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カテゴリ:コーチング・コミュニケーション
別に貧乏でもないのに学校の給食費を支払わない。
自分の子供が先生にしかられると、 子供の非を確かめることもなく学校へ怒鳴り込む。 こういう「ならず者」の親のことを、 「モンスター・ペアレンツ」と言うらしいです。 本当に怪物みたい。 で、最近はお店にも「ならず者」が うじゃうじゃ来店する、というのが新聞に出ていました。 たとえばコンビニ。 深夜に突然来店し、店員に「タクシーを呼んでくれ」。 業務の範囲外なので、店員がやんわりと断ると、 「なんでそれくらいできないんだ!?」とキレる中年男性。 カップ麺を持ち込み、買い物をするでもなく、 店内に備え付けのポットでお湯を注ぐ若者。 書籍コーナーに立てかけてあった売り物の地図を取り出し、 欲しいページだけを10円コピーするKYな人間。 これ、実話なんだそうです。 で、こういう人間を総称して「モンスター・カスタマー」と 言うんだとか。 万引きが見つかったときに「カネ払えば良いんだろぉ?」 と居直る人間と同質性を感じます。 そもそも躾ができてないんでしょうか。 万引きは言語道断ですけど、 客なら客としてのエチケットがあるはず。 そもそも「客だから何をしても良い」 という法則はありません。 コンシューマー相手のビジネスでも、優秀な企業では、 お客様相談室などに寄せられる苦情処理で、 企業のためになるクレーマーと 単に営業妨害的なクレーマーとをはっきりと分け、 それぞれ対応を違えています。 コーチングの世界でも、 コーチはクライアントを選ぶことがあります。 誰もがクライアントになれるわけではありません。 そもそも、クライアント候補者は ・前向きに課題を持っているか ・自分以外の人間を信じられるか (自分しか信じない、というモードではないか) ・精神的な病に冒されていないか といったような条件をクリアしていてこそ、 コーチングの成果が出る、と言われており、 この条件を満たしてない人は「アンコーチャブルな状態」 とされ、コーチングを受けるには不適格、 という判断になるんです。 その方が、無駄な時間を過ごす必要がなく、 お互いのため、なんだそうです。 日本の国にこれだけモンスターが跋扈していてはなりません。 「義務を果たしてこそ権利が主張できる」 そんな世の中にしていきたいものです。 それでもお客様は神様ですか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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