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テーマ:最高のコーチング(58)
カテゴリ:コーチング・コミュニケーション
震災の影響で2週間ぶりのコーチング・セッションを行いました。
マイコーチの切り口は、やっぱり鋭い。 僕の話している内容を聞き取って、 すぐに前回との対比や矛盾点を衝いてくる。 今回は職場の部下から相談を受けたことと、 その時のやりとりが自分にとっては満足行ってないことをテーマにしたのですが…。 「今言った○○という言葉は、 先々週の『ぶれない自分でありたい』という言葉と どういうつながりがあるの?」 「前回は□□□と言ってたけど、今は△△△と言いましたね」 どういう言葉をつないでも、 ひと呼吸おいてからこまごまと指摘があります。 そして、ふた言目には 「今、そういう言葉を口にした瞬間は、どういう心境だったの?」 という問いかけ。 これ、けっこう頭を揺さぶられます。 自分ではその場の流れで言ったセリフなんですが、 いざ、そのセリフの根拠を尋ねられると 「…はて、何だったっけ?」となる。 あるいは根拠が分かったとしても、 次の瞬間、さっき自分が口にしたこととまるで矛盾することに気がつく。 だから当然口ごもってしまう。 ところがマイコーチは助け船を出さない。 ずーっと沈黙を守って、僕の次の言葉を待ってるんです。 意地が悪いわけでは決してないんです。 僕の頭の中で何が起きているのか、 電話越しに必死に読み取ろうとされているんです。 僕も頭の中がグルグルしてて、どうにもこうにも言葉が見つからない。 「えーと、えー、その、つまり……あの、……」 とつぶやいていると、ようやくポツリとコーチからひと言。 「まさやんね、あなたその部下のことを心から信頼してる?」 --え…? その部下からの相談とは、彼と彼の後輩との関係が芳しくない、 というものでした。 会話の中で、彼に対して 「後輩の言うことや実行していることを本当に信頼しているのか?」 と問いかけた自分がいました。 ところが今、マイコーチは、 僕に対してその部下のことを「信頼しているのか?」 と問うてきている。 そうか……。僕が部下を深いところで信頼を置いてないから、 彼も自分の後輩を信頼できない、という連鎖の構図があるんだ。 そんなことに気づかされました。 今日、部下とまた立ち話をしたのですが、 彼のことをとことん信頼しようという気持ちで向き合いました。 さらなるホンネをちょっと語ってくれました。 こういうところから、変化の波が徐々に訪れるんでしょうね。
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んふふっ♪
停電等で気の抜けない生活を余儀なくされている中、 ステキな時間を過ごしていらっしゃいますね。 まさやんさんに、益々磨きがかかるようですね。 頑張って下さい。p(^^)q (2011年03月23日 13時48分22秒)
どんなにお金を持っていても、どんなに偉くなっても、
人を信頼できなければ、幸せを味わうことはできないと思います。 信頼は、人との絆は、心の交流は、幸せの源ですものね。 (2011年03月24日 07時21分54秒)
>ステキな時間を過ごしていらっしゃいますね。
>まさやんさんに、益々磨きがかかるようですね。 ありがとうございます。 今のコーチと契約して本当に良かった、と思います。 すかさずに返ってくる鋭いフィードバックは、 一瞬、ズキッ、ドキッとしますけど、 セッションが終わった以降は、コーチの言葉がホコホコと暖かく胸を温めてくれてるような面持ちがします。(^_^) (2011年03月24日 08時15分03秒)
コメントありがとうございます!(^_^)
>どんなにお金を持っていても、どんなに偉くなっても、 >人を信頼できなければ、幸せを味わうことはできないと思います。 >信頼は、人との絆は、心の交流は、幸せの源ですものね。 おっしゃるとおりですね。 意外と細かいところで心配性な僕は、 その瞬間、どんな感覚を持つことが「信頼している」と言えるのか、 ピンと来ていないときがあります。 まだまだ修行・鍛錬が必要です。 (2011年03月24日 08時17分08秒) |
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