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テーマ:ニュース(95840)
カテゴリ:トルコ旅行記
朝ドラ「花子とアン」の9月は戦争に巻き込まれていく花子の周囲の人々の苦悩が描かれていました。
一般市民を巻き添えにした米軍による空爆でどれほどの日本人が命や財産を失ったことか・・・・ ドラマと同時に進行していくかのように、イスラム国と米国の戦いが進行して、シリア領で空爆実施。 きっと戦う意思を持たない女や子供も巻き込まれているかと思うと、とてもつらい・・・・ 5月にトルコに旅行した時、イスタンブールの街を歩いていた時に、骨と皮に痩せた子供が物乞いをしていました。 募金入れの横に英語で「シリア難民」と書かれていたような気がします(?)。 あまりの悲惨な様子に、ツアー同行者(女性)がお金を入れようとしたら、トルコ人ガイドのゼキさんが大声で止めました。いつも笑顔で優しかったゼキさんが大声で怒ったのはあの時だけでした。 そのあと見学の会場に入ってから、ゼキさんが 「トルコは政府がシリア難民を支援しています。国境近くでトルコの大事な財政を使って難民施設を作って手厚く支援しているのに、自分たちの意思でそこに入らずにイスタンブールに来ている難民は、問題も起こしているから、彼らに近づいたら、観光客であるあなた方の身の安全を保障できません」 ときつい口調で説明してくれました。 「花子とアン」の物語でも太平洋戦争に入っていく流れを変えられなかった日本人。 今、シリアの人たちもあの時の日本人のように、空爆に怯えながら「シリア脱出」ができないでいることでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.10.26 08:59:48
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