2011/01/18(火)08:15
もはや観光地の羽田空港国際線ターミナル
昨年開業した羽田空港の国際線ターミナルへ行ってきました。
都心から見ると、国内線ターミナルビルよりはるかに手前に建てられ、
東京モノレールも京浜急行も、ビルに直結する新しい駅が開業しています。
京浜急行は地下深くにホームがあるのでかないませんが、
東京モノレールの方は、ホームと国際線出発フロアとのレベルが同じ。
しかもビル内に入り込むように駅ができたため、
改札を出るとわずか数十メートル歩くだけで
各航空会社のチェックインカウンターに到達します。
見ただけでメチャクチャ便利です。
写真には撮りませんでしたが、
すべての案内サインが、日本語・英語・中国語簡体字・ハングルと
4言語の表記がなされていて、
これは今や当たり前の姿ですね。
驚いたのは、液晶画面のフライト案内もさることながら、
東京モノレールや京浜急行の次列車の案内サインも
4言語表記が交互に表示されていたこと。
あとで確認したところでは、
それぞれの起点駅(東京モノレール:浜松町駅/京浜急行:品川駅)の
次列車案内サインも4言語交互表示がなされていました。
中国や韓国から来日する人にとっては、
とりあえず案内サインの不案内さは解消されつつありますね。
さて、この国際線ターミナルビルの大きな目玉が4階にある
ショッピングフロア。
『江戸小路』と名付けられたこのエリアは、
昔の江戸の風情を再現し、瓦屋根や板張り風の体裁、
店の看板も案内も「まねき文字」、
江戸時代の街中はそういう光景だったんだろうな、
という感じの建物が、ターミナルビルの中に再現されています。
この風景をケータイカメラで撮影している人の多いこと。
まるで観光地の扱いですね。
お土産ものやレストランが並んでいるのですが、
「羽田空港しか扱ってない」という限定品も多くあり、
これもターミナルビルの観光地化に一役買っていそうです。
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さらに階上に上がって5階は展望フロア。
ここも両脇にショッピング街があり、
中央部はガラス張りの大きな広場になっていて、
建物内から滑走路やエプロンを俯瞰することができます。
もちろん脇の方から外へ出ることもでき、
よりリアルに俯瞰できます。
上写真の中央に遠くに見える建物が、
国内線のターミナルビル『ビッグ・バード』。
こうしてみると、同じ空港なのにずいぶんと離れているんですね。