ぬれ縁を床几に◆◆◆◆◆◆◆◆◆ぬれ縁を床几に◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 和室のサッシにしつらえてある「ぬれ縁」。 写真を撮った場所から向こうに見えるデッキまでの移動が、けっこう大変なんです。 というのも、ここに写ってはないのですが、右手前に郵便受けの大きな突起がありまして。 そしてすぐにこのぬれ縁があるので、ここをすり抜けるには「垂直リンボーダンス」を要求されます(^^;;; そういうわけで、ぬれ縁には申し訳ないのですが、少し邪魔になってきました。 折しも、向こうのデッキを手前まで延長しても良いなぁ、というプランが頭をもたげてきたこともあって、一念発起。 「ぬれ縁を取り外そう」 となった次第。 かがんでみると、コーススレッドでサイディングと接続しているところが4か所。これで固定されているようです。 「何や、簡単やん」 ということで、さっそくドリル片手にぬれ縁下に潜り込みました。 ところが! まったくビクともしないのです。 数年雨ざらしになっていたので、さび付いているみたい。 無理矢理ドリルを回してしまったので、ねじ山がバカになってしまいました(大汗) そこでホームセンターに急行し、「ネジすべり止め液」を調達。 「バカになったねじ山にこれをつけて回すと、あーら不思議。 大きな抵抗が生じて、またネジが回るようになります……。」 という説明に望みをかけるも、その願いは一瞬のうちに砕かれました。 ……まったく歯が立ちません。 最後の手段です。電動ドリルにドリル歯を取り付け、 締め付けられたコーススレッド周囲の梁材に穴あけ開始! すると、あっという間にコーススレッドがグラグラしてきました。 勝利! ぬれ縁はあっけなく取り外され、通路がスッキリ。 さて、取り外したぬれ縁。このまま粗大ゴミにするのももったいない。 そうだ! バーベキューテーブル用の長いすに再利用できるんやないの!? とひらめきました。 さっそく、余っていた2×4材を切り出して、片方分の脚を2本用意。 横梁に沿って取り付けました(下の写真で右側の脚が、後から取り付けた2×4材です)。 続いてステインを塗装。 左端の色が明るいところは、ぬれ縁時代にサッシのレールに隠れていた箇所で、ここだけ風化していなかったわけです。 つまり本来の色はこれだけ明るかった、ということですね。 そういうわけで、ぬれ縁が床几に生まれ変わりました。 通路はスッキリ、ぬれ縁もリフォーム、そしてバーベキューテーブルにはコンビの長いすが誕生。 一石三鳥のDIYでした。 メニューへ戻る |