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テーマ:近代化遺産を歩く(146)
カテゴリ:検見川無線送信所
たぶん今年に入って初めてかな?
「検見川送信所を知る会」の会合に参加してきました。 せっかく新検見川まで来たので検見川送信所に挨拶。 ここ1~2年、周辺は不動産デベロッパーによる開発で 戸建て住宅が急速に建ち並びましたが、 検見川送信所自身は何も変わらずそこにたたずんでいました。 送信所は、周辺の再開発で解体されることがこれまでの既定の事実でした。 なので「そこにないもの」という扱いを受けていました。 ところが所有者である千葉市が 事実上「保存利活用」の方向へ大きく方針変更したこともあって、 周辺でもようやく認知されてきた感があります。 それを示すかのように、送信所近傍の住宅販売の折り込み用ちらしを見ると、 なんと「検見川送信所跡地」とランドマーク化されていました。 さて会合では、まず保存利活用の方向性について話し合いが行われ、 昨年の東日本大震災以降、千葉市においても 避難施設の見直しや充実化が検討されている中で、 検見川送信所をいざというときの避難所、 という位置づけを加えることで全会一致しました。 これにより、保存にかかるさまざまなハードルについて 関係機関の協力が得やすくなるメリットがあります。
また、6月の終わりに千葉県建築家協会が千葉市内で開催する展示会に 検見川送信所の保存活動を出展してはどうか、 と建築家協会の先生から提案があり、 とても意義ある話なので2つ返事で引き受けることになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年04月29日 08時21分49秒
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