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こんぱすコーチの全方位日記

JRおおさか東線初乗り

◆◆◆JRおおさか東線初乗り◆◆◆<2008/12/29>

2008年春に開通した、JRおおさか東線に初乗りしました。
ルートは、JR学研都市線(片町線)の放出(はなてん)駅を起点に、
JR大和路線(関西本線)の久宝寺駅までの約10kmです。

JRおおさか東線路線図

もともとは、以前から単線非電化で営業している「城東貨物線」の線路と敷地を活用して複線電化し、
新大阪から久宝寺までの20kmを旅客線として営業するプラン。

新大阪から放出までは工事が難航しており、先に放出-久宝寺が部分開業しました。

JR大和路線用と共通運用の201系

使用している車両は、JR大和路線と共通運用の201系。
最近まで水色の車体色で東海道線の普通列車として使われていた車両です。
201系のウグイス色は、関東ではついぞ見ることがありませんでした。

僕は、終点の久宝寺側から放出行きの電車に乗り込みました。

放出(はなてん)行きの表示

久宝寺を出た電車は、すぐに高架線上に駆け上がり、
JR大和路線の下り線路を右カーブでまたいで向きを北に変えます。
すぐに1つ目の駅、新加美駅に到着。

次のJR長瀬駅まではけっこうな距離を走りました。
そしてJR俊徳道(しゅんとくみち)駅で途中下車。

ここ俊徳道は、近鉄大阪線との乗換駅です。

近鉄俊徳道駅

JR俊徳道は近鉄大阪線と連絡

大阪の東郊を南北に突っ切るため、
いくつかの駅で大阪市内から放射状に路線を伸ばしている鉄道路線と交差しており、
JR俊徳道のような連絡駅を構成しています。

さて、JRおおさか東線は駅ごとにステーションカラーが定められており、
ホーム上のさまざまなポイントにカラーステッカーを貼り付けて
見分けがつくようにされています。
JR俊徳道駅は黄緑色でした。

草書体を使った駅名表示

駅名表示に草書体を使っているのも珍しいですね。

「じぇいあーる」表記の駅名票

上は通常の駅名票です。
JRを「じぇいあーる」とひらがなで表記するのがJR風。
特にJR俊徳道では、両隣の駅もJRを冠しているので少々うざったい感もあり。

JR俊徳道から再び電車に乗り込み、JR河内永和・高井田中央と
あっという間に2駅を通り越し、終点の放出に到着。
乗車時間はわずか15分のミニトリップでした。

このJRおおさか東線。運営はJR西日本が行っており、あたかもJRの所属のようですが、
線路や駅施設などのハードは、「大阪外環状鉄道」という鉄道会社の持ち物。
昨今の新線建設はあまりにも工事費が嵩むため、国や自治体からの補助金が欠かせませんが、
JRが建設主体となると、補助金の額が減らされたり、まったく補助を受けられない事態になるため、
わざと新しい鉄道会社を作って補助金を受けるとともに、施設運営と運転を分離した格好になっています。

なお、この路線は戦後しばらく経ってから、早くも旅客線化の要望運動がわき起こり、
昭和38年には都市交通審議会で新設すべき路線として位置付けられたものの、
難産に難産の末、結局開業まで45年もの時間を要しました。

しかも全線開通ではなく、約半分の距離。
残る新大阪-放出間は、住宅密集地を走るルートのため用地買収に困難さがつきまとっており、未だに工事着工すらこぎつけていません。
これができあがると、奈良方面から新大阪へ直行できるようになり、
今は乗り換えを余儀なくされているルートだけに、その利便性は格段に向上します。

部分開業した今でも、平日の朝と夕方に、奈良からJRおおさか東線・JR学研都市線・JR東西線を経由して、
北新地・尼崎を結ぶ「直行快速」が運行されており(残念ながらJRおおさか東線の駅にはまったく停まらないものの)、
奈良から大阪中心部への利便性がグンと高くなりました。

折しも近鉄奈良線と阪神電鉄との相互乗り入れが秒読み段階になっており、
それを見越した対抗策とも言えます。

新大阪への延伸はあと数年を要する見込みですが、
これが完成すると大阪の交通地図は大きく塗り替えられることでしょう。





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