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カテゴリ:鉄道
今日はヨメさんと映画『SP』を見てきました。
フジテレビ系列の連続ドラマの映画編。 ただし僕はドラマの方はあんまり見ていなかったので、 登場人物の役割やらドラマ編のあらすじが今ひとつつかめてないので、 ストーリーを追いかけるのが必死。
ただ、主役のV6・岡田准一くんが、スタントなしの 激しいアクションをこなしていたところは前評判どおりで、 それはそれで見応えがありました。 ま、ストーリーの紹介は控えるとして、 鉄ちゃんの僕は、スクリーン上で電車が出てくると どうしてもそっちの方へ意識が行ってしまいます。 今回も冒頭に、 六本木ヒルズから1人のテロリストを追いかけるシーンで 釘付けになった場面がありました。 岡田准一らSPチームに追いかけられたテロリストが 大通りの歩道から地下鉄駅の階段を駆け下ります。 『麻布台駅』と書かれていますが、 これは麻布十番駅を想定しているのでしょう。 麻布台という駅は現実にはありません。 で、駅のコンコースを全力で駆け抜けたテロリストとSPチームは 自動改札を飛び越えてホームへ。 そこですかさずホームをチェック。 一瞬で駅名表示板のデザインが東京メトロのものではなく、 西武鉄道のデザインであることに気づきました。 西武鉄道の地下駅といえば、西武有楽町線の新桜台駅のみ。 駅名板の左右は、 地下鉄有楽町線のラインカラーである 黄色のラインプレートが横一直線に貼られているので、新桜台駅と確信。 西武有楽町線は、西武池袋線と東京メトロ有楽町線との 相互乗り入れのためにつくられた路線で、 中間駅である新桜台駅は、有楽町線ラインカラーが全面に貼られるなど 東京メトロ仕様でつくられたにもかかわらず、所有は西武鉄道、 という特異な駅です。 果たして駅に入ってきた電車は、西武鉄道の車両でした。 しかし芸が細かいのは、駅名板がすべて『新桜台』の表示ではなく、 西武鉄道が規定している書体で『麻布台』と貼り替えていたこと。 駅名板が映ったのはわずか数秒でしたが、 それのために駅名板をすべて貼り替えていたようです。 なかなか心憎い演出でした。 最後のエンドロールでは撮影協力者として『西武鉄道』の名前が しっかりと刻まれていました。 それにしても、東京メトロは映画のロケを認めないですね。 ストーリー上ではいかにも東京メトロエリアでの駅設定なのに、 あえて練馬区の西武鉄道の駅を選ばざるを得なかったということは、 ロケを打診したものの断られた、ということなのでしょう。 以前も『踊る大捜査線』シリーズで東京の地下鉄が題材になりましたが、 このときもロケは神戸の地下鉄でした。 ストーリーが地下鉄を爆破、脱線させるというものだったので、 そういうネガティブな内容を嫌ったのだとは思いますが、 今どき、映画のロケーションサービスは新たな副収入として 行政や事業者がこぞってサービス展開している折、 もう少し前向きに考えても良いのではないかな、と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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訪問&コメントありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ敦聡です
まだパソコンがうまく動かないので読み逃げの ご挨拶だけ・・・すいません(汗) (2010年11月23日 13時29分41秒)
>映画の見方も視点が違えば おもしろいですね
>詳しくないのでこうして聞くと >興味深いです ありがとうございます。 ただし別の視点に目が行ってしまうと、 ついついストーリーがわからなくなってしまい、 追いかけるのが大変ですが…(^▽^;) (2010年11月23日 13時43分16秒)
>まだパソコンがうまく動かないので読み逃げの
>ご挨拶だけ・・・すいません(汗) パソコン不調の折、わざわざご訪問ありがとうございます。 早く元に戻りますようにっ!(^-^) (2010年11月23日 13時44分08秒) |
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