こんぱすコーチの全方位日記

2011/06/15(水)08:15

寿命を延ばすカラクリ

健康・ウォーキングライフ(134)

日本は言わずとしれた高齢社会。 じわりじわりと平均寿命が伸長しています。 そんな中、最近では『アンチエイジング』という言葉が 盛んに言われ出していますね。 身体をいつまでも若々しく保つために、 いかにあるべきか。 運動法や食餌法、 あるいはアンチエイジング用のサプリメントまで 開発されていたりします。 アンチエイジング サプリメント 返金保証 リピーター率&お客様満足度No1を取得!!アンチエイジ... 価格:1,890円(税込、送料込) そんな中、先日『NHKスペシャル』で興味深い特集を放映していました。 最近になってヒトを含む動物の遺伝子に、 何と老化を防いで寿命を延ばすDNAが見つかった、というのです。 『サーチュイン遺伝子』というのがそれ。 ヒトは老化が進むと、シワやシミが増えたり、髪の毛が白くなったり抜けたり、 といったような表面的な変化の他に、 物忘れがひどくなったり、場合によっては認知症になるなど、 多くの老化現象にさいなまれます。 ところがこの『サーチュイン遺伝子』が体内で働き出すと、 約100種類の老化要因を抑えて皮膚や血管、脳などが若々しく保たれることになり、 上で述べた老化現象の表出を遅らせる、 つまり寿命が延びるという効果をもたらすんだそうです。 『サーチュイン遺伝子』の活性化により、 人間の寿命を120歳まで延ばすことも可能だ、としている学者もいるとか。 まるで夢のような話じゃありませんか。 じゃ、その誰もが持っている『サーチュイン遺伝子』。 これのスイッチを入れて働かせるためにはどうすれば良いのか? 実はその方法論は実に簡単なことなんだそうで。 つまり……。 「必要以上に食べない」 ということ。 満腹感以上の食生活だと、 身体中の細胞は安心しきって比較的短命に寿命を迎えます。 死滅した細胞からは身体の各器官をむしばむ毒素が発生し、 これが老化現象を促して、 結果的にヒトの寿命を短くする影響を与えるんだそうです。 逆に「最低限の食生活」を心がけると、 各細胞は常に飢餓状態に置かれます。 そのままでは細胞は死滅してしまうため、 自身の延命のために活性化する働きが出てくる。 この時にスイッチが入るのが『サーチュイン遺伝子』なんだそうです。 『基礎代謝量』というのがあります。 人によって個人差がありますが、 1日何もしなくても細胞が消費するカロリーのこと。 僕の場合、計算してみると1600kcalでした。 ということは、僕の場合で1日のカロリー摂取量を1600kcalに抑えれば、 体内にムダなカロリーが蓄積せず、ダイエットにつながるのですが、 この食生活が細胞に飢餓感を与える効果もあって、 『サーチュイン遺伝子』のスイッチオンにも つながっている可能性があります。 僕の場合、この「必要以上に食べない」方法で ダイエットしたのですが、 そういえば、ごくたまに「若くなりましたね」という フィードバックを受けることがあります。 痩せたからそう見えるんだろう、と思っていましたが、 ひょっとしたら『サーチュイン遺伝子』がスイッチオンになり、 各器官が若返ってくれたのかもしれません。 長寿の人に「長生きの秘訣は?」と尋ねると、 よく「腹八分目の食事」という答えが返ってきますが、 あれは決して感覚的な話ではなく、 生物学的に理にかなった方法なわけですね。 ということで、結論。 「腹八分目の食生活を続けていると、 身体の器官を若々しく保つ『サーチュイン遺伝子』が活性化され、 寿命が延びる」

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