2013/07/11(木)22:50
『包装紙』理論
埼玉チャプターの定例セミナーで、
1年ぶりにファシリテーターをやることになりました。
テーマは元々決まっており、あとは内容面を詰める段階なのですが、
どうも集客に難ありで、参加申込みが10名を切っているんですね。
それを知ったマイコーチが、セミナーの告知をひと目見て、
「これ、何だかキャッチコピーが大雑把過ぎですね」と。
見る人のハートにググッと迫るモノがない、というのです。
確かに言われてみればそう。
というわけで、今週のマイコーチとのコーチング・セッションでは、
このキャッチコピーを考え直すことをテーマにしました。
--『苦手な相手とうまく付き合う法』なんてのはどう思います?
誰しも、最低1人は苦手な人っているものだと思うんですよ。
このフレーズだと、反応する人も多いのかな? なんて。
コーチ「ああ、良いですね。私なんかも苦手な人ばかりだし(笑)」
ということで、あっさりとキャッチは決まったのですが、
しかしそうなると、全体の構成をもう一度見直す必要がありそうです。
ちょっと面倒だなぁ、と思いつつコーチにそのことを告げると…。
コーチ「ん? 内容を再構築する必要があるんですか?」
--というと?
コーチ「僕なんかは参加者層に応じて少しキャッチコピーを変えたところで、
中身はいじくりませんよ」
--あ、そうなんですか。でもキャッチコピーと内容が
けっこうかけ離れてしまった感があるんですけど…。
コーチ「この程度なら『包装紙』を変えたぐらいですよ
『苦手な相手とうまく付き合う法』という包装紙に包み変えた感じ?
で、包装紙を解くと中身は一緒。それで良いんじゃないですか?」
なるほど。客層に応じた別の『包装紙』で包んだ、という解釈ね。
そういう発想はありませんでした。脱帽。
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