|
テーマ:最近読んだ本(825)
カテゴリ:お薦め本
今月号の致知の広告に「出会いが運命を変える」と特集記事を載せているのを見てとりあえず1年間の購読申し込みをしました。
どんな出会いでも、その出会いと縁を大切にしなければ、自分の運命に影響はなく、縁をつないでこそ運命に影響すると思っているのですが、 今回の致知にも書いてある「柳生家の家訓」 「小才は縁に出会って縁に気づかず。中才は縁に気づいて縁を生かさず。大才は袖振り合った縁を活かす」 この言葉は以前から私の好きな言葉でしたが、今回の致知には 柳生家は家の継承のためにこの言葉を家訓としたとと書いてあって(P9)、私がイメージしたものと違うことを感じました。 「小才や中才が家を継いだら家をつぶしてしまう。袖振り合った縁でも大才に家をつがせよ」 と解釈してあるのです。 でも、この家の継承を考え方、江戸時代の家の継承は、今なら会社や組織であると考えるなら納得です。 (私は個人の縁の活かし方の教訓ととらえていました) 創業者や創業者とともに会社を大きくした世代が、その会社を次世代に託す時に、創業者周囲に大才がいないなら、縁の薄い大才に会社を託せと言うことなのか 優れた会社が30年継続しても、50年100年継続するのは難しい。 開発した製品でも、システムでも変わりゆく時代に、創業者のフロンティア精神も先を見据えていた頭脳も衰えていく、後継者を育てる熱意と意思があれば、継承できるかもしれないものが、あまり縁なき大才を見込んで託して、その会社の継承意義を見つけてもらえるのか やはり致知は経営者向けの本なのか 個人としてなら「良い出会いが私の運命を変えていく」と信じて縁を大切にしたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.09.09 22:42:06
コメント(0) | コメントを書く
[お薦め本] カテゴリの最新記事
|
|