心豊かに過ごす

2007/07/19(木)22:07

王貞治と長嶋茂雄

人間学(23)

私の履歴書・長嶋茂雄は本日19回目で川上監督から引退勧告を受けた年に「現役続投」を懇願して現役選手を続けたが打撃不振や怪我で無念の涙の記述。 その年に巨人は九連覇の偉業をなし王さんは三冠王を達成した。 監督就任を蹴ってまで現役選手続投をこだわったのは、野球が好きで好きでたまらない気持ちだったからなのだろう。 ミスターがプロに入り連日の猛特訓に耐えながら考えていたことは 「自分が何をしたら周りが喜んでくれるか、自分をどう表現したらいいかだった。」 「人生は表現力」と言いきる。 「プレー以外のどんな時でも観客のすべての視線を意識した」サービス精神 そのミスターに比べて実績や数字で長嶋茂雄を追い越した実力の王貞治の姿勢は職人のような打撃技術への追及ではなかっただろうか? 「今までの僕の記録はみんな耐えることでつくられてきたんです」と言う王貞治語録に、野球を知らない私が2人の違いをみた思いがした。  私の習う易学ではミスターの胸に「伝達本能」を王貞治さんの胸に「習得本能」がある。 ミーティング後に提出したレポートでも1,2、と箇条書きにびっしり書いた王さんに比べて「わかりました」と一言書いたミスター。 違う個性のライバルONには1度もトラブルがなかったとミスターは書いている。

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