心豊かに過ごす

2023/03/23(木)17:05

桜満開の日に金婚式を祝う

心豊かに生きるために(249)

「さまざまなことを思い出す桜かな 芭蕉」 50年前の結婚式には咲いていなかった桜が今年は満開。 「金婚式を迎えられる夫婦ってどのくらいの確立なのだろう」 団塊世代の私たちは金婚式を迎えた。 現役サラリーマン時代は旅行やイベントなどは主人が率先して企画してくれたのに、 最近は旅行も乗り気でなく、金婚式が近づいてもなんの企画も立ててくれなかった主人が 「近所のパスタ屋で2人でランチ食べて、夜は家族で近所のレストランで食事しようか」 と言ったので(えっ!金婚式よ)と内心ガッカリ。そして、 (私が企画するしかない)と行動開始。 結婚式あげた椿山荘に電話するとスタンダードの部屋が一部屋だけ空きあったけど。 でも、ディナーもランチもカフェも予約は取れませんでした。 同居の娘に相談したら、ディナーは近くのリーガロイヤルホテルのレストランを予約してくれた。 娘が孫2人と車で送ってくれて、チェックイン前に到着。 ロビーラウンジでお茶(空き待ち40分)したあと、椿山荘の庭園を散歩。 椿咲き、桜はほぼ満開、滝や三重塔まである庭園に時々雲海の演出。 東京のオアシスのような庭園を初めての孫たちも興味深々。 チェックイン後にみんなで部屋に移動。 スーペリアガーデンビューで庭の景観も素晴らしく設備も素晴らしい。 以前(十数年前)はフォーシーズンホテルだった部屋はソファーもベットもゆったり。 孫たちは泊まれなかったことを残念がっていた。 ディナー場所のリーガロイヤルまでは歩いて移動。 坂道の勾配のきつさに驚きながら神田川沿いの桜に見とれる。 東京なのに神田川沿いの桜並木は混雑無し。 リーガロイヤルホテルのレストランからは大隈庭園が眺められて雰囲気良し。 そのうえ、ディナーメニューもリズナブル 椿山荘への帰り道、急勾配の坂道を中1の孫が後ろから押してくれた。 (ラクチン・ありがとう) ホテルに着いて娘と孫は家に帰って行った(片道車で1時間)。 次の朝はメインダイニングで食事したが、味はちょっと残念。 部屋に戻ると、主人はテレビのWBC放送にくぎ付け。 私は会計を済ませて、庭を散策したり、ショッピングしたりして、 WBCの試合が終わるのを待ってチェックアウト(チェックアウトは12時)   コロナの流行でこの3年以上いろんなイベントがなくなってしまった。 小3の孫は入学式もなかった。冠婚葬祭のお付き合いも数えるほど少ない。 その中で家族行事も少なくなっている。 結婚式や入学式など祝い事も形にしなければ印象が薄くなってしまう。 まして、長くつれそった夫婦の記念日なんて意識しなければ忘れ去られる。 コロナも下火になって、さまざまなイベントが復活の流れの中で、 「誕生日や卒業式や入学式など家族の記念日を特別な一日として過ごす」 ことで、思い出として家族の記憶に残そうと改めて思う。 あと、どのくらい元気で記念日をお祝いできるかわからないし・・・ 娘たちがホテルの部屋に届けてくれた花。 椿山荘の庭の桜も満開でした。

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