あわただしい親子

京都に到着しての息子の第一声がなんだったかわかります～？ 「すげぇ～！お母さん人がいっぱいや！」なんです。 タクシーに乗れば「道がひろ～い！」 標識みて「おかぁ、あの標識光ってる！あんなん初めて見た！」 ・・・タクシーの運転手さん笑ってましたよ。（情けない！） 友達のマンション見て「ヒョェ～！なんちゅう高さや！」 とにかく田舎者ですからね、何もかもが驚きだったみたいです。 だけどね、声が大きいからとにかく恥ずかしいんですよ。 最終日はホテルだったんですけどね、夕食は中華ということでホテルで食べたんですよ。 そしたら、もう興奮してキョロキョロ。 落ち着かないんですよね～ 普通に話せばいいのに妙に小声。 食べるのはしっかり食べてくれたんですが、やはり日ごろのお行儀の悪さが出てしまい ジュース飲んでて、最後にジゥルジゥル～ズゥ～なんて思いっきり音出しましたよ。 ゲップまでしちゃって・・・ もう恥ずかしいやら、情けないやら母は悲しくなってしまいました。 お腹いっぱいになったら即眠気に襲われ、部屋に戻るなり 会話もなく母と子の一夜は終わりました。・・・寂しい夜でしたよ～ 朝になり、京都見物しなくてはとホテルの近くの清明神社へ行き、甘いものが食べたいという 願いをかなえるためお店にいったのですが満員で長蛇の列・・・あきらめて京都駅へ。 「お土産買わなきゃ～」という奴に振り回され気がつけば出発１０分前。 なのに奴はアイスクリーム注文して食べ始めてましたわ。 「時間ないのに～！！」 「エ～もう来るの～」・・・時間は言ってたでしょうが！！ 「まだ、僕の欲しいもの買ってないよ～」 「バカか！おまえはトロイ！！」・・・駅で親子げんかです。 電車に乗り気がついたこと・・・大切なお友達のお土産は小さいものなのに、女の子には 八橋を一箱づつ買ってるんです。バカでしょう～本当にバカでしょ～。 女の子にお土産でクッキー一個貰っただけで、八橋一箱ですよ～。 こんな感じだったんで父親のこと話す暇ありませんでした。 とにかく無事電車に乗れただけでホッとしたとたん疲れがドッとでましたわ。 お土産持って実家に行ったら、両親のあいかわらずの顔・・・現実を感じました。 ハァ～夢のひと時はおわりました。