2007/10/22(月)19:57
コーチングは宗教!?
昨日のコーチングの定例セミナー(埼玉チャプター)で、
参加者とディスカッションしていたときのこと。
参加者のFさんが、こんなことをおっしゃいました。
「コーチング仲間のコミュニティって独特じゃありません?」
「自分はすごく違和感を感じています」
「悪い言い方をすれば、何となく『宗教』みたい」
まさに。
僕もコーチングを学び始めて3~4年経過しますが、
セミナー等に参加すると、みんなのテンションが異様に高い。
いわゆる『新興宗教』というのも、こんな空気なのかも。
じっくり考えて、腑に落ちないと行動に移らない僕としては、
実に消化不良を起こしてしまう空気なんです。
さりとて僕の場合、いい加減なのは、
押しが弱くて流されやすい性格でもあるので、
結局、そういうセミナーに参加すると、
何かコーチング脳を養った気にはなります。
でも、いつの間にか学んだことが忘却曲線の彼方に……(^^;;;
やっぱり腑に落ちてない証拠。
それにしても、コーチングをやっている仲間の
あの異常なテンションの高さはどうしたものか。
たまーに、帰宅してから、
ゼイゼイしている自分を見つけることがあります。
そういうときは、
「どこか無理してみんなに合わせてるな~」
なんて思います。
いくらネットワークを広げようが、
いくらコーチングのスキルを身につけようが、
肝心なのは『自分』。
僕のコーチは、いつもこんな話を僕にしてくれます。
「まさやん、肝心なのは『パーソナル・ファウンデーション』、
つまり『自己基盤』なんだからね。
自分をきちんと承認して、
ニーズが満たされている状態でなければ、
いくらスキルを身につけても、
立派なコーチにはなれないんだよ」
そうなんです。
自分がきちんと満たされている、という
『幸せな』状態。
それが必要。
ちなみに「満たされている」というのは、
心の中、という接頭語が付きます。
つまりモノやカネが満ちている、という意味ではありません。
こういう状態の時に、
他人への慈愛の念や
道徳心といったものが出てくるのでしょう。
で、コーチングはあくまでも一つの手段。
それが全てではありません。
そういう感覚で人と接することが、ごく自然なのであり、
より人格者に近づくんだと思います。
何も知らない人に
「コーチング! コーチング!」と叫んでいると、
何か宗教の勧誘か、それともネズミ講扱いにされかねません。
北欧流スローライフ・コーチング
日本初の国際放送77周年記念
「ほぼ満月ただの月見@検見川送信所」
日時:10月27日(土)午後3時~
集合場所:JR総武線・新検見川駅徒歩2分、はなのわ広場
参加費:無料
主催:「検見川送信所を知る会」