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テーマ:オール台湾!(1568)
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松の内が明け、町も人も通常通り。白い息を吐きながら歩いていると、臭豆腐の匂いがする台北の街角が懐かしく思い出されます。結構、色々な国に行った方だと思います。でも二度以上、渡航したのはタイとオーストラリアくらいでしょうか。タイは親類が居る関係で、豪州は新婚旅行で相方が希望したためです。貧乏性なのでお金が出来たら他の国も見てみたくなってしまいます。
そんな私ですが、台湾はもう一度行っても、いや何度でも行ってもいいと思いました。幸い至近ですし、チャンスがあれば可能でしょう。 2日目後半ですが、まずまた食べました。台湾風お汁粉です。ホテルの至近にある店で、実は書いてませんでしたが前日も寄っています(笑)。その時は胡麻風お汁粉でした。両方とも甘味が少なく、日本のお汁粉を想像していると拍子抜けします。重くなくていいかもしれませんね。 血糖値が上がった所で中正紀念堂に向かいました。蒋介石を記念して作られたもので、中に巨大な蒋介石座像があり、衛兵が護衛しています。この衛兵交代を見ようと思って時間を調整して行ったんですが、黒山の人だかり...。 人ごみをかき分けて衛兵の通る路をあけたので、一瞬ですが独特の歩き方をする衛兵を見る事が出来ました。八角形の堂を出て、中正公園に降りる階段まで来て、ちょっと途方に暮れてしまいました。公園を埋め尽くす人人人....。中国人は人数で勝負したらさすが世界一です。 子供向けなのか、ガリバーの巨大な空気人形がどかーんと広場においてあって、中を人が通っていました。スケールデカ過ぎ。 この辺で人ごみ、しかも中国人の人ごみという世界で恐らく一番おそろしい集団に揉まれてクタクタになってしまいました。囲まれて押されて跳ね飛ばされて、負けずに食って撮って。 ぶらぶらホテルまで帰り、途中でビビアン・スーのベストCDを買ったり、本屋で村上春樹の人気に驚いたりしました。まごまごしていたら大学で日本語を学んでいるという若者がすぐ助けてくれました。いい国だ。 休んで元気が出た所で、夕食を食べに饒河夜市へ。400mの道の両側と真ん中に食い物やと屋台がひしめき合っているので歩くスペースは上りも下りも1mありません。右側交通で後ろから押されるままに歩くだけです。 目に付くものを片っ端から食いました。人ごみで写真に撮れなかったものもあります。自分の胃袋を褒めてやりたいです。まず海老。釣らせて食わせる所もあるそうです。日本の居酒屋で出てくる川海老のバカでかいの。 ものすごく混んでいて、椅子取りゲームみたいに座んないと食べられない羊の骨のスープ。お行儀よく待ってても順番通りには座れませんから、台湾風に空いたら座る。最初の店では肋骨。どうも脊髄が入っているようで、スクレイピー(牛海綿状脳症BSE狂牛病の親戚 )が怖かったので全部食えなかった。 ので、市場の反対側に出た所で違う店に入り、今度は羊肉のスープを食べる。こっちはショウガが散ってて味もうまい。あの羊の臭いがダメな人は絶対食えない。店自体が骨のゴミ捨て場みたいなものだから、店に入る事も出来ないだろう。 Uターンして道の反対側へ。アヒルの串焼きの屋台で良く分からない部位をいくつか摘む。このまま食べるのでは無く、何かの粉をまぶして食うようだが、何だか良く分からなかった。きな粉?ココナッツ粉?食べ方が分からないでいたら、日本人なのか?と何度も確認された。アヒルの舌といっていたが、解剖学的には気管軟骨か喉頭軟骨に思えるのだが。超下品な北京ダッグみたいな味。 口の中が油で気持ち悪かったので、タピオカ入りミルクティーなどを飲んだように思う。ついでに豆乳屋さんに。日本の豆乳と基本同じですが、味付けは甘くデザートの扱い。 我ながら良く食った。これだけ食いまくって今日現在下痢もしない自分の胃腸を褒めてあげたい。山根君には絶対出来ないだろう。さらにビールを上から流し込み、台北最後の夜は終わりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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