ゴロニャ～ンといきましょう

先週、近所の交差点で事故がありました。

覆面パトに追いかけられた車が点滅信号無視して交差点に突入し他の車と衝突。

我が家からすぐの交差点で、ドカーンという音で息子と飛び出しました。

一台は電柱に衝突

もう一台はメチャクチャ状態

車の傍には女性が投げ出されてる

電柱にぶつかった車の中は煙で中が見えないし

ドアも開かない・・・・

おまわりさんは無線で話してる・・・救急車の手配してるんだろう・・・そうおもってたんですよね。　

でも・・・・

一台の車から赤ちゃんを抱いた若い男性がフラフラと降りてきました。

「大丈夫ですか？」駆け寄ると、赤ちゃんはゴボゴボという音が聞こえるだけで

体はダラ～ンとし泣き声も上げない・・・・

フラフラしてるパパにかわって、一旦私が赤ちゃんを抱きました。

聞こえるのはゴボゴボという音だけ・・・・反応がない

首もダラ～ンとしている。

私の車で運びたい・・・・そんな気持ちで一杯になるくらい救急車が遅い。

ようやく到着した救急隊員に赤ちゃんがいることを伝えてその親子を救急車にのせても

なかなか発車しない・・・・

しばらくして倒れてる女性と赤ちゃんをのせて救急車は発車した。

発車したあとに近所の人に聞いたら、おまわりさんは無線で救急車を手配してたわけでは

なかった。

私と同様にすぐ駆けつけた人があまりにも救急車が遅いので連絡を入れたらそれが最初の通報だったらしい。

意識不明の重体・・・・赤ちゃんのことが新聞に載った。

「法定速度を守った追跡」との警察のコメント。

法定速度を守っていようがなんであろうが、私が言いたいのは私達より先に現場にいた

あんた達が無線ではなしてたのはダレなんだということ・・・・

県警に連絡がいったのは数時間後・・・・そんなもんなんだろう。

どうでもいいんだわそんなこと・・・

私は赤ちゃんが生きてくれてたら、生きてくれたらそれでいいんだから。

「この子は、私が運びます」・・・あの時その言葉を言えたら良かったのに・・・