ウッドデッキ【第1期】(2)●2004年4月10日━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ウッドデッキの土台となる束石設置工事がいったん終了したので、 今度はウッドデッキの基礎を作る作業に移ることにしましょう。 まずは基礎用のSPF材を調達。根太用の2×4とポスト用の4×4、 いずれも防腐処理済みのSPF材です。 さらに腐食を防止するため油性の防腐塗料を塗布。息子たちにも手伝ってもらいました。 部材が多いので塗布するのもけっこう骨が折れます(#´ο`#) 。 ようやく基礎用のすべての部材に防腐塗料を塗り終えました。あとは自然乾燥。 数日後、再び防腐塗料を重ね塗り。一度組み立てると、基礎部分の定期的な塗装は不可能なので、 今のうちに重ね塗りして少しでも防腐効果を持たせるためです。 ●2004年4月24日━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 知り合いの工房へ赴き、4×4ポストの所定場所に旋盤ドリルで穴を空けてもらいました。 ●2004年4月29日━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2004年のゴールデンウィーク突入! GW後は会社が忙しくなるし、7月以降は本格的な夏突入で汗だくになるのが嫌なので、 このGWでせめて基礎部分までは完成させておきたいなぁ。 と、ここで大きな問題が! ポストを束石に仮置きし、根太を仮渡ししてみると、あまりの誤差に根太とポストのボルト穴位置がまったく合わないのです(×_×;)。 束石の設置場所が設計どおりになっていなません。水糸の張り方に甘さがあったようです。 しかも束石自体も水平がとれていなーい。泣きっ面に蜂とはこのこと!? 慎重を期したつもりでしたが、結果的には束石の設置がまずいことに気づきました。 せっかく設置した21の束石を掘り起こし、再設置するのは気が遠くなるものの、やむを得ません。 すべての束石を取り出し、再度きっちりとメジャーで測定。 そして束石の新たな設置場所には、元々よりもさらに深く穴を掘ります。 もう一度砂利を敷き直しました。 束石の水平をとるため、砂利の上に川砂を敷きます。 さて、問題の束石。この凹みに4×4のポストを立てることになります。 この凹みには、防振・防水効果を狙って、2mm厚のゴムシートを敷いてみました。 仮にポストを立ててみましょう。 ポスト+束石を所定の場所に設置、水準器を使って水平をとります。 もともと作り付けてあった上がり框の立て付けが一番信用できるため、すべてはこの上がり框が基準。 上がり框用のポストを仮置きし、先ほどのポスト+束石とが平行であるかどうかを測定しました。 ちなみに、上がり框に設置するポストの下にもゴムシートを敷いています。 ポストを4本立て、根太を渡してみました。まだ誤差が補正できるよう、束石の周囲は埋め戻していません。 まぁまぁの出来ではないでしょうか。 ポスト+束石のセットで、21本分の設置場所を確定。水準器を駆使して隣り合うポストとも平行をとり終えたので、束石の周囲を埋め戻します。 強度を上げるため、根太には直角に横梁を渡す設計になっています。 その横梁を組み付けるための金具を、あらかじめ根太に取り付けました。 ●2004年5月8日━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 金具を取り付けた根太をポストに組み付けます。大きなボルトを通し、スパナを用いて固く固定。 根太の端部には、デッキコネクタのスタータ(開始用部品)をあらかじめ取り付けておきます。 横梁を根太の金具に取り付け、隣の根太へと渡します。これで全体の強度がアップしました。 そういうわけで、紆余曲折の激しかったウッドデッキ基礎工事。 悪戦苦闘の結果、何とか形になりました。 なお、束石がぐらつくのを防ぐため、周囲にモルタルを流し込んで固定しました。 さらにデッキ下の地面は、少しでも湿気を逃すことを期待して、川砂利を敷きました。 『ウッドデッキ【第1期】(3)』へ ジャンル別一覧
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