝うー!
 あなたたち2人は普通にしててくださいって言ったんですけどね~?

また少し時をさかのぼり、その頃レインは・・・

 この家ってただでさえただ広いのに、誰がどこにいるのか把握できないところが不便だよね。
 例えるなら、デパートか何かで「今どこにいるー?」って連絡すレベルの奴。
 いいね、その例え。
 あれ?最近入居した川澄さんじゃん。びっくりした。
 あまりびっくりはしてなさそうだね。
 ところで、どうしたんだい?
 あー・・・ここの住人、リースって子がもうすぐ誕生日なんだ。
 ってことは、1月生まれなんだね。誕生石のガーネットでも用意してみようかな。
 石だけもらってもしょうがないと思うけどね。
 ま、石だけ与えるのは冗談として・・・なんだかこそこそしてるの気になってるんだけど?
 あー・・・川澄さんは能力者じゃないから、リースの力の強さわからないんだっけ・・・。
 その子、面倒なことに非常に能力が高くてね。誕生会とか準備してたら、確実にバレるわけ。
 じゃ、この声かけも既に気が付いてるんじゃない?
 話によると、本人は今眠ってるから気配を感じ取れてないし大丈夫だって聞いてる。
 ま、ボクも能力者だからね、リースが起きてるか起きてないかぐらいはわかるよ。
 で、今は?
 ぐっすり寝てるっぽいね。強い気配は感じられないかなー。
 でも起きたら準備できなさそうだよね?
 この家に住んでる科学者3人が、リースの感覚を鈍らせる香水作るとかなんとか言ってたよ。
 まだ出来てないっぽいけどね。
 僕のルーツでならそういうの用意出来そうな気もするけど・・・
 もちろん、合法的にね?
 さすが未だに謎多き存在の川澄さんだね。
 まぁ、それほどでも、あるけど。
 で、僕はその間なにしてればいい?
 まぁ、普通にしていればなんともないと思うよ。
 例の香水出来たら、連絡が来ると思うし。
 連絡?どうやって?
 あ、そっか・・・連絡の話してなかった・・・どうするんだろう・・・
 はいはーい!そんなときは私にお任せー!
 間に合ってよかったー!
 君って確か・・・
 るみ姉がオペレータ、ネットナビのイオナです!
 ネットナビ・・・パーソナルターミナル、通称PETの中に入っている、擬似人格プログラム・・・
 わかりやすく言うと高性能AI搭載のネットナビゲーション、ってことだね。
 まぁ、そんな感じ。
 で、そんなイオナが「お任せー!」ってどういうことさ?
 私とアンズちゃんがみんなにメッセージを送るんだよ!
 でも、僕はPETなんて持ってないけど?
 大体の電化製品には侵入できるし、メッセージの一括送信も簡単にできるから、安心して待ってて!
 へぇ、便利だね、ネットナビって。
 今となってはどうなんだろうって思うけどね。
 いや、便利でしょ。ネットナビをパシリに使うとか。
 パシリって言わないでよ!ちゃんとみんなの役に立つネットナビなんだからね!!
 結局どっちなのかはっきりしてほしいな・・・。


★続く。






Last updated  2018.01.07 00:00:22
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2018.01.06
カテゴリ:SS:The 10th Birthday
 さてと、このままイグニスさんの部屋に行こう。
 本当に部屋が隣なんだね。
 改めて部屋を見比べると、変なオーラが漂っている気がするよ。
 対抗心から来るのかなこういうのって・・・。
 どうでもいいよ。イグニスいるー?
 何だ。今昼寝中だったんだが。
 え、昼寝してたの。
 そもそも君は普段何してるかも謎なんだけどね・・・。
 謎が謎を呼ぶ、謎に包まれた謎人間。プラノズの片割れとしか分かってない本当に謎過ぎて無能すぎるのがイグニスだよ。
 無能って言わないでくれ。
 実際無能だったんでしょ。いい加減にして。
 ディスりに来たなら帰ってくれ。
 いや、僕らはイグニス君をディスるために来たわけじゃないんだ。
 そうだったね。根本的な目的忘れそうになったよ。
 お願いがあってきたんだ。
 お願いとは何だ。
 もうすぐこうちゃんの誕生日なんだけど、こうちゃんは感知能力高いし、油断もスキもないから、特殊な香水でも作って感覚を鈍らせようって話になってね。
 それで、僕が協力しようと躍り出たわけだけど、一人で作るには彼の感覚を鈍らせることが出来そうもないんだ。
 んで、プラノズとイグニスを呼んで、3人で作っていけば効力高いものを作れるんじゃないかって話なわけ。
 協力してくれるかな?
 プラノズがいるのか・・・うーん・・・
 やっぱりイグニス君も、そういう反応になるのかな?
 犬猿の仲だし仕方ないか・・・。
 プラノズの反応はどうだ?それで決める。
 イグニスがいるって事を教えたけど、なんやかんや協力してくれるって言ってくれたよ。
 あいつにしては珍しい反応だな。
 どっちかって言ったら、僕らが無理やり協力させたようなものだけどね。
 そうか・・・。
 どうなの?協力する気はあるの?
 わかった。協力しよう。
 結構すんなりだね。
 俺もプラノズがいるという理由で断ろうと思ったが、ま、一緒に住んでいるものとして、協力しないわけにも行かないからな。
 ありがとう、恩に着るよ。
 言ってしまえば、彼はキャラとして生まれてきて10年目なんだろ?
 あ、うん。そうだよ。
 イグニスの言いたい事はこうじゃない?「キャラとして生まれてきてすでに10年以上経ってる自分たちが祝われるべきだ」ってね。
 確かにそれもある。だが、だからと言ってリースの誕生日を祝わない理由はどこにもないということだ。
 大人な対応助かるよ。
 で、俺はどうしたらいい?
 プラノズがすでにヴィッセンさんの部屋で待ってるから、一緒に移動しようって話。
 香水作りはそこからって感じかな。
 わかった。じゃ、すぐに移動しようか。
 ってことで既にヴィッセンさんの部屋に繋いでるよー!
 便利だな。ウランは。
 どっか遠くに行きたい時はボクに言ってねー!
 ま、ほとんど断ってやるけどね・・・!
 それだと話が矛盾してないかな・・・?

時をちょっと遡り、レクサスはというと・・・

 さてと、クロアに頼まれたことだし、しっかりと声掛けをしないといけませんね。
 あれー?レクサスだー!
 あれー?レッキだー!
 (なぜナナの方は、僕の愛称で呼んだんでしょうか・・・)
 どうしたの?こんなところで?
 こっちが聞きたいところですけどね。
 室内散歩だよ!
 早急な返答どうもです。
 レクサスはどうしたの?
 リースがもうすぐ誕生日を迎えるのは知っていますよね?
 知ってるー!
 こうちゃん誕生日ー!
 そうなんですが・・・リースは力が強いでしょ?
 科学者の皆さんが、それに対抗するものを作ってくれるそうなので、誕生日準備を密かに行って欲しいわけです。
 準備ってどうすればいいの?
 準備って何すればいいの?
 えっと・・・科学者の皆さんの準備が終わってからまた知らせますよ・・・。
 その間は、特に何事もないよう過ごしてください。
 でも、どうやって知らせるの?
 何で知らせてくれるの?
 おっとー・・・それは計画ミスでした・・・
 それだったら、
 僕たちが
  役に立つんじゃない?


★続く。






Last updated  2018.01.06 00:05:04
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