こんぱすコーチの全方位日記

2011/06/28(火)08:26

菅首相をエニアグラム的に分析すると

生き方・モラル(157)

またもややってくれました、菅首相。 新設した原発担当大臣の人事を ほとんど誰にも相談せずに決めたり、 根回しなしで野党から人を引き抜いたり。 しかも退陣を表明しながら、その時期を示さず、 傍目からはなおも勢力拡大を標榜しているように映ります。 市井(しせい)からは、あきれ果てて言葉もない、 という向きが多いでしょうが、 僕的にはここまでくれば最大限の皮肉を込めて 「アッパレ!」というほかありません(苦笑) それにしても、党の執行部にすら根回しせず、 ほぼ独断専行でものごとを決めていく姿勢。 大多数の人は「そんな恐ろしいことできっこない」と思うでしょう。 僕もそう思います。 それをいとも簡単にたやすくやってしまう菅さんは、 だから「信じられない」とか「あきれた」という言葉でもって、 バッシングされるわけですが、 そんな菅さんを見て「肝っ玉が据わっている」という印象も なくはありません。 でも本当に肝っ玉が据わっているのか……? マイブームの『エニアグラム』で分析を試みました。 「人間はおおよそ9つの性格タイプに分類できる」 という理論のエニアグラムで解析すると、 菅首相のタイプは『タイプ8』。 ニックネームは『挑戦する人』です。 このタイプの健全な状態はともかく、 少し不健全度が入るとどういう思考・行動を醸し出すか。 バイブル書から抜き書きしてみると……。 自己充足、財政的自立、充分な資産や資質を持つことが 重要な関心事である。そのため、進取的で、実利的で、 「強固な個人主義者」で、やり手になる。 危険を冒し、働き者で、自分自身の感情面での必要を認めない。 他者を含め、環境を完全に支配し始める。 他者は自分に従ってきていて、自分の努力を支援していると感じていたい。 自分の言葉が法である「ボス」であり、威張っていて、 自慢好きで、力ずくで、大きく振る舞う。 尊大で、自分勝手で、自分の意志や見方を押しつけたい。 他者は自分と同等とは見ないし、敬意をもって他者を遇することもしない。 きわめて闘争的になり、人に強制する。 対決的で、喧嘩っ早く、敵対的な関係を作り出す。 あらゆることが意志を試す場になり、後に引こうとしない。 他者を服従させるために脅しと報復を利用し、 他者の平静さを失わせて、不安にさせておく。 いかがでしょう? 菅首相の人となりを表しているでしょうか。 僕は十中八九とは言わないまでも、けっこう当たってるなぁ、 と思います。 で、ここに書かれてあるマイナス要素は、 その人の肝っ玉の強さを示しているよりも、 むしろ弱さを醸し出しているような気がしてなりません。 小さい犬がとびきり甲高い声で吠えるように、 気の弱い人というのは、身の丈以上に大きく見せ、 他社を圧倒させようとするクセがあります。 この『タイプ8』で不健全度が入った状態が まさにその典型ではないでしょうか。 となると、肝っ玉が据わっているどころか、 玉が見えないくらい小さい、ということになりますf(^ー^; ただ『タイプ8』の人すべてがこんな状態かというと 決してそうではありません。 本来の健全な状態では、本当に肝っ玉が据わってくるんです。 『タイプ8』の本来の健全かつ最高の状態は どういう思考・行動であるかというと……。 自己を抑え、度量が広くなり、情けに富み、我慢強く、 何か高次の権能を持つものに対して自己を委ねることによって 自己を律する。 勇敢で、自らの理想を達成して影響力を永続させるためには、 自ら進んで大きな危険に身をさらす。 真の英雄的行為や歴史的偉業を成し遂げるかもしれない。 いかがでしょう。まるで真逆の部分も多々あります。 同じタイプでも健全な段階なのか不健全な段階なのかで こうも思考や行動が違うんですね。 菅さんが健全なレベルの『タイプ8』であったれば、 多くの国民から信頼を勝ち得ることができるんだと思います。 【送料無料】菅直人の原点を探る 価格:1,260円(税込、送料別)

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